デートの食事代、女性はおごられて当然か?
2009/11/29 22:40 登録: えっちな名無しさん
初デートは、自分が食事代をおごっても良いと考える男性は、少なくないようですが、いつまでも「女性におごり続ける」ことに疑問を持っている人たちはかなりいるようです。
30歳のサラリーマンAさんは、大手通信会社に勤務。「社内では女性の方が発言権が強いと感じることもあります。女性は、感情的になって話してきたりしますし。でも間違えても、セクハラ・パワハラと言われないように、普段から女性とのやりとりには気を使っています。」とのこと。
しかし、そんなAさんは、こうも話します。「男女平等には賛成です。でも、会社では、男と女は対等なのに、プライベートでは、女性だからおごってもらって当然と、使い分けている態度が、正直納得がいかないんです。」一歩会社の外に出ると、なぜ男性が女性におごらなくてはいけないのか、疑問が湧いてきたようです。
それでもAさんが、今でも、女性に食事やデート代をおごり続けている理由について聞いたところ、「自分の会社名を聞かれて、相手の女性に、値踏みされるような感じがするので、自分がケチだと思われたくないという思いもあります。でも根本的には、あまり意味のない見栄です。払う素振りも見せない女性は一体何なんだろう。」と話していました。
■男性が「女性は、おごられるのが当然」と思っていた時代
不況の影響もあり、経済的に切実な状況に追い込まれているのか、実はAさんのような感想を漏らす男性の声を、最近はよく聞くようになりました。
そもそも、「男性がおごり、女性がおごられる」という形式が生まれたのは、なぜでしょうか? それは、これまで女性が圧倒的に経済的な弱者であったからです。1985年、男女雇用均等法が制定されて、翌年1986年4月より正式に導入され、採用、配属、昇進、職業訓練において、「女性であることを理由として、男性と差別的取扱いをしてはならない。」と決められましたが、それ以前では、収入面では、女性と男性では圧倒的な差が存在していました。そんな一昔前、女性におごれないということは、「男の恥」でした。
今、完全に差別はなくなったとは言えませんが、特に若い世代では、男性と女性は、仕事や給与の面では対等になっている場面が多いのではないでしょうか。であれば、今、女性が男性からおごってもらう理由は、何でしょうか?
■女性がおごってもらう理由1:自分磨きにお金がかかっている説
<ご意見>
おごってもらえる女性は、自分を磨くことにお金をつぎ込んでいるはず。男性はそういう美しい女性と時間を過ごすことや連れて歩くことに満たされている。その代金を支払っているんだから、いいじゃないですか?ただし、おごってもらえる価値がなくなったらおしまい。女だって真剣勝負!努力が必須!(37歳女性)
<私の考察>
おごってもらえるか否かで、自分の客観的な価値を試しているので、緊張感と張り合いを持って、男性とのデートに挑む「真剣勝負」という考え方ですね。正直、私自身は、この真剣勝負を40代、50代になっても挑み続けられるか……、全く自信はありません。「美しい女性になるための努力が足りないからだ!」と言われてしまえば、それまでですが、ある時からパタリとおごられなくなった時に、私はそれを現実として受け止められるのか想像すると、恐ろしくなってしまうのです。20代から男性に「割り勘で!」とお願いする方がどうも気が楽だと考えてしまいます。仮に、女性は容姿にお金がかかっているとしても、諸々の「自分磨き」は、デートの相手だけのために投資しているわけではないのでは?
<ご意見>
女性は男性と過ごす時間そのものにお金を払うより、相手を満足させるための自分磨きのために投資するべき。払ってもらうに値する会話や容姿や気配りを提供するべきでは。 男性もお金を出してもらうことよりそういうことを努力してもらった方が一緒に過ごしていて満足できると思う。(22歳女性)
<私の考察>
「払ってもらうに値する会話や容姿や気配りを提供する」発想は、銀座のホステスの心構えのようだと感じてしまいました。デートであれば、男性はお客様ではないので、完全に受身になるわけでもなく、女性と同じようにお洒落に気を使い、楽しい会話や気配りを提供しているのでは? 私は、「おごってもらう金額に値する会話や容姿や気配り」が提供できているか気にして、落ち着いて食事ができなくなりそうです……。結局、「割り勘」志向なのは、「自信」がない気持ちの裏返しなのでしょうか?
■女性がおごられる理由2:男性はプライドを傷つけられる説
<ご意見>
ご馳走していただくということは、やはりそれなりの魅力があり大切にされている証拠でもあり、また男性側にもそれなりの経済力がある方でないでしょうか…なので、逆に女性側がお金を支払うという行為は、男性のプライドを傷つけますよ。有り難く楽しくご馳走になり、きちんと御礼を言えばいいと思います。経済力のない男性は、ご馳走するという考えがもともと無いでしょうし。(37歳女性)
<私の考察>
女性がいかにも「あなたの給料は少ないのね」と言うかのように財布を出されたら、値踏みされたように思い、傷つく男性もいるかもしれませんね。おごってもらう時にも、感謝とマナーは必要ですし、女性が出す場合にも相手への配慮や心配りは必要かもしれません。
■女性がおごられる理由3:割り勘では、恋が盛り上がらない
<ご意見>
割り勘にする男性は恋愛対象外です。彼氏でも割り勘を向こうから口にしたら確実に別れます。おごってもらって初めて男性として見られる。私には奢られる価値があると思っていますし。充分そこにいるだけで男性を楽しませていますから。(36歳女性)
<ご意見>
ビジネスの場では男女平等ですけど、ロマンスの世界に男女平等を持ち込む男性よりも奢ってくれる男性の方が、女性の恋のボルテージは上がります。奢ってくれるのが毎回でなくても。 相手の男性を好きな分、彼が「今日はいいから。」と言ってくれたら、そりゃ〜もう、嬉しさ倍増!(32歳女性)
<私の考察>
盛り上がらないものは仕方ない、発想は実にシンプルです。ここまで自覚があるならば、ふさわしい相手を見つけることに邁進するしかありません。
■不況の中で、変化する女性の意識
バブルの好景気の頃は給与も高く、男性は、会社の経費でデート代も支払うことが黙認されることがあったようです。その時の感覚が抜け切れていないと、女性はおごられることが当然だと思ってしまうのかもしれません。
しかし、今は不況真っただ中。「好きな男性だったら、割り勘にして相手に負担を掛けたくない。」と、割り勘の方が、相手との関係が続くと考えている人や「自分の食べた分は、自分が支払う。男性がお酒を多く飲むならば、その分を支払うべき。」と、現実的に考える女性の声も聞きました。
■どんな態度でデートに臨むか、あなた次第!
さて、デートの食事代について、皆さんはどう考えていますか?最終的には、「男性がデートの食事代をおごり続けることが、当然である」と思っている男女が付き合えば問題はないとも言えます。
ただし、デート代を払うのを当然にしてるような男性でも、本心までそうなのかは分かりません。「おごってもらうのが当たり前という女性は遊ぶにはいいけれど、彼女や嫁にするのは避けてしまう」と使い分ける男性の声も聞くので要確認です!また、男性は、食事が本当の目的ではなく、食事のあとのセックスが目的でおごっていた、なんてこともあるかもしれません。いろいろな暗黙の駆け引きがなされていそうで、とても興味深いです。
皆さん1人1人の考え方やニーズに合った、素敵な恋人とのご縁があることをお祈りいたします。
出典:デートの食事代、女性はおごられて当然か?
リンク:んあわけねぇよww

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