母の勘違い

761 名前：おさかなくわえた名無しさん [sage] 本日のレス 投稿日：05/02/10 (木) 10:14:37 R9KrlX6e
昨日、日本VS北朝鮮のサッカーの試合をテレビで観ようとしたが、
父が風邪で寝込んでいたため、父の寝室に近い居間で大騒ぎして観戦するのはよくないと思い、
2階の自室のテレビでなるべく静かに観ようと、俺と姉は揃って俺の部屋に居た。

試合を見た人なら解ると思うが、スポーツ観戦を静かにおとなしく見守るというのは
スポーツ好きにとってなかなか難しいことで、気を緩めるとすぐに歓声をあげてしまいそうになる。
「あ゛あ゛っ！……っと………………･ぃょっ……そこだ！………ぁ…ぁぁ…バカが……」
「ん！んん！？んんんんんんーーーー！！！！！」（←かろうじて口は閉じてる程度）
そんなわけで、俺も姉も突発的に口から出そうになる叫び声をかみ殺しながら試合を観ていた。

そのうち日本と北朝鮮が１：１になり、なかなかもう一点を取れない状態になったとき、
俺と姉が小声で「…いけそうかな」「……いや、どうだろう…体力のほうがもう……」
「えーっ……困るよこのままじゃぁ…」「でもさ……この態勢のままどうもっていけばいいのか…」
という話をしていたとき、ふと、部屋のドアがゆっくりゆっくり開き始めたのが目に留まった。
なんだ？と思って勢いよくドアを開いてみると、引け腰になった母が泣きそうな顔で立っていた。
「……あんた達なにしてんの…」と言うので「サッカー観てる。あ、うるさかった？」と答えたら
顔を真っ赤にしながら爆笑しつつ涙をにじませながら下へ降りていった。

母が何をどう勘違いしたのか憶測がついたのは今朝になってからだけど
いくらなんでもあんなやりとりでそこまで想像できる母の神経がわからん。
なんかちょっとショックだ。