マイナス×マイナス=
2010/01/06 18:11 登録: 痛(。・_・。)風
学生時代に親の知人に頼まれて家庭教師のバイトしてた。
そこの子は高校生だったが、イジメとかではないけど
友達がおらず、馴染めなくて不登校になっていた。
せめて勉強だけでも遅れないように……という事だったが、
実は私も高校時代に同じ理由で不登校だった。(だから親の知人も私を指名したのかも)
最初は勉強だけしてたけど、そのうち雑談が増えて、
好きな芸能人やらマンガの話ばっかりしてた。
親の知人からは「学校行くように説得して!」と頼まれてたが、
言うとストレスになるかと思って何も言わず、
とりあえず最低限勉強は遅れないように、でもストレスにならないように接してた。
ある日、彼女が急に登校するようになった。
どんな心境の変化なのか聞いたら、
「親や先生は学校に行けとか来いばっかり言ってた。
でも、お姉ちゃん(私の事)は何も言わないから話すの楽だったし、
学校に友達はいないけど、家帰ればお姉ちゃんいるから……と思って
頑張って行ってみた」
なんて言ってくれた。
私も実の妹みたいに可愛がってたから凄い嬉しくて、泣いた。
彼女は出席日数的に留年確実かと思われたが、
頭は悪くない、むしろ良い方で、長期休暇中の補習を受ける事で進級が認められ、
今高三で受験真っ最中。
私は就職で地元を離れ、もう家庭教師はやってないんだが、
私と同じ大学を志望してて、模試の合否判定も悪くない事をメールで聞いて
また泣いてしまった。
自分はといえば職場でも、仕事はともかく相変わらず人間関係で悩んでる。
でも、彼女が受験終わったら会う約束をしてるから、
その時には胸張って会う為に頑張ってる。
出典:喪話
リンク:http://www2.2ch.net/2ch.html
(・∀・): 188 | (・A・): 58
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