寝ぼけた姉貴

去年の年末、姉貴（２３）と俺（１９）が並んで寝転がりながらテレビ見てたとき。
いつの間にか寝ちゃってて、なにやら柔らかい感触を感じてふと目が覚めた。
姉貴が俺に抱きついて寝ていた。
寝息がかかるくらい密着してて、腕に胸が押し付けられてて。
「結構おっぱいデカイな〜」と思いつつ、さてどうしようかと思っていると。
「ん〜○○〜（聞き取れない。多分彼氏の名前）」
寝言かよ……そのうち起きそうな気配を感じたのでとっさに寝たふり。
「えっ！嘘……！やだ……」
とかいいながら慌てて飛び起きる姉貴（の気配）。
しばらくして俺の肩を揺すって、
『ちょっと……起きて」
と声をかけてくる。
「んあ〜」と白々しく寝ぼけたふりをしておいたが。
姉貴は顔を真っ赤にしながら、
「こんなとこで寝てると風邪ひくよー」
といいながらそそくさと自分の部屋へ戻っていった。
決して姉属性ではないが不覚にも萌えた。

出典：＊
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