二度と会えない友達
2010/01/27 02:34 登録: えっちな名無しさん
1 名前:大人になった名無しさん[]投稿日:03/10/20 23:36
転校・ケンカ・自然とフェイドアウトetc…
あんなに仲良かったのに、今更連絡することもない、又は連絡がとれない。
青春時代を分かち合ったそんな友達とのエピソードを聞かせてください。
5 名前:大人になった名無しさん[]投稿日:03/10/20 23:41
卒業したり、結婚したりすると段々音信不通になるよね。
でも離れていても友達だよ。
何か自分も旧友に会いたくなっちゃった
56 名前:大人になった名無しさん[]投稿日:03/11/08 08:52
実家の隣に住んでた幼馴染。
写真だと、生後8ヶ月くらいから一緒にいたみたい。
小中と同じ学校で、この時期の男女の壁もなく
なんだかんだ言って頻繁に一緒に遊んでいて、
高校では一緒にバンドやってたりした間柄。
お互いが東京に出てしばらくは親交もあったけど
次第に疎遠になり、オレとしても【実家に帰った時に会えば】
位の感覚で気にも留めないでいた。
でも、実家に帰れば帰ったで、他の奴等と遊んだり
で会う事もなく、部屋の電気が点いてるのを確認して
【あ、帰ってるな】と確認する程度でした。
そんなこんなで10年が過ぎてオレが地元に戻って来た時
すでに隣の家は空き家で、近所の人や同級生に聞いても
転居先は分からずじまいで、結果として二度と会う事も
話す事も出来なくなってしまいました。
いつでも会えるからイイやという気持ちから、大切な
友達に二度と会うことが出来なくなってしまいました。
90 名前:長文スマソ[sage]投稿日:03/12/08 05:52
中二の時、大阪から転入してきたDくん。
妙に気が合っていろんな話をした。
でもからかわれるのがいやで話をするのは放課後。
場所は屋上にでるドアの前だった。
汚いマットに座って毎日下校時間までいろんな話をした。
夏休みも私の家の前や近くの河原でほぼ毎日話しをした。
兄が”お前ら付き合ってるのか?”って誤解するくらい会ってた。
友達の話や好きな人の話、他愛のない話ばかりだったけど
とても楽しくて大切な時間だった。
3学期になってからDくんはボーッとする事が多かった。
心配だったけど聞かれたくないようだったので何も聞かなかった。
2月のある日、いつものようにマットに座って話をしていたら
Dくんが突然抱きついてきた。
抱きついたまま声を殺して泣いていた。
びっくりしたけどしばらくそのままでいた。
そしてDくんはいきなり立ち上がって
「今日はもう帰るわ、バイバイ」といって階段を下りていってしまった。
そしてDくんは何もいわずに次の日に転校してしまった。
夜逃げ同然でこっちにきて、ここにもいられなくいなって夜逃げした、と
Dくんの近所に住んでいた子が教えてくれた。
あの切ない泣き方は今でも忘れられない。
106 名前:大人になった名無しさん[]投稿日:03/12/26 01:02
大切な親友、一生付き合っていくと思っていた仲間。
でも親友が自分が好きだった人と付き合い初め、
なぜか裏切られた気持ちになってしまって自分から離れていってしまった。
もう5年も前の話だけど、今ではたったそれだけの事で大切な仲間を捨ててしまった事を凄く後悔している。
若かったんだなぁと思う。
又聞きで、その親友はその人と結婚して子供も出来たらしい。
あの仲間は今でも楽しくやってるんかな?
今では浅い人間関係しかなくて、少し寂しい毎日を送ってる。
あんなに深い付き合いができる仲間はもう出てこないかもしれないな。
苦い思い出です。
117 名前:大人になった名無しさん[]投稿日:04/01/04 14:49
なんか急に話さなくなってそのままきまづいままってのが結構あったなあ
146 名前:大人になった名無しさん[sage]投稿日:04/02/20 18:12
俺はどんな友人でも別れるときは「またね」と一言添えるようにしてる。
明日会う予定のあるやつにも、もう2度と会う見込みのないやつも。
「またね」と言ってもらえると嬉しいし、何かどこかで繋がっているような
気がする。
俺がお前らのこと覚えてるんだから、お前らも俺のこときっと覚えているよな?
みんなに会いたいなぁ・・・・。
154 名前:大人になった名無しさん[sage]投稿日:04/03/13 23:02
転校していったK君、頭が抜群に良く発想もユニークだったので
ひとかどの人物になっているだろうとググったら
「K君を悼む」という彼の友人のサイトに突き当たって心底驚いた。
その人にメール出して確認したら、交通事故だって・・・
まだ若いのに何かの特許とかとってて、やっぱり凄い人だった
こういう人から天に召されるって・・・つらい
157 名前:大人になった名無しさん[]投稿日:04/03/19 19:04
>>154
どこかで活躍しているのをネットで知る事が出来ると嬉しいけど、
亡くなってしまった事を知るのは辛いですね。
183 名前:sage[]投稿日:04/05/16 13:33
俺が厨房だったときのこと。
とても仲の良い女の子がいた。
彼女は学校でも評判の可愛い娘だった。
しかし、浮きだった噂も無く純情な娘だった。
彼女は俺と話すとき、いつも笑ってくれていた。
当然のように俺は彼女に惹かれていった。
一緒に映画を観に行ったり、カラオケにも行ったりした。
クラスメイトからはよく『お前ら付き合ってるのか?』
と言われたりしたが、付き合ってはいなかった。
彼女は遊びに行くときだって笑顔が絶えなかった。
俺はそんな彼女のことが本当に好きになった…いや、愛していた。
『恋は下心、愛は真心』という言葉を耳にしたことがあるが、正にその通りだな(笑)
高校も同じトコへ行こうと約束していた俺たちは、いつでもこのままいられると思った。
だが…厨房時代最後の3学期が始まってからだ、彼女の様子がおかしくなったのは。
彼女は学校であまり笑顔を見せないようになった…無論、俺にも。
そんな様子が続いていたから当然俺はとても心配した。
だけど何もできなかった…笑っていない彼女を見るのが辛かった…。
そしてそのまま迎えた2月14日。
彼女は俺を近くの公園へ呼び出し、チョコレートをくれた。
最高に嬉しかったが、何故か彼女は泣いているような気がした。
そのまま言葉も無くすぐに帰ってしまったので確定できなかったが、間違いなかった。
俺はそれよりも彼女からチョコレートを貰えたことに感動し
その日はずっと家でそれを眺めていたんだ…。
………馬鹿だった…。
次の日、学校へ行くと彼女は欠席していた。
先生の口からは絶対に信じたくない言葉が発せられた。
その瞬間、俺は教室から飛び出し、彼女の家へ向かった。
遅かった…彼女は両親の離婚が関係し、転校したんだ。
もうあの日々は二度と経験できないと思うと涙が出てきた。
それから、彼女の友達からこの言葉を聞いた。
『あの娘、あんたのこと好きだったみたい。
いつも楽しそうにあんたのこと話してたよ。』
俺は彼女のあの最高の笑顔を絶対に忘れない…いや、忘れたくない。
185 名前:大人になった名無しさん[]投稿日:04/05/17 18:31
消防の頃6年間同じクラスで、よく隣の席になったTちゃん
よく嬉しそうに漏れにイラストをみせてくれて、そのたびに
「また描いてくね。」と言ってくれた・・・ある日、クラスの
男子に冷やかされ、Tちゃんの絵を破いてしまった・・・
Tちゃんは黙って漏れを見ていた・・・あの後、漏れは家に帰って
何でこんな事をしたんだと後悔した、その後Tちゃんと話す事も
なくなった・・・もう一回、Tちゃんの絵が見たかった・・・
そして、きちんと謝りたい・・・「ごめんね」と・・・
186 名前:大人になった名無しさん[]投稿日:04/05/18 18:52
6年前、上京してからずっと仲良かった友達が身を投げ、自ら命を絶った。
その2日位前にも会って、普通に飲んでダベってたのに、気づかなかった。
遺体は見れなかった。ご両親曰く、バラバラでとてもじゃないけど・・・との事だった。
混乱した。でも、涙が出なかった。
気づいたら、勝手に口が動いて、ご両親に
「あいつの力になってあげられなくて、申し訳ありませんでした」って謝ってた。
友達なのに気づいてやれなかった、何も出来なかったのが悔しかった。
ご両親は、あなたが謝るような事は一切無い、来てくれてありがとう、と言っていた。
でも、やっぱり納得いかなかった。
今年の命日も墓参りに行った。
これからもずっと、毎年必ず会いに行ってやりたい。
191 名前:大人になった名無しさん[sage]投稿日:04/05/23 14:23
10年前高校の頃の友達が死んだ
バイクの事故。そいつの二十歳の誕生日は葬式になった
ドラマ見たいな偶然てあるんだなって思った
それから2〜3年は毎年墓参りに行ってたけど
みんな仕事に就きあまり集まりが悪くなり行かなくなってしまった。
でも、ちょくちょく思い出す、忘れた事はない。
それが供養になってくれればと思う
毎日が忙しくなると優先順位つけて、墓参りもいかなくなる
誰かが声かければ集まるだろうけど、なんか今更感もある
薄情といえば薄情、その程度の友達といえばその程度。
でも、決して忘れたりしない
あの頃はあいつら戯れてるだけで楽しかった、また思い出すよ。
192 名前:大人になった名無しさん[]投稿日:04/05/25 01:26
二度と会えないなんてもう死別したも同じじゃんって昔思ってたけど、
その人がどっかで生きてて笑ってくれてるのと
もうどこにもいなくなっちゃったのでは、全然違うんだなぁ。
今、お前に会いたい。
頼むからもう一度笑ってくれ。
197 名前:大人になった名無しさん[]投稿日:04/06/03 21:50
5年前、仕事で一年間インドネシアのアチェに派遣された。
そこで18歳の青年と仲良くなり、同僚達と一緒に彼が働いてる店によく飯を食べにいった。
彼は母親と6歳年下の妹の3人暮らしで、父親は7年前に国軍との戦闘で戦死してし
まったらしい。夢はでっかい店を建てて母と妹に裕福な生活をさせてやる事だとよく
言っていた。
派遣されて11ヶ月が過ぎた頃、我々のキャンプに彼がやってきた。
仕事が終わって帰ったら母と妹がいなくなっていたらしい。俺は同僚達と共に
周辺地域を朝まで捜索したが結局見つからなかった。
彼のもとに母と妹は二度と帰ってはこなかった。
俺と同僚達は一年が経ったので帰還した。非常に後味が悪い仕事だった。
2年後、我々の依頼人であった人物からメールが届いた。
母と妹を失った青年は、我々が帰還してすぐGAMに入ったらしい。
そして、その青年は父親と同じ運命を辿ってしまった。
235 名前:大人になった名無しさん[sage]投稿日:04/09/15 01:43:52
俺が小学生の頃じいちゃんが入院した。
今じゃもう覚えてないけど事故だかなんだかで…
今じゃもうじいちゃん癌でもう居ない…
ま、そんなことって言っちゃじいちゃんに悪いけどじいちゃんの入院先の部屋は2人部屋で
俺の一個上の奴が骨折だかなんだかでで入院してた。
今じゃもう話たきっかけは忘れたけど話が盛り上がって「友達」になったのは
スーファミのマリオカートだった。タイムがどーの裏技がどーのこーの。
結局、意気投合してじいちゃんのお見舞いよりも「友達」に会うことが楽しみだった。
今思えばかなりアホウなことしたと思う。
病人と一緒になって一般人のペースで「病院内を探検するぞ」とか言って一緒になってはしゃぎ回ったりもした。
ま、当然のことながら看護婦だかに怒鳴られたりしたさ。
でも、なんだかね。
バチがあたったかシランが友達が傷口からなんか症状が悪くなったらしくてね。
親が友達の親に平謝りしたたことと、友達が「また一緒に冒険しような」って辛そうに言ってた場面は今でも覚えてる。
でもって、次にじいちゃんのお見舞いにいったら友達は居なくなってた。
無事退院したのか、部屋が変ったのか、それとも死んじゃったのかその後の行方はわからない。
今じゃもう君の顔はただ、ぼんやりとしか思い出せないよ。
それでも君と遊んだ時間はとても楽しかった。
今、貴方が元気で生きていることを願います………
246 名前:大人になった名無しさん[]投稿日:04/09/18 00:49:45
小学生の頃、一番気が合っててよく遊んだ
父親の都合で海外へ引っ越していったIという友人
越して行ったあとも定期的に一年以上手紙のやり取りしてたんだが、
或る時期から一切戻ってこなくなった。
返事が来なくなったのは丁度その地で
大きな地震が有った頃だったけど、結局そいつが
どうなったのか、ただ書くのが面倒になって返事をよこさなかったのか
解らないままそれっきり・・・・・・・・・・・・・・
一応三年後には戻って来るという話だったけど
Iの家は三年後も四年後も空き家のまま、近所でIを見かける事もなし
あれからもう20年以上経つが、どうしてるやら・・・・・・・・・・
Iの家は何時の間にか売られたらしく、見ず知らずの一家が住んでる。
284 名前:大人になった名無しさん[]投稿日:04/10/06 08:11:25
今にして思えば、友達との思い出って文化祭とか修学旅行とかみたいな特別なイベントの時のことよりも、
まぁ、もちろんそれはそれでいい思い出なんだが、それよりも放課後とかに一緒に馬鹿なことして過ごしたことの方を
懐かしく思うよ・・・。
学校の側にある公園であいつが可愛いだとか、あいつがむかつくとか煙草吸いながらだべってたことが懐かしい。
あのころはそれが日常で、何も考えてなかったけれど純粋ではあったなぁ・・・。
俺は幸運にも友達と別れたり、友達を亡くしたこともなかったけれど、もうあの頃の感覚はもってないよ。
だから、あの頃の友達に会っても、楽しいけれどあの頃とは違う。
そんな意味では、誰もが青春を過ごした奴らとは二度と会えないんじゃないかねぇ・・・。
などと、一晩かけて全レスを読んでマジレスしてみる。
さて、寝るかぁ。おやすみ。
あの頃の放課後の夢でも見れたら俺は運がいい。
299 名前:大人になった名無しさん[]投稿日:04/10/09 03:27:42
大晦日の夜、ふたりで新年を迎えようと、繁華街のイルミネーションの前
で彼と待ち合わせしていたの。新年を祝う花火が上がったのだけれどとう
とう彼は現れなかった。
始業式の日、どうやって彼にあやまらせようかとあれこれ考えながら登校
したわ。でも教室に入ると何か異様な雰囲気。彼の机の上に一輪の花が供
えてあった。どうやら彼は私に会いに来る途中交通事故で死んでしまった
みたい。とても信じられなかった。その夜、同級生の仲間たちと湖でお葬
式をあげたの。
316 名前:大人になった名無しさん[]投稿日:04/11/02 04:25:51
小学校から中学初までモノスゴク仲良かった友達が、中学2年で突然に不良になっ
た。 同じ学年でありながら疎遠になった。 ある時、別の友達の所に遊びに行く
と、その「幼馴染み」がいた。 俺は怖かったが、その後その「幼馴染み」は俺にタバコ
とかを投げつけ、帰ろうとする俺に唾をかけた。
その後、そいつはレベル最下位の工業高校に行くも、退学。 地元の暴力団に入り、
電話番とやらをやってる、というのを風の噂で聞いた。 しかし組織社会に馴染め
ず、暴力団を辞め、逃げた。 その後、殺人+麻薬で懲役10年位。 新聞にも大々
的に載った。 元指定暴力団組員「○元○夫」容疑者。 俺達家族は絶句した。
小学校の時は夕方遅くまで、キャッチボールをしたり、犬に小石を投げてた俺を「虐
めたら可哀想やろ!」と叱ったくれた○夫。 毎朝、俺の家に寄って、登校した小学
校時代。 当時流行った「怪物くん」の絵を描いて、お互い見せ合った小学校時代。
玩具を持ってなかった俺は自分で作っていたが、それをいつも「△君はすごいなぁ。
エジソンみたいや。」と誉めてくれた○夫。 誕生会の時はいつもいた。 うちに
泊まったこともある。 遅くまで起きて、一緒に絵を描いたり、漫才のネタを作った
りしてた。
なぜ、あんなに変わってしまったんだろう? 彼には何が起きたのだろう?
350 名前:大人になった名無しさん[]投稿日:04/12/21 17:42:36
テレビを観ていて気づいたが、もうすぐクリスマスか……。
つい思い出しちまったよ、この話を。
高校一年の冬のことだ。
当時おれは彼女こそいないものの、仲の良い女友達がいた。
放課のチャイムが鳴り、クラスメートのほとんどが部活へ行く。
教室に残るのは決まっておれたちだけだったっけ。
誰もいない放課後の教室で、おれたち二人は、
何気ない話をしたり、アーティストの話をしたり、時には悩みを相談したり…。
どちらかというと勉強は得意な方ではなかったおれが毎日の学校を苦にしていなかったのも
今思い返せば、放課後にあいつと話せる楽しみがあったからなのかも知れない……。
そうこうしているうちに二学期も終盤に差し掛かってきた。
クラスの女子たちはクリスマスの話で盛り上がっている。
おれは、ある男のダチから「悔しいけど今年は一緒に過ごそうか」と言われていた。
カコイイと評判だったそのダチだが、お互いに彼女がいなかった上に
何より男のダチの中で一番気の許すことができるやつだったから、その提案を快く承諾した。
そして迎えたクリスマス。
そのダチと映画を観て、カラオケへ行って…、楽しかった。
おれは電車、ダチは自転車。駅のホームで別れ、おれは電車で家へ向かった。
家から最寄の駅で降りるおれの目に驚くべきものが映った。
そこには冬だというのに汗だらけの例の女友達の姿があった。
驚くおれに、ニコっと笑い「こんばんわ」。
公園にでも行こうと誘われ、おれは戸惑いながらも、彼女と共に公園へ足を向けた。
ベンチに座り込むおれたち二人。何故か気まずく、会話も成立しない。
…と、突然にも彼女が少し小さな箱を渡してきた。プレゼントだという。
渡すなり「急にごめんねー。じゃ、風邪引くなよっ」と笑いながら、公園を去る彼女。
走り去る彼女の背中は、何故か寂しいそうに見えた。
ようやく冷静さを取り戻したおれは心の中で、自分を探し回って汗をかくあいつを浮かべた―。
冬休みが終わり、三学期が始まる。
あれからバイトやらで忙しく、あいつに御礼を言う暇がなかったおれは、今日言おうと思っていた。
遅刻寸前で教室に入ってみると、彼女の姿が見当たらない。
風邪かと心配しながらも自分の机へ向かった。
少しして入ってきた担任の教師から、あまりにも残酷な言葉が発せられた。
親御さんの離婚が関係して、転校したとのことだ…。
おれは呆然と抜け殻のようになり、気づいたら放課のチャイムが鳴っていた。
高校一年の冬が幕を閉じた―。
それ以来、会ったことはない。
もう結婚して幸せに暮らしているのだろうか。
そうなっていたら、と心からそう思う。
でも、届けたかった…。あいつに「ありがとう」を……。
今でもプレゼントはおれの部屋に飾ってある。
そう、あいつと行った東京ディズニーランドで撮った、屈託のない笑顔で映る二人の写真が――。
387 名前:へら[くろかれ@ace.ocn.ne.jp]投稿日:05/03/20 14:01:14
小学校の6年間も一緒クラスだったN子。ケンカなんか毎日ってほどするけど、次の日顔を合わせば仲直りしてた。
その時は嫌いだって言ったり思ったりしても、10分後には謝りたい気持ちでいっぱいだった。
そんなN子は小学校卒業したら北海道へ引っ越すことを卒業式前日に私に言った。
急すぎて、私は怒った。
親友なのに、普通前日に言う!?って、すごく怒った。
あの時のN子はすっごく悲しい顔をしてた。
卒業式当日。私は、まだ怒っていた。
いつものケンカとは違ったからか、私だけが怒っていたからか、素直になれず、、N子と目が合っても避けるばかりだった。
卒業式が終わって、N子が卒業アルバムを持って私のところに来た。
「メッセージちょうだい?」って。
私は断った。
小学生なりのちっさなプライドが今では大きな後悔。
もう、あえなくなるのに・・・。バカだ。
次の日、N子は始発で発った。
あれから8年。
成人式になって、久しぶりに小学校時代の同級生と会った。
懐かしい友達に会う中、N子だけには会えなかった。
「N子は来ないのかな?」
違う友達に聞いてみると、「N子・・・?あんた、聞いてないの?」って。
鳥肌が立った。
嫌な予感がした。
「亡くなったんだよ」
何度後悔しても、悔やみきれない。
自分を殺したくなるほどだった。
引っ越すことを伝えられないN子の気持ちは、今になってわかるのに・・。
謝っていればよかった。
N子にメッセージかいてればよかった。
その日、久しぶりに卒業アルバムを開いた。
N子の顔を見ると、涙は止まらなかった。
閉じようとしたとき、アルバムの最後のページが目に留まった。
私宛にメッセージを書いてあるページだった。
ひとつずつ、また目を通していると、ページの隅っこにN子の名前があった。
心臓が一打ちした。
「 ご め ん ね 。 」
ただそれだけ書かれていて、私はまた大泣きした。
N子、いまさらだけど、本当に大好きだった。
ほんとうに、大好きだったよ。
430 名前:大人になった名無しさん[sage]投稿日:2005/05/14(土) 14:42:04
小学校の時の友人S。
俺もそいつも結構運動神経がよくて、何かと体操系の種目で競ってた。
俺は私立の中学に行き、そいつは地元の中学に行った。俺は勝手に、そいつに負けないように練習した。
次に会うときに、色んな技見せてやろうと思って。そいつの悔しがるか拝みたくてw
それこそ、体操部にいたのかって聞かれるぐらいに色んな事ができるようになった。もうこれで、後は会うだけだと思ってた。
高校に上がった直後、小学校の友達からそいつが死んだと聞かされた。原付で走って遊んで、カーブで曲がりきれずに対向車線に飛び出して、車に跳ねられたらしい。
お通夜には行った。そいつの顔は、昔からあまり変わってなかった。
そいつの顔を撫でながら「何だよ…せっかく見せたいものがあったのに」って思った。
今でも、ちょっとした特技として友達に色んな技を見せる。みんな、すごいって言ってくれる。
だけど、これを本当に見せたかった奴はもういない。みんなにほめられる度に、俺はどこか寂しい気分になる。
まったく…俺が、これをあいつに見せられるようになるのはいつの話やら。
445 名前:大人になった名無しさん[]投稿日:2005/06/15(水) 14:25:57
最近小学校の集合写真をひっぱりだして眺めていたのだが
(小3の時に転校して、その前の学校のもの)
前列にいた色の白い奇麗な顔立ちの子が目に入った
ふとそこから一つの記憶を手繰り寄せた
あまりにも懐かしかったから
もともと少し体の弱い子だったのだが
俺が小3で転校してから数年後の小5の時、
前にいたその学校の運動会に遊びに行ったときのことだ
ふいに友達から例のその子の死をしらされた
夏休みを待たずに肺の病気であっけなく逝ったそうだ
特に仲のいい奴ではなかったのだが
いつもプールサイドや運動場の片隅で寂しそうな目をして
休んでいた光景が脳裏をよぎった
友達が全くいなかったわけではないのだが
みんなにとってとてもデリケートな存在、特に目立つわけではないのだが
いつもみんなどこかしらその子の事を気にかけていた
泣きはしなかったがしばらくはその子の事で頭がいっぱいだった
そんでまた、こうして夏がくるんだなぁと今しみじみ思った
487 名前:大人になった名無しさん[sage]投稿日:2005/08/01(月) 16:36:21
先週、親友が死にました。
小学時代は、俺も彼も裕福とはいえない家庭だったので
ファミコンも家に無く、平日は学童保育所に預けられていた。
鉄ゴマの技を競ったり、模様が剥がれて砂色になった
サッカーボールを蹴ったりして終日あそんでいた。
学校でミニ四駆が流行ったときも、2人とも本体は持ってたけど
カスタムパーツを買うこともできず、
ダンボールで組み立てたコースや滑り台走らせてたっけ。
中学時代、俺はタバコやらカツアゲやらが横行する学校についていけず不登校になった。
新聞配達をしてお金を貰えるようになり、スト2と読書に没頭した。引きこもりだ。
彼はサッカー部で頑張って部長になり、県大会出場までチームを引っ張っていってた。
それでも彼は暇が出来ては遊びに来てくれ、その時だけは俺も外で遊んだ。
高校は、俺は業者テストの偏差値さえあれば単願受験できる私学になんとか合格し
彼はスポーツ推薦で市立に入った。
高校を卒業し、彼は福祉の仕事がしたいとろうあ教育の教員になるべく北海道の大学へ進学した。
しかし在学中に父を亡くし、一人になってしまった母のためにやむなく中退して、彼は戻ってきた。
そして彼は、昼は俺と彼が通っていた学童保育所(児童館になっていたが)で
ほぼボランティアのような給料で働き、夜はガソリンスタンドで遅くまでバイトしていた。
そして夏休みに入ったばかりの先週、学童のキャンプで川に流され、帰らぬ人となりました。
急遽戻ってきた児童たちは全員泣いてました。
半ば呆然とするなか、俺にすごい良くしてくれたおばさんのためにも葬儀の手伝いをする中
俺の母が、1枚のはがきをもってきました。
2005.夏 長瀞にてー
彼がキャンプから俺に宛てた絵はがきだった。
「涼しくてサイコー」
彼が俺にくれた最後のメッセージ
526 名前:大人になった名無しさん[]投稿日:2005/09/19(月) 16:46:55
高校の時大親友だった友達の手紙が出てきた。
高1の時同じクラスになって仲良くなった友達
高2のクラス替えで離ればなれになったけど
よく、休み時間に手紙の交換した。
『○○ちゃんへ
いま、数学のtimeなんだが
さっきまで△△さん宛ての手紙の内容考えとったん
ここにかいとったんやけど 恥ずかしくて消したった…
これから○ー○って呼ぶわー
△△さんに呼び捨てで呼んで欲しいから
○○ちゃんも呼び捨てで呼んでなー
こんど、4人で遊ぶときまでに慣れとかな…』
彼女とは、本当に楽しい想い出がいっぱいある。
バイトを一緒にしたり、キャンプやBBQ、海に行った時、ちょっとしたドラマがあったり
ハロウィンパーティーでバカやって面白おかしく過ごした想い出。いろんな恋の悩みも相談しあった…
冬には、スケートに毎週通った。彼女はインストのお兄さん。私は子供にスケート教えてる優しいお兄さんに恋をした。
二人とも失恋しちゃったね。
高校を卒業して、それぞれ選んだ道を進んで、少しずつ連絡の回数が減っていったけど
それでもうちらは親友だった。
お互い離れていても、彼女が留学したり、会う回数が減っても、いつも気にかけてた
久しぶりに会うと、話して話して話しまくった。
彼女が日本に帰ってきても、ツアコンの仕事に就いたもんだから、休みとか全然合わないし、なかなか会えなかった。
彼女に彼氏ができて3年経って、一緒に暮らすことになったの!ってすごく喜んでた
もちろん私も。
一緒に笑ったり泣いたり、とても大切な親友。
クリスマスイブの昼過ぎ彼女にメールをした。
返事がなかった。
クリスマスの朝、7時に突然電話が鳴った。彼女のお母さんからだった。
「あの子に昨日メールくれてたよね?あの子そのメール読んでないの。昨日のお昼過ぎに死んじゃった…
涙がとまらなかった…
あれから、もうすぐ5年。
大切な親友を助けてあげられなかった。
悩みを聞いてあげられなかった。
それができても力になれたかどうかはわからない。
だけど、もしも、もう一度会えるなら、伝えたい言葉がある
ありがとう。
友達でいてくれて、本当にありがとう。
540 名前:大人になった名無しさん[sage]投稿日:2005/10/11(火) 05:28:02
小四のクラス替えで初めて出会ったN。
すぐに仲良くなり、いつも一緒に遊んでいた。
クラスでも俺とNが中心となって、色んな行事や遊びを企画したりもしていた。
Nの家はお世辞にも裕福とは言えなかった。
ある日、Nが嬉しそうに、「新しいゲーム買ったから遊びに来いよ」と言った。
Nの家でレインボーアイランドというゲームを暗くなるまでやっていた。
それまでNの家で遊んだことは無かったので、Nの凄く嬉しそうな顔が思い出される。
中学になり、クラスは別々になってしまったが、同じ部活に入りNとの縁は切れなかった。
しかし、だんだんとNはグレ始めた。
悪い連中とつるむようになり、なんとなく近寄りがたくなってしまった。
そしてとうとう、些細なことで大喧嘩をしてしまい、それっきり口を利くことは無くなった。
あれから15年くらい経つが、今でもレインボーアイランドを時々やる。
どことなく哀愁漂う曲を聴く度に、切なくなってしまう俺がいる。
571 名前:大人になった名無しさん[sage]投稿日:2005/12/23(金) 21:50:56
高1の時の友達。
突然ある日なんの相談もなく、学校辞めてしまった。
それでもメールはちょこちょことやっていた。
そんなある日、久しぶりにメールを送ったら「エラーです」・・・え?まさかと再度送ってみるが、夢じゃなかった。
唯一の繋がりがメールだったのに、悲しかった。
本当は友達じゃなかったのかなって。
もう連絡できないけど元気でいることを願うよ・・・。
長文すいません(´・ω・`)
620 名前:大人になった名無しさん[sage]投稿日:2006/03/23(木) 16:49:41
ついこの前中学で仲良かった友達が急性の血液の病気で死にました。
可愛くて細くて性格が本当に良くて、お世辞じゃなく本当に誰からも嫌われていませんでした。
中学の卒業式からまだ1年しか経っていません。
お通夜にもお葬式にも出たけれど、未だに信じられません。
とある芸能人の事が大好きで「将来絶対結婚するの!」って本気で言ってました。
男子から人気あって選びたい放題なはずなのに。
私達はお互いに「結婚式呼ぶからね!絶対」って笑って約束してました。
それなのにこんな形で約束が破られるなんて。
一度も約束破ったことがない子だったのに。
今日その子が夢に出てきたんです。
何も無かったみたいに現れて私も何も無かったみたいに話してました。
けど、私達以外の友達は「なんで!?どうして居るの!?」って泣いてるんです。
最後に私がその子が死んだことに気づいたらその子はすーって消えてって
「ありがとう。本当にごめんね,ごめんね」って言い残しました。
その夢見てまた涙が止まらなくなっちゃって今日ここに来ました。
長文スマソ
722 名前:大人になった名無しさん[]投稿日:2006/08/04(金) 19:15:06
4歳の頃母が妊娠した。
その検査をするために、市内で一番大きい病院に行った。
母と2人で行ったため、俺は検査の間一人で待っていなくてはならなかった。
適当にその辺をうろついていると、俺と同じように暇している俺ぐらいの男の子を見つけた。
俺は声をかけた。話を聞けば、なんと彼は偶然にも俺と同じ名前だった。しかも誕生日も
一日違いだった。さらに話をするとあっちも俺と似たような境遇らしい。よっしゃ、遊ぶか。という事になり病院内で遊びまくった。
それから何時間起ったか覚えていない。ただ綺麗な夕日が照っていた事を俺は鮮明に覚えている。
検査を終えた母が迎えにきた。「○○(←俺)帰るわよ」
俺は彼ともうちょっと遊んでいたかったので駄々をこねた。「○○君ともうちょっと遊ぶ〜」
「ん〜○○君ってだれ?」彼は居なかった。
帰りの車の中、俺は彼の事を一生懸命母に伝えた。
しかし、母は笑っているばかりだった。
このスレを見て、彼の事を思い起こした時、俺はこう思った。
彼は神様がくれた一日限りの友達なんじゃないかってね
910 名前:大人になった名無しさん[sage]投稿日:2006/09/16(土) 09:02:39
なあ、どうして死んじゃったんだよ?
ガキの頃から一緒でさ、本当毎日毎日会わない日は無いってぐらいの親友だったよな?俺達。
厨房の頃二人で学校サボって見つかった時も、何も言わなかった俺なんかのことを庇ってくれて、自分が主犯者扱いされてたよな。
なんでお前みたいないい奴が俺みたいな人間の屑みたいな卑怯者と友人でいてくれてるのか,成長するにつれて謎だった。
俺は理科が苦手で、分からない所を良くお前に教えてもらってた。でもお前の苦手な数学をお前が俺に聞きに来ても俺はいっつも教えなかった。
23過ぎてまだ家事手伝いやってる俺のことを心配して,自分と同じ会社に入るよう進めてくれた。
そしていよいよお前と同じ会社で働ける!って思ったら、あっさり交通事故で死んじゃうなんてさ・・・・・・
会いたい、すごく会いたいよ。会って言いたい,俺がお前に一回もいえなかった言葉を。
神様、ひどいよ貴方。殺すなら俺を殺して欲しかった。いつか返そうなんて思ってた恩を、もう返せなくなっちゃったじゃないか。
なんで貴方は死んでもいい人間を殺さず、死んじゃいけない人間を殺すの?
お願いだ、夢の中でもいい、一回だけあいつに会わせてくれ。
そして言わせてくれよ・・・・・・・・・・
「ありがとう」
出典:二度と会えない友達
リンク:http://bubble6.2ch.net/test/read.cgi/sepia/1066660584/

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