「バレンタインデーKISS」

14日は女の子にとって、自分をアピールする勝負の日

…というのは、せめて高校生、はたまた大学や専門学校時代止まり。

社会人になると、社内ではそれがあたかも恒例行事のように
女性が男性全員に配布するような(いわゆる義理チョコ)。

おまけに、バレンタインデーはチョコを売りたいからという
某企業の戦略として、作られた日という情報で更に台無し。

告白どころかムードすらない…そんなイメージの2月14日。

この時期になると思い出す…

あの時の、忘れられないバレンタインデーを。

すごくドキドキして、でも思い出すと恥ずかしくて(照)


社会人になって3年目の年…21歳だった私 香織は
日々の雑務を淡々とこなす、普通のＯＬ。
そんな刺激のない生活に飽き飽きしていたのですが
ネットの中だけは香織を癒してくれた。

その中で知り合った3つ年上の男性とＰＣを通じて
しょっちゅうメールをするようになった。
正月が過ぎ、1月も終わりに近づいてきた頃、
ちょうど話題がバレンタインデーの話になり
冒頭にも上げたようなそんな会話をしながら…いつしか
話題は、変な方向に。

バレンタイン＝チョコをあげるという定番じゃなくて
もっとお互いが楽しめるようなものはないか。

考えもしなかった事だったけど

妄想が妄想を生み、やがてやってみた〜いという願望へと変わる。

-----結構、私って変態なんだと認識し始めたのはこの頃からかな？-----

男女の中でコミュニケーションがとれてきて仲良くなると
決まって、下ネタの話題になるのはなぜだろうか…
しかもネタが尽きない。

一番盛り上がったのは、チョコレートを体にかけてプレイすること☆
ただ、それはべたべたするし、香織的にもＮＧ。
だけど、世の中便利なもので、チョコレート風味のコンドームやローション
ってのがあり、雰囲気というか(匂い！？)を楽しむのだろう…

そんなわけで(どういうわけで？)
彼と会うことになり(イキナリ？？)
お互いの利害というか、タイミングというか、何かそうなっちゃいました♪

ソレがありうるのが、ネットの世界。(勝手にまとめちゃいました♪)

顔もそれぞれの性格も知り合っている私たちにとって
会う事になんら抵抗もなく、自然に待ち合わせ場所で出会い
それから、ホテルへ☆
ネット族だけあって、ローションとかの道具類はネットで購入(笑)

シャワーをそれぞれ浴びて、ガウンに着替え
お互いにベッドで「今日はよろしくお願いします♪」と一礼。
なんか、その感じに(爆)笑。

肌を寄せ合い、KISSを。ん〜相性はいいかも♪

ガウンの上から、彼の愛撫がはじまり。次第に気持ちが高まっていくと
彼は、ガウンをそっと脱がしベッドに出していた例のローションをあけ
香織の体全体に…

ほのかに、チョコレートの匂いがし、今日のこの時間が
「バレンタイン企画」なのを思い出す。

ＳＥＸは久しぶりだった。私は何度もイキ、至福の時を過ごした。
体の相性もよくて、バレンタインデーの中で1番のプレゼントとなったような
そんな気がした。
彼に優しいKISSをせがみ、しばらくの休息を…。


こうして、いわゆる「バレンタインプレイ」が終わり
彼は、その後仕事の都合で地方へ。
メッセはたまにしあうものの、だんだんやり取りが減っていき、
そして自然に会う事もなくなった…。



これが、私のバレンタイン。
あのときに新たな感覚に目覚めてからというもの

今日もまたネットで新しい刺激を求め、さまよっている香織でした☆





出典：バレンタインプレイ
リンク：http://tens0.net?clover