シサナハソシ、、イヌ
2010/04/03 02:46 登録: えっちな名無しさん
俺の嫁は物凄く嫉妬深い。
付き合いで遅くなったり、女のいる店で飲んで香水の匂いをさせて帰ると途端に不機嫌になる。
彼女との出会いは、俺が良く行く店のバイトの娘で
定期的に違う女を連れてくる俺を見て密かに心を痛めていたらしい。
※確かに当時の俺はあまり褒められた女遊びをしていなかった。
彼女の知る何人目かの女と別れた時に俺から口説いて交際が始まった。
彼女からの条件は只一つ「浮気をしない事」
年下の彼女を騙す事は簡単だったかも知れない。
事実、チャンスはゼロでは無かった。
でも、一線を越えたら何か大切な物を失ってしまう様な気がして俺は忠実にその約束を守った。
そして、半年間の清い交際の末、月の綺麗な夜に二人は結ばれた。彼女は処女だった。
「○○がもし他の女と一緒にいると思うと切なくて心が張り裂けそうになるの」
交際開始から5年近く経ち、子供も生まれた今でもそんな事を言うなんて
普通だったら「信じてないのか?」と怒る所かもしれない。
でも、俺は嫁のそんな姿を見て、愛されている事を強く実感する。
「浮気してたら直ぐにこんなにはならないだろ?」と硬くなった
下半身を押し付けて唇を重ね愛し合う。
嫁の頬が紅色に染まり二人の体温が同じになった頃
そっと耳元で「心配させてごめんね。」と呟く。
「うん」と頷き、潤んだ瞳で見つめ返す嫁。
心が通じる瞬間だ。
俺は一生浮気なんてしない。
月並みな表現だけど、生まれ変わっても君と結婚したい。
そして人生で最初に出会った女性が君ならば、俺は一生、君の体しか知らなくても本望だ。
君が俺に全てを捧げてくれた様に。
出典:嫁
リンク:アイシテル
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