傘が落ちていた

混乱してるけど昨夜つーか今日の午前３時ごろ、２４時間スーパーに夜食買いに行った帰りのこと。

あったかかったので散歩がてらに歩いていったんだけど、ちょっと広めの歩道があってそこに開いた傘が２本落ちていた。

道路にゴミを捨てちゃいかんよと思いながらもスルーして通り過ぎようとしたら、傘が動いたような気がした。

視線向けたら傘と傘の間に人間らしき生き物がいた。

大丈夫かな路上生活者かなあったかいから大丈夫だろと思いながら視線を外そうとしたら、開いた傘と傘の間から顔が覗いた。

しわしわで白髪の男か女かわからんけどでかい黒目が凝視していた。

なんか気味悪かったので速足で行こうとしたらガリッ！って音がした。

１２０センチくらいの猫背の生き物が手にマグロをひっかける鉤みたいなの持って立ってた。

愛想笑いして行こうとしたら無言で近づいてきたので思いっきり走った。

国体に３回出て１万メートルで入賞経験もあるし、箱根のメンバー入りしたこともあった。

５分くらいして背後チラ見したら１０メートルくらいのとこにいて気持ち悪い笑みを浮かべていた。

全身に鳥肌たって思いっきり走って気づいたらアパートの部屋の玄関で座りこんでた。

何だったんだと思ったけど、一応、朝になって警察に連絡しようと思い近所の交番へ出かけようと外でて、鍵をかけようとしたら、ドア一面に深い傷が何十本も刻まれていた。

これ、あのいきもんに家知られてるってこと？警察はパトロール強化してくれるつってるけど、自衛の手段用意しとくべきなのか？

怖いからとりあえずソープ行ってから防犯グッズ買いにいってくる。

出典：シャツの
リンク：背中のとこもギザギザに破れてた