職場にカッパのくせに態度がでかい定年間際の上司がいるんですよ。

職場にカッパのくせに態度がでかい定年間際の上司がいるんですよ。
元の職場が事業廃止され、配置転換で畑違いの部署に流れてきてロクに仕事もできないくせに、年下の部下には
「おい、○○！」
みたいな態度で。ふつう職能資格が上でも配置転換、転籍等で素人同然ならもうすこし謙虚になりそうなものですが。なんで皆から嫌われてます。

容姿は、まん丸な頭頂部の皿。どこから見てもカッパ。あだ名もずばり「カッパ」
天気のいい日は
「皿がかわいちゃうんじゃねぇか？」
雨の日は
「今日は雨だから機嫌がいいな（皿が潤うから）」
などど陰口たたかれまくり。

それでも上司（一般的に言う課長クラスの権限。部下数４０名前後）だから、あからさまに反抗はできません。

そんなある日連休を利用して、同じ職場の面々でＢＢＱをしようということになり、調理や食べるほうを手伝う家族同伴で６０〜７０人集まったのですが。

３０代のエンジニア、Ｋ氏がお嬢さんズ（小４、小１）を引率したことから悲劇は起こったのです。

小１の「もえちゃん（仮名）」がくだんのカッパを指差し

「パパー、こんなところにカッパがいるよ〜」

凍りつくような一瞬の沈黙の後、皆大爆笑。ｗｗｗｗｗｗｗｗ　だって無邪気な子供の発言だし。

すでにかなり発泡酒の入っていた同僚らは、

「もえちゃん、カッパさんは頭のお皿が乾くと死んでしまうんだよ。」
「はい、このお水をカッパさんにあげようね。」

とたきつけ、すなおなもえちゃん（仮名）は

「カッパさん、お皿が乾くといけないからお水あげる！」

とたたみかけてくれたわけです。

正直なところ、こんなに痛快な経験ははじめて。


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