ごっくん初体験　-final-

風呂場でオナニーした挙句、自分に顔射している姿を妻に見られた。
正直死にたい・・・。と思いながら一夜明け、いつも通り仕事中。

「今日早く帰れる？話があるんだけど。」というメールが妻から届いた。

取り敢えず俺は「今はまだ分からないけど、できるだけ早く帰るよ。」と返信。

その日は遅くなってしまい、仕事を終え、家路に着くとPM11：30。
家の電気は全て消えていた。
面倒な事を後回しにしてしまうタイプのダメ人間な俺は、少しホッとしていた。
リビングに行き、電気を付けた。

ふとテーブルの上を見ると、手紙が1通。妻から俺へだ。
昨夜の事だろう・・・。と予想しながら読み始めた。



「遅くまでお仕事お疲れ様。疲れているのにゴメンね。

　昨夜のお風呂場での件なんだけど、勝手に開けてゴメンナサイ。

　覚えてない振りして無かった事にしようと思ったんだけど、できませんでした。

　パパが嫌な気持ちになってるんじゃないかと思うと申し訳なくって・・・。

　私は気にしてないからね！パパは気になるかもしれないけど・・・。

　私はパパを愛してるから、何だって受け入れられるよ！

　だから私の前ではいつも素のままのパパでいてね！！

　昨日の話はこれで終了。この手紙は読んだら捨ててください。

　明日からはいつも通りの二人でいようね！！　　　　　　　　　　　」


何だか泣けてきた。

もしかして俺は結構良い奥さんと結婚したのかも・・・。と思った。



翌朝、朝食の良い香りで目が覚めた。
布団から出て、リビングに向かう。
今日は元気よく「おはよう！」と言おうと決めていた。

リビングに着き、「おはよう！！」と言おうとしたその時、
そこには裸にエプロンを着た妻の姿が。



そして妻が俺を見て、照れくさそうに一言、

「おはよう！これでお互い様だね。」





　
　

出典：深まる愛 　〜ごっくんmyself〜
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