友人から聞いた話

2010/06/17 20:38 登録: えっちな名無しさん

では、俺も怖い話を一つ


前半は少し、省略

「だからさ、女だったら何でも良かったんだよ。とにかくあの時はどうしてもセックスしたくてさ……」
「それで、その女をナンパしたわけ?」
「あぁ、池袋の街でたまたま声をかけたら引っ掛かってさ」
「どんな女だったの?」
「まぁ、見た目はかなり地味だったな。化粧っ気が全くなくてさ。着てた服もスーパーの安物ってな感じだったし」
「ブスだったんだ」
「いや、そんなブスじゃないんだよ。顔立ちは整っていたので、きちんと化粧してお洒落すれば、それなりにいい女だなと思ったし……痩せ過ぎな位にスリムだったし……」
「お前、痩せた女が好きだもんな」
「あぁ、デブは絶対に無理だけど、あの女はとりあえず俺のストライクゾーンには入っていたんだよ」
「それで?」
「それでさ、最初はどこか近くのラブホにでも行こうかと思っていたんだけど、その女が『私のアパートが近い』って言うからさ。俺も、ラブホ代が浮くからさ、その女のアパートに行く事にしたんだよ」
「それで、その女の家に行ったんだ」
「あぁ。それがさ、木造二階建ての超オンボロアパートでさ。まさに昭和に遺物ってな感じのまさにレトロな建物だったのさ」
「うひゃ、若い女がそんなボロい所に住んでるんだ」
「二階に上る階段なんて錆だらけだし、廊下だって歩く度にギシギシと音を立てるしさ」
「ありえねぇ〜」
「部屋のドアもさ、開けるとギシギシと軋むんだよ」
「ひでぇ〜な」
「部屋はさ、六畳間と台所だけの小さな部屋でさ、女の部屋なのに家財道具は殆ど何も無くて殺風景なのよ。まだ夕方で外は明るかったんだけど、アパートのすぐ前はビルでさ、陽がほとんど差し込まないから部屋の中は薄暗くてさ。それにジトって部屋の中が湿っていて、カビ臭いんだよな」
「げぇ〜、最悪だな、その部屋」
「『入って』って言われて、仕方なく部屋の中に入ったらさ。部屋の床もギシギシ音がするしさ、畳もなんか濡れてるみたいでさ」
「うひゃぁ〜、薄気味悪いなぁ」
「それで、女が『お茶でも』って台所でお湯を沸かし始めたんだけどさ。部屋の暗さに眼が慣れて来たらさ、無数の見た事もない羽の生えた虫が部屋の中をグルグルと飛び回ってるんだよ」
「虫がか?」
「俺がさ、何この虫って訊いたら、『御免ね。殺虫剤でも死なないの、こいつら』って、お湯を急須に注ぎながら平然と女が答えでさ」
「虫、平気なんだ」
「平気もなにも、飛ぶ虫なんてまだ可愛いもんでさ、天井の隅には蜘蛛の巣が張ってるしさ、ゴキなんかいくらでもいそうだしさ」
「うげぇ」
「トイレを借りたんだよ。風呂と一緒になってるんだけどさ。小便をしてたら、トイレのタイルの所をゲジゲジがモゾモゾと這ってやがるの」
「マジかよ、最悪だな」
「でもさ、ここまで来たら虫くらいで引き返すワケにも行かないじゃん。なんせ俺はエッチしたくて、たまらなかったワケだし」
「そりゃそうだ」
「それで、お茶を飲んで、まぁ、エッチでもしようかって雰囲気になってさ。女もそのつもりで俺を部屋に入れたワケだしさ」
「おぉ、いいねいいね、このエロ男爵」
「女が服を脱いでさ、安っぽいブラとパンツを、俺が脱がしてやってさ。胸は控え目のBカップなんだけど、肌の色が透ける様な白でさ、思ってた以上に色っぽかったなぁ」
「憎いねぇ〜ぇ、このスケこまし」
「それで、女とキスをしたんだけどさ、女の舌がニュルって別な生き物みたいな感じでさ」
「なんか気持ち良さそうだな」
「気持ち良いっていうか、気味悪いよ。俺の口の中で、生温かい物が蠢いてるんだぜ。それに、女の息が生臭くてさ」
「そ、そうか……臭いのはいやだな」
「それでさ、キスは止めて、クンニする事にしたのさ」
「お前、クンニが大好きだもんな」
「それがさ、あそこからはドロドロした愛液が溢れ出していてさ……」
「かなり感じやすいタイプなんだ」
「生臭いの」
「あそこが?」
「そう、あそこが……腐った魚みたいな臭いなんだよ」
「そりゃ、かなりキツイな」
「だろ、さすがの俺でもありゃ無理だわ。なのでクンニは諦めて、ハメちゃう事にしてのさ」
「おう、ついにハメちゃったわけね」
「それがさ……スゲー気持ち良いんだよ。あそこがさ」
「マジかよ」
「本当に最高の締まりでさ……入口から奥まで、何重にも締め付けられている感じなんだよ」
「いわゆるミミズ千匹って奴かよ?」
「あぁ、そう、それ。ミミズ千匹なんだよ。あんなの俺も初めてでさ。最高なんだよ」
「気持ち良さそうだなぁ」
「女の反応も最高でさ、俺が突く度に激しく悶えてさ」
「いいねぇ、いいねぇ」
「それで、女が抱きついてキスしてきてさ。生臭かったけど、俺も興奮していてさ、そんなに気にならなくなっててさ」
「うひゃぁ〜、羨ましいなぁ」
「もうお互いのベロとベロを絡み合わせてさ。口の中をニュルニュルした女のベロが動き回っててさ。興奮度、最高潮って時に……」
「時に?」
「気づいたのさ」
「何を?」
「俺の口の中で動き回っているのが、女のベロじゃないって……」
「ベロじゃないって、それじゃ何だったの?」
「…………なめくじ」
「はぁぁぁ? なめくじ? ありえねぇぇぇぇ」
「慌てて吐き出したらさ、口の中からデカいナメクジが三匹も……」
「うげぇぇぇ、気持ち悪ぅぅぅ」
「女を見ると、女の口の中から何匹ものなめくじが出て来てるんだよ」
「ぎゃぁぁぁ、何それ?」
「それでふと布団の回りを見ると、畳の上に無数の虫が、俺達を取り囲むように蠢いてるんだ……」
「虫って?」
「ムカデ、ヤスデ、ゲジゲジ、クモ、ゴキブリ、ミミズ、ナメクジ……それ以外にも何か見た事もない気持ち悪い虫が無数にいるんだよ」
「うぎゃぁぁぁぁ!! 何それ、やめてくれぇぇぇ」
「俺は慌てて、女を跳ね除けて起き上がろうとしたんだ……でも、なかなか抜けなくて……」
「あれがか?」
「そう、あれが。すると、俺の焦った顔を見て、女がケラケラケラと薄気味悪い笑い声をあげてさ……」
「俺はもう何が何だか判らなくなって、無理やり引き抜いて……ズボンを抱えて、女の部屋から逃げ出したんだ」
「マジかよ? お前、俺をからかってるんじゃないの? そんなの作り話だろ?」
「嘘じゃないよ。ほら見てみな」






そう言ってズボンを下げたそいつのペニスは、半分から上が溶けたように無くなっていた

出典:2ちゃん
リンク:2ちゃん

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