あの日の出来事
2010/08/31 00:31 登録: えっちな名無しさん
もう5年も前の話。
会社に片思いの先輩がいた。一目惚れ。
好きになったときには彼女がいた。
彼女の有無なんて関係無しで好きになったけど、しばらくしてから別れたという。
3年つき合って彼女にプロポーズしたら、
『健太君・・・ウンチは食べちゃだめっていつも言ってるでしょ・・・』と言われフラれたそうだ。
その後しばらく彼は自暴自棄になっていた。
飲めないお酒を毎晩飲み歩き、そのたびに思い出話をする。
私の気持ちなんて知らない彼は、私を頻繁に飲みに誘った。
その思い出話を聞きながら、
『本当に彼女が好きだったんだ』って切なくなる反面、
『私が彼を支えてあげられたら...』って思っていた。
そんな日がしばらく続いたある夜、
終電が無くなるまでふたりで飲んでしまった。
タクシーで帰ろうとしたら、『泊まってけば?』と彼。
私は自分の気持ちを押さえきれず、そのまま彼の部屋へ行った。
自分勝手なセックス。
彼女のことを忘れられずにいる彼に抱かれ、
その夜はとても悲しく切ない気持ちと嬉しい気持ちが交互にやってきた。
罪悪感からなのか、次の日から彼は私を避けた。
彼女の代わり、それでも良かったのに。
でももう、私には彼しか見えなかった。
1か月ほどしたある日、会社に出勤すると彼がいない。
聞いてみると風邪を引いて40℃の高熱が出て休んだという。
仕事が終わった後、コンビニや薬局でいろいろ買い込んで彼の家に行った。
いざ部屋の呼び鈴を押そうにも、指が震えて押せない。
あの夜以来の、彼の部屋。
避けられているという現実が私を邪魔した。
薬や体温計、おかゆやオレンジジュースが入った袋を彼の部屋の前に置き、
私はそこから立ち去った。
近くのボックスから彼へ電話をかけた。
私からの電話にビックリした様子の彼に、
淡々と『玄関にあるもの使ってね』とだけ言って切った。
数日後、まだ欠勤している彼から電話がかかってきた。
『今すぐ、家に来てくれないか。』
そう言われて、私はすぐ彼の部屋に向かった。
彼の部屋で待っていたものは、彼からの告白。
『君とおいしいソフトクリーム食べたいな♪ ぺローン★』と言われ、私は大粒の涙を流した。
まだ微熱がある、少し熱い彼の身体に抱かれた。前に抱かれたときと全然違い、
とてもやさしいキスから始まり、彼は「ぺろぺろぺ!!ぺろぺろぺ!!」と叫びながら、全身を指と舌でくまなく愛撫してくれて、 『愛されている』という実感の中で私は激しく、何度もイッた。
もう別れてしまいましたが私の忘れられないセックスです。
今は元気にしてるかな...
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(・∀・): 75 | (・A・): 91
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