看護助手をしていたときの話
2010/08/31 23:26 登録: えっちな名無しさん
もうかれこれ20年近く前のことですが、私は高校を卒業後の一時期、とある総合病院で看護助手をしていました。
そのときの体験です。
その病院には産婦人科の一部門として子供に起こる婦人科の病気を専門に診る小児婦人科があり、その道の権威で専門書も書いている先生がいたため、婦人科にかかる必要のある女の子が他県からもそこに集まってきていました。
そこでの私の仕事は婦人科にはつきもののあの内診の介助でした。
そこでの内診は砕石位または胸膝位という体位で行われ、砕石位(ベッドに横になって脚を開き、両足の太ももがお腹に着くぐらい曲げてカエルのような格好をする、おなじみの悪名高き羞恥度No.1の体位)の場合は脚を開いているところが子供からは見えないようさえぎるようなポジションを取って、先生と向き合う格好で子供の両足をしっかりと曲げて抱え込んで、処置の間局部が動かないようにすること、そして胸膝位(ベットにうつぶせになって胸は着けたまま膝を立て、脚を軽く開いてお尻を突き出す体位)では背中とお尻を上から軽く抑えるのがもっぱらの仕事でした。
女の子の内診はそこでの診療の上での最大の難所でした。
乳幼児(小学校入学前)の子の場合はとにかく不安と恐怖心とで泣き叫んだり暴れたりするので、なだめすかしながら半ば強引に開脚姿勢で固定していました。
とはいえあまりむりやり押さえつけるわけにもいかないので暴れている場合はなだめすかしをやらなければならず、付き添いのお母さんと一緒にさんざん苦労しました。
そして小中学生の子は年齢が上がるほど猛烈に恥ずかしがってなかなか内診に応じない、というのが常でした。
特に10〜12歳ぐらいの子の恥ずかしがり方は本当にものすごく、素直にすっと指示に従う子供はほとんどいませんでした。
下着を脱ぐのに抵抗を少なくするため、予約時にスカートで来るように伝えるようになっていたのですが、それでもスカートの中の下着に手をかけるもののどうしても下ろすことができず、手足や顔を真っ赤にしていつまでもたたずむ子、下着はなんとか脱いだものの、スカートを上から押さえる手をどうしてもどけることができなかったり、ぴったりと閉じた足をなかなか開くことができないというような光景は日常茶飯事でした。
内診では子供に決して無理強いをしないというのが先生の方針だったので、初診で来た日にはひたすら説得するのみで、次回来たときになんとかいやいやながらも応じてくれるというのが当たり前でした。
どうしても自分では脱ぐことができず、私が脱がせて あげたこともありました。
させられる体位や、診られる場所を考えれば、そういうことが一番恥ずかしい 時期でしかも恥ずかしい部分が普通の人と違うらしいという不安を抱えてやっ てくるのですから強烈な抵抗感があって当然です。
しかもある程度覚悟を決め て婦人科を受診する大人と違って、子供は心の準備もなくいきなり想像したこ ともないような恥ずかしい目に遭わされるわけで、今では羞恥大好きの私でも 同じ立場だったら大ショックだろうと思います。
さらに、入院となれば主治医 には若い研修医(当時は産婦人科でもまだまだ女性医師は少数派でした)がな るということで、先輩医師の指導のもと定期的な診察を研修医が行うのです が、若くて、しかもなまじ入院生活で互いを見知ってしまった男性に内診され るとなると、その子にとっては恥ずかしさが割増になって再現されるというか わいそうな事態に陥ります。
こうなると再び内診拒否に逆戻りしてしまい、研 修医は苦労することになります。
しかも、修行の一環なのか、研修医がひとり でがんばって再び子供を説得して内診に応じさせなければならないという風習 があり、一番診られたくなくて拒絶している相手に延々と説得され、結局応じ ざるをえない場面を見ると本当にその子が気の毒でした。
その病院での初仕事の日、仕事内容の説明がてら入院している子の内診をみせて もらったのですが、私は内診で大事なところがあんなに奥までばっちり見えて しまうとは知らなかったので本当に驚きました。
このことを知ってしまったこ とで、後の私自身の内診初体験は強烈な羞恥心との戦いとなりました。
私が羞 恥の快感に目覚めてしまったのにはこの看護助手の仕事での経験が大きいこと は間違いありません。
受診する子供の中には、性器がいつまでも成熟しないままでかつ完全に無毛、 つまり赤ん坊のままサイズだけ大きくなったような状態になる病気があり、中 学生や高校生になってさすがにおかしいということで受診するのですが、彼女 たちは言ってみれば真性のパイパンというやつで、そういう人が一定数実際に 存在しているというのをこの仕事で知りました。
そのような子(性器の形や無 毛以外は何の問題もないことが多いようです)はその後彼氏ができて、彼氏が 彼女のまさに生まれたままの部分を見てどういう反応をするか興味がありま す。
確かめる術が無いのが残念です 最後に、 医療での羞恥をテーマにした掲示板で以前 「内診で器具を挿入すると処女膜を破ってしまうので、処女に対しては行わない。
」 「産婦人科医をしているが、治療の必要から器具を挿入し、少女の処女膜を私の手で破った。
」 というような内容の書き込みがありましたが、これは大ウソです。
実際は器具 を挿入する場合も慎重を期して行えば処女膜を傷つけることは無く、女の子に 器具を使う必要のある場合、先生は必ずそのことを本人とお母さん(小さい子 の場合はお母さんのみ)に説明していました。
場合によっては暴れられたりし て破れてしまってはいけないということで、全身麻酔までかけてやる場合もあ るということを先生はおっしゃっていました。
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