ストーカーまじ怖いお

幼なじみの恋人に一目惚れしてしまった。

彼女に初めて出会ったのはもう８年も前になる。京都でそれなりの家に生まれ育ち、尊敬する父と同じ弁護士になりたくて猛勉強をして東大に入った。
大学１年の夏休みのお盆に里帰りをした時に幼なじみと会った。彼は高校在学中にアメリカの大学に編入した天才だった。たった２年で修士課程を終了させて日本に戻り、京大に入った本物の天才だ。
けれど、才能ある人間にありがちな気性の激しさや奇矯なところがなく、穏やかでニコニコと笑いながら場の雰囲気を明るくする人柄を持っていて、あまり人付き合いがうまくない俺とも絶妙の距離感で付き合ってくれていた。
その彼と一緒にいたのが彼女だった。照れくさそうに付き合っていると紹介された。背が高く誰もが振り返るような美少女だった。
東京にいれば綺麗な人はいくらでもいた。電車に乗るだけでモデルのような美人がいるし、麻布あたりなら海外から来た美人がたくさんいる。
それでも、彼女の美しさは衝撃だった。
あまり感情を出さない人間だった俺は無難に挨拶したが、それからは彼女のことが頭から離れなくなった。
毎週、週末になると京都に戻り時間を作っては幼なじみと会うようにして、なんとか彼女の姿を一目でも見られるように全力をつくした。

それは大学を卒業して司法試験に受かり、司法修習を終えてから大阪にある父の事務所に入ってからもかわらなかった。幼なじみは外資の巨大企業で働いており、彼女は別の外資で法律に関する業務について働いていた。
俺は異常なんだろうと思う。受けてもいない依頼があるかのように書類を作成して、自分の給料を注ぎ込んでは彼女の調査を馴染みの探偵社に依頼した。
だから、俺は彼女の全てを知っている。彼女が結婚した幼なじみ以外の男性５人と付き合って体の関係があることも知っている。
彼女の服や下着のサイズも、好きな食べ物も知っている。好きなコンドームや購入した大人のおもちゃ、よく行くラブホテルの場所まで知っている。

彼女は今年になって仕事を辞めた。幼なじみと子どもをつくるのだそうだ。俺が集めた写真や資料、これを幼なじみに見せたらどうなるだろう？ハメ撮りの写メまであるのだ。
めちゃくちゃにして傷心の彼女を俺のものにしたい。俺の遺伝子を孕ませたい。日に日に欲求は募る。


シューアイスちゃんのストーカー怖すぎるお

出典：FC2ブログより、個人情報があるのでリンクはなし
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