ずりちゃん

2005/04/06 18:18 登録: えっちな名無しさん

中3の時です。塾では成績別のクラス編成でした。私は大好きなT君一緒に一番上のクラスに残りたくて必死の思いでした。
夏の国語のテストの漢字の読み方の問題で「独楽」というのがありました。私は一瞬で「オナニー」のことだと思いつきましたがそんな答えを女の子が書ける訳ありません。空欄のまま次の問題に取り掛かりました。
後半の文章題はいつもよりも難しく、その前の時間の英語のテストも不調だった私は焦ってきました。自信の無い問題もとりあえずダメモトで解答し、一つだけ残った空欄が「独楽」でした。
テスト終了時間の直前、T君を他のコにとられる訳にはいかないと勇気を振り絞って「オナニー」と書いてからハッと気が付きました「オナニーは英語だ!」。慌てて消しゴムで消して、使ったことはないけれど聞き覚えのある言葉「せんずり」と書いた瞬間、「時間です。鉛筆を置いてください。」と試験官が言いました。
私は「せんずり」という語感には余りイヤラシさを感じなかったので「オナニー」なんて書かなくて良かったと少し安心してテストを終わりました。
配られた模範解答を見て「こま」と書いてあったときは軽いショックでしたが、その時にはまだその後の自分がT君も含めた男の子達に「ズリちゃん」と呼ばれ続けるとは想像もしていませんでした。

(・∀・): 193 | (・A・): 52

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