世界四大文明の嘘

2010/09/10 10:04 登録: えっちな名無しさん

「世界四大文明」といわれているものがあります。
いわずと知れた、エジプト文明、メソポタミア文明、インダス文明、黄河文明の四つです。
これが世界の文明の黎明であると学校では「世界史」の授業で教えています。

いまこの文をお読みの方なら、学校で習った覚えがあると思います。
そして小中高の学生のお子様かお孫さんをお持ちの方でしたら、お聞きになったらわかりますが、やはり今でも、学校では「世界四大文明」なるものを教えています。

しかし「世界四大文明説」なるものは、とっくの昔に世界の歴史学会で、完膚なまでに否定されきっている説です。

考えてみてください。

ギリシャ、中東、インド、支那の文明の黎明をいうなら、南米のインカやアンデス文明は、どうなるのですか。文明ではないのですか?
北米のインデアンの文明はどうするのですか?
ヒンズー文明は、どうなるのか?
支那についていうならば、黄河文明よりももっと古い時代に、長江文明が別な場所で栄えたという史実が、考古学上も明らかになっています。その長江文明は、どう解釈するのですか?

このことは、2月2日の記事「日本は一国一文化」に書かせていただいたことです。

そもそも「世界四大文明説」というのは、1900年に、清朝末期の支那の政治家梁啓超(りょうけいちょう)が日本に亡命中に唱えた政治論です。歴史論ではない。

どういうことかというと、1900年頃というのは、清王朝の末期です。支那は欧米列強に植民地として国土を食い荒らされていた。

そんな折に、日本に亡命していた支那人政治家の梁啓超が、日本で、支那には「黄河文明」という欧米に匹敵する古い文明があったのだ(当時はまだ長江文明は発見されていなかった)という話を教わり、
「そうだ! 支那には誇るべき歴史があるのだ。そのことを支那の民衆に教えねば!」と、これを本に書いた。

要するに、梁啓超は、植民地化され、欧米人の家畜化されようとしている支那人たちに、「俺たちには欧米に匹敵する誇るべき歴史があるのだ」という誇りに目覚めてもらうために、きわめて政治的な産物として、世界四大文明切なるものを唱えたのです。

つまり、世界四大文明説なるものは、もとから政治用語であって、歴史用語ではない。

ではなぜ、正しくない「世界四大文明説」なるものが、これだけ情報の発達した日本において、いまだに学校の教科書で教えられているのかというと、実は、この説が反日学者たちにとって、きわめて都合が良いからです。

どういうことかというと、文明論には、衛星文明説というのがあって、「衛星文明」というのは、独立文明(世界四大文明)の刺激を受けて発生し、独立文明に依存した、自立していない文明を指します。

これを唱えたのが、英国の歴史家トインビーで、彼は、日本文明は、支那の文明の衛星文明であり、日本は、西暦645年の大化の改新によって、漢字や支那の冠位を取り入れて、はじめて文明国家となった、と説いた。それが昭和40年頃です。

要するにこれが、支那が親、朝鮮が兄で、日本が末子という、支那文明日本渡来説の根拠になっています。

これはじつはとんでもない話で、日本には大化の改新よりもはるかに昔から、国体があったし、
そのことを知ったトインビー博士は、後年、日本文明は、独立した一個の文明であると自説を訂正している。

にもかかわらず、都合の良いところだけど、切り取って、いいように歴史を捏造するのが、反日左翼主義者の特徴です。

おかげで、2010年の今日においてもなお、日本の世界史の教科書には「世界四大文明」なる用語が登場しているし、これは必ず「試験に出る」問題です。

これによって多くの子供たちは、世界四大文明なる、世界中の歴史学者にとっくの昔に否定されつくしている説を、無批判に教え込まれ、なんとなく支那が日本文明の親であると思わせられている。

ところが、実は文明の現出は、支那よりも日本の方がはるかに古い。

支那の黄河文明が、いまから約4千年の昔です。長江文明が約7千年前の文明です。

これに対し、日本では、なんといまから1万6500年前という世界最古の土器の遺跡が見つかっている。

場所は青森県蟹田町の西端に位置する「大平山元|遺跡(おおだいやまもといちいせき)」です。

世界最古です。
しかも土器があるということは、すでに火を使い社会的分業制度を持っていたことが同時に類推されるわけで、こうなると、もしかすると、日本は世界最古の文明国だった可能性すらある。

なにせ、支那で最も古い長江文明より、さらに1万年もの太古の昔の文明の痕跡がでてきちゃった。

さらに、大平山元遺跡群の2遺跡からは、約16,000年前の石で囲った炉の跡、石蒸し料理に使った焼けた石なども見つかっている。

ところが、この「大平山元|遺跡」で世界最古の遺跡が発掘されたことがよほどくやしいのか、なんの故意かしらないけれど、あきらかに世界最古の遺跡でありながら、たとえば青森県のHPには、この大平山元|遺跡のことは載っていないし、青森県内の遺跡を紹介したサイトでも、この遺跡から出土した土器は「青森県下最古の遺跡」などと書いてある。

青森県最古ではないのです。世界最古なのです。意味が違う。

しかも、大平山元遺跡群というのは、場所が、1と2があるのだけれど、なぜか「1」と書けばよいモノを、パソコンのキーボードの右上の「¥」マークのところにある「|」という記号を使って、「大平山元|遺跡」と表記している。あるいは「?」を使っている。

要するに意図的に検索エンジンにひっかかりにくくしているわけで、ふつうに、「えっ?どうして?」と疑問に思える文字の使い方がされています。
どうして、あえて、1と2にわけるのか。なぜ「1」ではなく「|」を使うのか、ちょっと常識では考えられない微妙な操作が加えられています。


科学的に、考古学的にちゃんと証明されたことが、微妙に隠ぺいされ、その一方で、あきらかに世界の歴史学会で否定されつくした事柄が、いまだに日本の子供たちの教科書に記述され、試験に出る問題とされている。

これって、普通に考えて、おかしいことなのではないでしょうか。

きちんと子供たちに教えるべき真実を教えず、真実を捻じ曲げた操作を行う。
そういういかがわしいことが、学校教育の場で、永い間、まかりとおってきた。

マルクス史観というものがあります。

マルクス主義(共産主義)を正当化するために、歴史を「道具」として利用する歴史観です。

当然のことながら 「マルクス主義」に忠実であればあるほど、「マルクス主義」にとって有利な事柄を過大に評価し、その反面不利な事実を無視し、時には歴史を平気で ねつ造するという極端な偏向性を持つ歴史観です。

歴史を検証すれば明らかな如く、共産党、社民党、中国共産党、北朝鮮、あるいはその影響を受けた韓国、在日コリアンなどの左翼・反日主義者たちがどれ程言葉巧みに歴史を捏造し、偽造変造してみても、彼らの究極の目的は 、

「手段を選ばない階級闘争による、日本の解体」といわれています。

そのイデオロギーの信奉者たちが主張し、本に書き、教える歴史は、真実や公平性とは無縁のものです。

なぜなら、彼等にとって重要なことは真実よりも、イデオロギーだからです。

戦後65年。わたしたちは、歴史教科書のイロハから、もういちど抜本的に見直すときにきているのではないでしょうか。



出典:世界四大文明の嘘
リンク:http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-791.html

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