うさぎとかめ

2010/09/11 10:53 登録: えっちな名無しさん


兎「あら、亀くん。やっときたんだ?」
亀「兎さん、何してるの?」
兎「亀くんがあんまり遅いものだから、少しお昼寝をね。
  亀くんもお昼寝していかない?」
亀「しないよ。兎さんもちゃんと走ろうよ」
兎「勝負の結果なんて決まってるじゃない」

亀「決まってないよ。僕は兎さんに勝つんだ」
兎「あら、言うわね」
亀「言うよ。兎さんに認めてもらいたいんだ。
  僕は、いつも兎さんの走る姿を見てた」
兎「私の…?」
亀「うん。綺麗だった。あんな風に走りたいと思った。
  だから、そんな兎さんに認めてもらいたいんだ」
兎「私に認めてもらいたい、ねえ」
亀「好きなんだ、兎さんのこと」
兎「…あ、そ。勝手にすればいいじゃない。
  もし私に勝てたら、彼女にでも何でもなってあげるわよ」
亀「うん、勝手にするからね」

兎「………もう少しお昼寝しても、勝てるわよね。
  別に負けたいとかそんなんじゃない…うん…」



出典:2
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