紬「私、みんなを苦しめるのが夢だったの〜」 【2】
2010/09/21 00:06 登録: えっちな名無しさん
【閲覧注意】洒落にならないです【グロ警告】
238:◆dLk6HcNXus :2010/09/06(月) 20:29:42.76 ID:pdtgtOBO0
紬「お腹減ったでしょ、みんな」
午前は過酷な拷問が休みなく続いていた為、被害者達は憔悴しきっていた。
紬はこの3人に昼食を与えるよう指示を出す、今のところ意識を保っているのは唯だけだ。
事前に用意されていたようで、昼食は紬の合図と同時に運んでこられた。
昼食の容器はサラダボールで、それぞれ蓋がしてある、中身は見てのお楽しみと言ったところか。
紬「夕食に出すつもりだったんだけど、もう出しちゃうわ」
唯「……えっ」
唯は戦慄した。
紬「梓ちゃんをミキサーにかけたの〜、夢だったのよね人間ジュース」
男は蓋を取って唯の目の前に差し出した。
唯「うっ!うええええええッ!!いやああああッ!」
ボールの中にはもはや原型を止めていない、梓の人間ジュースが並々と盛られていた。
紬「外側を焼かれても、まだ中はトロトロね」
244:◆dLk6HcNXus :2010/09/06(月) 20:48:46.65 ID:pdtgtOBO0
ボールの中はジュクジュクとしていて、赤、青、緑と綺麗な彩りが沈んでいた。
内容量としては梓の臓腑を3分の1、おまけに髪の毛までボールのふちにへばりついている。
紬「消臭剤があって良かったわ、臭くなるのは貴方達だけね」
紬「さ、全部平らげて。吐いて食べさせるわ」
唯「なんで……なんで……」
唯は立ち上がって紬の胸元にしがみついた。
唯「なんで……ひっ、うっ、なんでこんな事するのぉぉッ!?」
紬「なっ……」
唯は泣きながら、悲しみと怒りを行動に変えて紬を押し倒した。
馬乗りに跨って、紬の胸元を何度も揺さぶる。
唯「私たちがなにをしたッていうのッ!?あずにゃんがなにをしたのぉッ!?なんでこんな可愛そうな事するのぉッ!?」
紬「くっ、この子をなんとかしてっ!」
唯「許ざない!!殺す!!ころじてやるううう!!!うっ……!」
斉藤の一撃で唯は気を失った。
紬「……はぁっ……はぁっ」
248:◆dLk6HcNXus :2010/09/06(月) 21:04:18.91 ID:pdtgtOBO0
唯「……」
唯「ゆ……るさなぃ……」
唯は気を失っても尚、憤怒の感情を口から漏らしていた。
指で地面をガリガリと引っかいて、指から血を流している。
紬「……」
紬「梓ちゃんでこんなに怒るのね……ふふ」
紬は意味ありげな笑みを浮かばせると、3人を起こすよう促した。
紬「唯ちゃん、貴方を傷つけない理由を把握して」
気を失っている唯にそう吐き捨てると、衣服を着替えに紬は部屋を後にした。
澪「ん……ッ!あッ!」
律「あぅッ!痛いッ……!うあああッ!」
意識を取り戻した澪と律は、新鮮さを取り戻した痛みに悶えた。
唯は精神安定剤をうたれ、顔面をつま先で蹴り飛ばされた。
唯「ひぎッ……!はが……ううッ!」
極力傷つけてはならないと言われていたが、男は容赦なく顔を踏みつけた。
唯「あっ、あ゛ぅっ!い、いたい!やめてっ!」
252:◆dLk6HcNXus :2010/09/06(月) 21:20:38.82 ID:pdtgtOBO0
男「おら、飲め!」
三人の男はそれぞれの髪を掴むと、その頭をボールに突っ込んだ。
澪「おぼっ……こぽ……ッ」
唯「い゛ぎいいいいいいい!!!やああああッ!!!」
ボールから勢いよく頭を出す唯は本気で嫌がる悲鳴をあげた。
男はそれに興奮し、四つん這いの唯に跨ると頭を全体重かけて押した。
唯「ん゛んっ……!んんんッ!ごぽッ!」
内蔵の海がコポコポと泡をたて、周辺に飛び散る。
唯は暴れすぎてさっそく限界を迎えた。
唯「んんッ!!!んんんんんごぽぁ……!」
息継ぎをしてしまい、鼻と口に人間ジュースが吸い込まれた。
その手ごたえを感じた男は、唯の髪を引っ張り地下の空気にさらす。
唯「おごっ、おええええええッ!!おろごごおぉぉッ!!」
ものすごい勢いで吐き出され、またボールの中へと戻される。
男はまたそのボールに頭を突っ込ませた。
257:◆dLk6HcNXus :2010/09/06(月) 21:32:28.04 ID:pdtgtOBO0
澪「んっ、んっ……」
律「んっ、っぐ……」
澪と律はこの飲み物の正体を理解していないゆえ、おとなしくゴクゴクと飲み続けた。
飲むというよりすすっていたと言うべきか、二人の意識ははっきりとしていなかった。
唯「おぼぉぉぉ、おぽぽぉぉぉ!!」
男のドSはさらに加速し、唯の体を責め続けていた。
唯はジュースの中で吐いて、また飲み込むという地獄の循環を体験していた。
唯「おごぉぉ……おっ……」
喉を通る血管がまるで石のように感じ、ヌメヌメとした臓器はもうなんとも言えないくらい気持ちが悪かった。
男「おいしいか?はははっ、もっと味わえ、吐き出せばその分味わえるぞ」
唯「……おぼ……っ……ぷ……」
とうとう唯は力尽きて、ジュースの中に身をゆだねた。
267:◆dLk6HcNXus :2010/09/06(月) 21:46:27.61 ID:pdtgtOBO0
澪「うっぷ……」
律「ふぅ……ぅっ……」
二人はボールのジュースを綺麗に飲み干した。
男はゲラゲラと笑いながら二人の頭をわしわしと揺さぶる。
男「次はそのボールを洗ってもらおうかな、ほらなめろ」
男はボールを持ち上げると二人の顔にすっぽりと収め、なめるように命令を下した。
まるで忠誠を誓っているかのように二人はそのボールをなめまわす。
一気飲みの時は味覚が麻痺してそれほどきつくなかったが、舌を操るとなると味覚は嫌でも仕事を成す。
澪「うっ、うおええぇぇぇええええええ!!」
人間ジュースの味を知ってしまい、二人はもの凄い勢いで吐き出した。
男「はい、また最初から〜」
紬「あらあら、大人げない」
紬は動きやすい服に着替えて再び地下室を訪れた。
さっき襲いかかった唯の姿を一瞥して、号令をかける。
紬「給食は終わり、さて午後の部よ」
277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/06(月) 21:57:32.52 ID:VwhIwOFH0
血とか苦手なのになんで拷問とか見るとわくわくしちゃうんだろ?
いたって普通の性格だと思うのに
279:◆dLk6HcNXus :2010/09/06(月) 21:58:28.17 ID:pdtgtOBO0
紬「一人ずつ行こうかしら、ちゃんと見ててね」
紬は靴底を鳴らしながら澪のそばへ歩み寄った。
そしてうなだれた乳房を鷲掴みにして、
紬「これ、邪魔じゃないかしら」
澪「はあっ はぁっ」
紬「だからこうしてあげるの、フック貸して」
紬は斉藤から鋭いフックを取り上げ、手慣れた様子で乳房を貫いた。
乳輪を囲むようにして乳房をえぐり、もう片方も同じように貫いた。
澪「ううぅ……!」
次に澪を立たせると、真っ直ぐに伸びた鉄の柱に縛り付け、身動きのとれないよう束縛する。
紬「このフックにロープをつけて、そこの機械で引っ張って」
紬「それと、」
282:◆dLk6HcNXus :2010/09/06(月) 22:10:07.87 ID:pdtgtOBO0
斉藤「準備万端でございます」
紬「わかってるじゃない、じゃあそれを澪ちゃんの足元に敷いて」
澪「ひっ、ひいいいいいッ……やぁっ、やっ、やっ!!」
澪はジュウジュウと音をたてる鉄板を見ると必死に首をふった。
男が足を抱えて降ろさない、澪は枯れた泣き声で暴れた。
紬「ふふ、じゃあ降ろしてあげて、可愛そうよ」
男が澪の足から手を離す。
縛られた体で足を宙に浮かすのは、不可能であった。
ジュウウウウウ。
澪「いやあああああついいいいいいい!!!あづいあづいいいいいッッ!!!」
澪は鉄板の上を全力で走った、しかし身動きがとれない為永遠と足が焼かれる。
紬「冷めることはないわ、そこで調整できるから存分に焼かれてね」
紬は片手でサインを出した。
斉藤は機械とスイッチを入れ、悠長に両手を腰に当てた。
287:◆dLk6HcNXus :2010/09/06(月) 22:25:41.69 ID:pdtgtOBO0
けたたましい起動音が地下室全体を揺らし、機械はロープを巻き取っていく。
澪の乳房はもの凄い力で引っ張られ、傷口がギチギチと音をたてた。
澪「いぎゃああああああああああ!!!」
どちらを苦しんでいるのか、傍観者にはわかり得なかった。
鉄板は衰えることなく澪の足を焼き、フックは胴体と乳房を離そうとする、頭が苦痛についていけなくなりそうだ。
紬「すっごい顔してるわよ澪ちゃん」
澪の顔はもはや正常ではなかった。
顔が痙攣し、あり得ない動きをしているのが見ていて非常に痛々しい。
ブツッと音をたて、澪の右乳が力に耐えきれず裂け始めた。
ビビビッと気味の悪い音を奏で、とうとうフックの餌食となる。
澪「いぎゃあああああああ あああ あああ」
乳が裂け、残った皮一枚で乳首がぶらんと垂れ下がった。
綺麗な黄色の皮下脂肪が照明によってキラキラと輝く。
292:◆dLk6HcNXus :2010/09/06(月) 22:38:56.97 ID:pdtgtOBO0
紬「あらら、おっぱい酷いことになっちゃったわね」
紬は容赦なく次の苦痛を運んできた。
火傷防止に手袋をはめて、鉄の入れ物から取り出したのは先の赤く光った槍であった。
紬「高熱で今まで焼いてたの、だからすぐ刺さると思うわ」
紬はその槍を澪の太股へ刺した。
いや、刺すまでもない。先端の高熱が澪の皮膚を溶かし穴を開けた。
澪「ぎい ぎ ぎッ ッッ!!」
紬「えいっ」
紬は体重をかけてその槍を押し通した。
貫いた槍は鮮血に染まり、未だ血を焼き続けている。
ブチッ――。
左の乳房もとうとう耐えきれなくなり、泣き声をあげた。
紬「このままじゃ赤ちゃんにおっぱいあげれないわね」
紬は澪のふくらはぎからすねに向かって槍を刺した。
途端に足がガクンとなって、激しい痙攣を呼び起こす。
ビビッ。
301:◆dLk6HcNXus :2010/09/06(月) 22:51:26.29 ID:pdtgtOBO0
とうとう左の乳房も壊れてしまい、ぶらんと垂れ下がった後虚しく地面に落ちた。
澪は泡の付着した口をポカンと開けて、完全に白目を剥いた状態で失神していた。
紬「もう終わりなの?嘘でしょ?」
紬は片手を左の乳に突っ込んで激しく爪を立てた。
しかしビクンと一度反応しただけで澪はぐったりと動かない。
紬「ショック死されたら困るわ、降ろしましょ」
紬は斉藤に強心剤を打つよう指示すると、もう片方の太股を貫いて背を向けた。
澪「っァ……!」
紬「さてと……澪ちゃんは全然ダメね」
律と唯は気を失った状態で、地面に横たわっている。
紬は律を無理矢理立たせ、次の指示を男に促した。
紬「万力を用意して」
330:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/07(火) 00:02:09.74 ID:v76xL/0C0
紬「寝ちゃダメよ、唯ちゃんにはそうね……」
紬は顎の下に手を添えて、ひらめいたような顔をすると斉藤に命令を下した。
紬「とりあえずコウノトリで束縛しておきましょう」
斉藤は目で返事を返すと、その拷問器具を取りにむかった。
するとどうやら万力の準備が整ったようで、男は紬にそれを報告した。
紬「ふふ、そうそうこれよ」
男が用意した頭に装着する拷問器具、これは頭骨を締めあげる為に作られた。
器具の内側には刺があって、これは頭骨を砕きやすくする為のものだ。
紬はその器具を律の頭につけて、さっそく締めあげた。
律「うっ、くぁぁ……い、痛い!死ぬッ!うぅっ!」
紬「頭骨は密度が高いから簡単に砕けないわよ、もっと締めても大丈夫ね」
紬は律の悲鳴を無視し、構わず締めあげていった。
律の痛がり方が段々と異常になってくる、長い前髪が汗でぐっしょり濡れていた。
331:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/07(火) 00:09:50.73 ID:VXkcUYqP0
三期はこれで決まりだな
332:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/07(火) 00:12:21.19 ID:FhkSO2AwP
おかわりってレベルじゃねぇぞ
335:◆dLk6HcNXus :2010/09/07(火) 00:16:34.70 ID:v76xL/0C0
律「あっ、ッく!ああああ……」
紬「もうギリギリかしら、どう、りっちゃん」
律の頭に手をおいて、紬はその反応を確かめた。
律「あ゛ぁぁっ、や、やめろッ!!」
どうやら触れるだけで激痛が走るほど、締められているらしい。
紬はその反応に満足すると、もう一つの万力を使うと言い出した。
紬「これよ、これにぶら下げるわ」
天井から真っ直ぐ垂れ下がる二つの万力、紬はこれを指して微笑んだ。
これを手の甲に装着し、締めあげるとともにぶら下げるというのだ。
律「ッ、はあっ、っぐぁ!!ああああ……いやだ……やだッ……」
律は今にも頭がおかしくなりそうであった。
頭をものすごい力で締め付けられ、手の甲も潰れるくらい締め付けられ、極めつけに空中へ引っ張られるのだから無理はない。
336:◆dLk6HcNXus :2010/09/07(火) 00:29:14.83 ID:v76xL/0C0
男は律の手を掴み、強引に真上へ伸ばした。
脱臼した肩に激痛が伴って、激しく痙攣する。
律「んぐぁッ!ぎゃああああ!!」
紬「静かにしてりっちゃん」
律は全身を痙攣させ、激痛に耐えていたが新たな痛みが二つ追加され、我慢の限界をむかえた。
男は容赦なく手の甲の万力をどんどん締めあげていく。
紬「ちょっと、それ締めすぎよ?」
男「はい?」
その直後、律が暴れ出す勢いで泣き叫んだ。
手の骨に負担をかけすぎて、どうやらヒビを入れてしまったらしい。
紬「あ〜、だから言ったのに……まあいいわ」
男「すいません……」
紬「じゃあつるして、お願いね」
いつ帰ってきたのか、斉藤が空中のワイヤーを操作し、ゆっくりと引き上げていった。
343:◆dLk6HcNXus :2010/09/07(火) 00:45:25.16 ID:v76xL/0C0
ゆっくりと縄が引っ張られ、もう苦痛で精一杯の律を吊るし上げた。
律は足をジタバタさせ、口をパクパクと開け閉めしている。
律「ぐふっ」
紬「えっ?」
たった2メートル吊るし上げたところで律は泡をふいて気を失った。
ビックリした様子で紬は律の足をぐいぐいと引っ張る。
紬「本当に失神しちゃったの?嘘でしょ、りっちゃん強そうなのに」
なにやら失望しているが、これでも律は相当我慢強い方なのだ。
恐らく澪がされた拷問を耐えきるくらい、強い心を持っているだろう。
関節を責める拷問がどれほどのものなのか、紬はわかっていないのだ。
自重で肩の神経、筋肉が伸びるこの痛みは想像を絶する。
紬「つまんないわね、刺ムチで根性を叩きなおしてやろうかしら」
紬は、そんな律にさらなる苦痛を与えるつもりなのだ。
347:◆dLk6HcNXus :2010/09/07(火) 00:59:29.97 ID:v76xL/0C0
紬「ふふ、これで起きなかった人はいないわ」
紬は不気味な笑みを浮かべると、ジャラジャラと音をたてる拷問の定番を持ってきた。
鞭とよく耳にするが、それの殆どは玩具みたいなものだ。
本物の威力を例えると有名なもので、3発で大人がショック死をするという記録が残っている。
紬「これ、使い方誤ると私も怪我しちゃうから気をつけないと」
紬の持っている鞭は本物じゃないが、代わりに有刺鉄線が取り付けられている。
過度なショックを与えず、苦痛だけを倍増するのにはもってこいの代物であった。
紬「久しぶりに鞭を振るわ、3年ぶりかしら」
紬は鞭を振り下ろす体勢に構え、標準を定めた。
370:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/07(火) 04:25:09.37 ID:Wx8jP2ju0
拷問とか大好きなのにあずにゃんが殺される辺りで可哀想すぎて泣いちゃったよ…
なんだよ人間ジュースってふざけんなよ…3人のゲロも含めて全部飲みてぇよ…
492:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/07(火) 21:41:12.73 ID:uMStT69O0
>>370
なにかがおかしい
436:◆dLk6HcNXus :2010/09/07(火) 18:52:08.09 ID:v76xL/0C0
紬は鞭を構えると、くるくると回る律の腰めがけて全力で振り下ろした。
鞭が曲線を描き、律の肉体に食い込む。
律「――――――――ッッ!!!!」
律は意識を取り戻し、空中でパクパクと口を動かした。
鞭に律の肉片がこべりついていて、血が地面に滴る。
紬「私もまだまだやれるわねッ!」
紬はこの一撃に手ごたえを感じ、調子に乗って2発目を放った。
さっきと同じ腰に刺が食い込み、肉片をそのまま地面に叩きつける。
律「ぎゃああああああああ!!!あああ!!あああああああ あああ!!」
律の腰は肉を削られ、あっと言う間にグロテスクな状態へと化した。
ひどい所は骨盤が裸のまま、空気にさらされていた。
441:◆dLk6HcNXus :2010/09/07(火) 19:08:45.26 ID:v76xL/0C0
紬は久しぶりの運動に張り切って、3発目を振り下ろした。
今度はふくらはぎが鞭の餌食となり、肉をむしり取られた。
律は頭痛と手の痛みと肩の痛みと鞭による痛みに耐えきれず失神を繰り返す。しかし、
紬「寝ちゃだめよっ!」
ブツッッ。
律「ぐふ、ぎ、ぎぇぇぇぇぇぇ!!!」
凶器の前では、寝ることなど許されなかった。
紬は律の体を満遍なく打ち続ける。
爪が飛び、乳首が飛び、指が飛び、律は全身を赤く染めて悶え狂った。
紬「ふうっ……ふうっ……」
律「さ……む……い……ッ……さ……さむぃ……」
そこにぶら下がっているのはもはや人間と呼べなかった。
全身をむしり取られ、あちこち肉がめくれあがっている。
左足のすね部分なんか、骨に肉がこべりついている状態であった。
右肩から先はもうつながっておらず、万力は右腕だけをぶらぶらと吊るしている。
紬「これでは血が足りなくなって死ぬのがオチね」
445:◆dLk6HcNXus :2010/09/07(火) 19:20:16.22 ID:v76xL/0C0
紬はこう呟いたが、まるで少年のような輝きを瞳に秘めていた。
そこで斉藤が持ってきたのは鉄の棒の先端に平らな鉄板のついた器具であった。
その鉄板は予め熱してある、これは焼きゴテと呼ばれる拷問道具だ。
しかし紬はこれを止血として用いった。
紬「死にたくないわよね?じゃあ我慢してね」
律は乱暴に降ろされると、仰向けの状態を強いられた。
そして胴体の傷に向かって、焼きゴテを押しつける。
律「うぎいいいッッ!!ぎゃああああああッッッ!!」
皮下脂肪がパチパチと音をたて、ジュウジュウと赤い肉汁をこぼした。
紬は全体重をかけて焼き終えると、また新たな焼きゴテを取って再び胸へ押しつけた。
律「ッッッッッ!!!ん゛ぎゃあああああああッッ!!!」
466:◆dLk6HcNXus :2010/09/07(火) 20:28:05.02 ID:v76xL/0C0
紬「ほら暴れないで、止血しなきゃ」
一通り止血を済ませると今度は片手で操作できるくらいの小さな焼きゴテを手にした。
そしてちぎれた肩の断面に押しつけ、止血を開始する。
律は憔悴しきった悲鳴を聞かせてくれた。
律「ぅああぁあぁぁ……ぁぁ……」
肉の焼ける音が紬の食欲をすする。
紬「ああ、食べたいわりっちゃん……でも我慢するの、私」
引き続き、拷問はさらなる虐待を用意していた。
ハンマーを手にした紬は律の足に見とれると、こう呟く。
紬「こんな簡単に死なせないわよ、もっと痛がってほしいの。こんな足付けてても拷問の邪魔になるだけよ」
律の膝小僧を優しく撫でると、そこに勢いよくハンマーを振り下ろした。
一発で粉砕し、金具が奥へとズイズイめり込む。
470:◆dLk6HcNXus :2010/09/07(火) 20:42:22.93 ID:v76xL/0C0
膝小僧が頭を出していたおかげで、砕けた骨から噴き出る骨髄のシャワーを浴びることができた。
紬は口辺りに付着した骨髄を舌でなめ取ると、笑ってみせる。
律の悲鳴はもはや、声として成り立たないくらい小さなものだった。
紬は刃の小さい良く切れると評判のノコギリに持ち変える。
そして斉藤の助けを借りると、その刃を綺麗な太股に当てた。
紬「死ぬ確率が高いわね、でももういいわ、その時はその時よ」
斉藤「はい」
律の体を押さえつけるよう男に指示を出し、紬はゆっくりと口を開いた。
紬「斉藤から引いて、ノコギリで切断するわ」
474:◆dLk6HcNXus :2010/09/07(火) 20:55:24.60 ID:v76xL/0C0
斉藤「了解、では」
斉藤は気持ちの良い返事をして、ノコギリを引いた。
最初は太股の肉が引っかかって、うまく切ることができなかったが要領良く切り込んだ途端、
ジュクジュクと音をたてスムーズに切れ始めた。
切れ目から鮮血が噴き出し、まるで血の噴水のようだ。
紬「よいしょ、よいしょ」
紬と斉藤の息は驚くほどピッタリで、何回か削り続けていくうちにもう骨に当たった。
紬は気合いを入れるよう斉藤に呼びかける。
それは一生懸命、工作に励む幼稚園生さながらの振る舞いであった。
紬「せーのっ!」
ギッギッギッギッ――――。
律「……っ……っ……」
骨を削る作業が始まった。
477:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/07(火) 21:01:18.42 ID:balTnDnj0
キチガイ過ぎる
481:◆dLk6HcNXus :2010/09/07(火) 21:10:07.95 ID:v76xL/0C0
骨の粉末が切り口の断面を白く、お洒落なものにしている。
律は痙攣を繰り返しながら、トロロのような泡を吐き出していた。
苦痛を感じていたかというと無論、心拍数は確実に弱まっている。
紬「ふうっ、そろそろ二つに切れるかしら」
切断まであともうちょっとというところで紬は手を止めた。
といってもまだ5センチ程厚さがある。
紬「私もう疲れた、貴方たちが手でちぎって頂戴。念のために輸血や手当もしてあげて」
紬は一仕事終えた達成感に満足したようだ。
律の後始末は男に任せ、自分だけ唯の場所へと歩み寄った。
しかし唯の姿がどこにも見当たらない。
紬「あら?唯ちゃんは?」
斉藤がそれに答えた。
斉藤「あの方でしたら隣の部屋です、あまりにも五月蠅かったので」
紬は口元をニヤつかせ、そうとだけいうと第2地下室を後にした。
490:◆dLk6HcNXus :2010/09/07(火) 21:32:38.45 ID:v76xL/0C0
紬「お邪魔するわ、唯ちゃん」
紬は唯の居る第1地下室を訪れ、溌辣と挨拶をした。
返ってきた悲鳴に紬は期待を膨らませる。
真っ暗な部屋にスイッチをいれ、光を部屋に行き渡らせた。
唯「ひッッ、ひッッきゃあああああああ あ あ あァ ア!!!」
紬「そんなに驚かないで、唯ちゃん」
唯はコウノトリという器具を付けられ、身動きの取れない状態で、真っ暗な空間に一人閉じこめられていた。
コウノトリとは首枷、手枷、足枷が一体となった、三角形の形をした拷問器具だ。
三角形の頂点に当たる部分、ここで首を拘束され、胸に両手を差し出す形で手首を拘束される。
そして両足を折り曲げる形で拘束され、精神的苦痛と呼吸困難、神経の圧迫など様々な症状を引き起こす恐ろしい道具。
この器具の恐れるべきは、精神への負担だ。
常人であれば1時間で発狂し、死に至るケースも珍しくない。
いきなり光を与えられた唯の精神はあの悲鳴を聞けばわかる通り、相当おかしくなっていた。
唯「ふッふッふッ、ひぎ、ひィ!ひィィッ、ぎッ!」
493:◆dLk6HcNXus :2010/09/07(火) 21:54:12.26 ID:v76xL/0C0
唯は手足をブルブル震わせて、目を限界まで見開いていた。
この震えはコウノトリによって痛めつけられた体の痙攣である。
紬は可愛い、と唯の頭を撫でた。すると、
唯「いや゛あああああッういッういういッ!!!ういいいいいいッたずけで!!うわ゛あああああ!!!」
どうやら幻覚をみているようである。
妹の憂に助けを求める姿は、人間の末路を感じさせた。
紬「そんなに憂ちゃんに会いたい?会いたいの?」
紬は唯の顔に近づくと、甘やかすように喋りかけた。
唯「ひッ、ひッ、ひッ、ひッ!!」
紬「うふ、安心して唯ちゃん……憂ちゃんはきっと助けにくるわ」
紬「でなければとっくに貴方を傷つけているもの……」
紬は小さな声で、呟いた。
紬「このイベントの目玉は貴方達なんだから……ふふっ」
500:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/09/07(火) 22:04:22.14 ID:XWCsU75O0
どうあがいても絶望
505:◆dLk6HcNXus :2010/09/07(火) 22:10:01.76 ID:v76xL/0C0
唯「……」
唯「……ッ、あ、れ……」
気がつくと唯は真っ暗な空間に一人、寝そべっていた。
数時間前に紬がコウノトリを解除して、精神安定剤をうっている。
そのお陰で今はそれほど怖くない、束縛されていた時の記憶は残っていなかった。
「いやあああああああ……」
唯「ひっ……!」
隣から澪ちゃんの悲鳴が聞こえて、唯は体を丸くさせた。
そうだ、私はムギちゃんに監禁されている――――。
良い夢から覚めた時の喪失感、それに似た感情が体を粟立たせた。
唯を縛るものはなにもない、大した怪我もしていない。
唯はチャンスだと思い、力を振り絞って地面に手をついた。
唯「ん……」
唯はなにかを枕にしている、頭の後ろでなにかが蠢いた。
510:◆dLk6HcNXus :2010/09/07(火) 22:24:21.43 ID:v76xL/0C0
唯「え」
唯はとっさに後ろを振り向いた、しかし暗くてよくわからない。
よく目を凝らしてみても、その正体がなんなのか、わからなかった。
とその時、唯の首元でモゾモゾとなにかが動く。
唯「ひっ、ひっ!いやっ!」
唯は蠢くそいつを片手で弾きとばすと、なるべく遠くへ逃げた。
一体、なにに寄りかかっていたのか。
正体のわからない恐怖に唯は全身を震い立たせる。
唯「はぁっ、はぁっ、はぁっ」
唯「あっ……」
壁に行く手を遮られ、唯は背中をぴたりとくっつけた。
なにかのおうとつが背中を擽る、反射で唯は振り返った。
唯「あ……スイッチ……?」
514:◆dLk6HcNXus :2010/09/07(火) 22:32:54.73 ID:v76xL/0C0
唯「……」
スイッチを見つけた唯は、それが存在する意味を瞬時に把握した。
恐らくこいつを押せば、この部屋の明かりがつく。
唯「……ッ」
明かりがつけば、あの正体がわかる。
しかし嫌な予感しかしない、きっととんでもないものがあるに違いない。
決心の一歩手前で臆病な自分が、自らの足を引っ張っていた。
唯「ふぅっ、ふぅっ……」
唯「……」
唯「……」
カチッ――。
明かりをつけてしまった。
523:◆dLk6HcNXus :2010/09/07(火) 22:48:57.10 ID:v76xL/0C0
唯「……」
おそるおそる、振り返った。
光が眩しくて、瞼が言うことを聞かなかったが、今それを気にする段ではない。
まるで真夏の陽炎が漂っているみたいだ、視界がユラユラと揺れていた。
唯「……ッ」
段々とはっきりしてくる、唯は生唾を呑み込んだ。
唯「え……」
正体をこの目で見ることができた。
唯はどうやら人のお腹を枕にしていたようだ。
唯「あ……ぁ……ぁっ……」
唯は吸い込まれるように、その枕へ近づいていった。
その人間のお腹は大きく切り開かれていて、中には夥しい数のゴカイが蠢いている。
唯「やだ……やだよぉ……ッ……ッ……やだッ……!」
唯はゴカイ構わず、その人に抱きついた。
よく見てみると目玉がくり貫かれ、口にはナマコが突っ込んである。
長い前髪には血の赤がこべり付いていた。
唯「り……っちゃん……やだッッやだよりっちゃんやだあああああああッ!!!」
537:◆dLk6HcNXus :2010/09/07(火) 23:11:05.83 ID:v76xL/0C0
唯は虫の住処と化した律のお腹を枕にしていたのだ。
長い前髪が唯一、律である事を証明していた。
しかしまだ、絶望はまだ終わらなかった。
唯「はぁっ、はぁっ!ううっ……!……うううッ!」
唯はもう言葉にできず、ただただ泣きじゃくった。
隣に、丸坊主の梓が律同様の仕打ちを受けて、仰向けに寝ていた。
髪の毛はあの時のジュースに使われたのだろう。
もう動くことのない、原型すら止めていない大事な友達を前に唯は狂った様に泣き叫んだ。
唯「いやあああああああああああッッッ!!!」
卒業の約束を交わした友は、無惨にも昆虫の餌食となってしまった。
引き継ぐ約束を交わした後輩も、同じくこんな姿になり果ててしまった。
たった二日で、放課後ティータイムの3年間が崩れたのだ。
たった一人の欲望で、幸せは無に還った。
出典:VIP
リンク:VIP

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