ゲイの街”だけどゲイだけに非ず その2

2010/09/27 22:57 登録: えっちな名無しさん



2丁目のとある老舗クラブへ到着!

さまざまな出会いを体験した後、いよいよ目的地である「NEW SAZAE」に潜入だ。ここは30年以上の歴史を誇る老舗クラブで、ゲイや女装子、ストレートな男女などまさにノンセクシャリティなスポット。雑居ビルの階段を上るり、やや重い扉を開けると狭い店内は’70、’80年代のディスコサウンドに酔いしれる人々でひしめき合っている。

入店してすぐに気に入ったのは、誰もがフレンドリーに声を掛けてくれながら、ひとりで呑みたければ放っておいてもくれる点だ。1stドリンクの料金として1000円を払えば、それが入場料となり時間は無制限。2杯目以降は700円とリーズナブルだったため、調子に乗ってウィスキーのロックを立て続けに3杯呑んだ。


店内のノリやいかに?果たして出会いはあるのか

―――おやっ、向こうにムッチムチの太ももを露わにして踊っているカワイイお姉さんを発見! ’78年のヒット曲「Hello Mr. Monkey」(byアラベスク)にノッて近づくと、悪くない反応を示してくれたぞ。いい感じだ〜。少し一緒に踊った後、テーブルについてジンライムを一緒に飲みながら一休み。あれっ、まだ4杯目なのに酔ってきたみたいだぞ、こりゃ。呑みながらあれだけ激しく踊ればそれもそのはずか〜♪ ところでお姉さん、名前は何ていうの? 「“●え”って呼んでねっ」だって。すっごく美形だけど、声がやや低めだね。ひょっとして?と思ったら、「わたし、ニューハーフなんですよ〜」というお答えが。…でもいい! こんなにカワイイ子ならそれもいい! むしろ、せっかく新宿二丁目に来たんだから、それがいい! 一緒に呑んでいっぱい踊ろ!―――


*画像はイメージです

ということで、そのまま朝まで「NEW SAZAE」で過ごす。メアドや電話番号の交換なんて野暮なことはせず、私と●えちゃんは“呑んで踊って…”という至極まっとうな関係のまま笑顔でお別れ。ちょっと青春、あぁ、こんな感覚は久しぶりだ。そんなステキな時間を過ごした我々のことはさておき、その夜の店内ではキスしたまま器用に踊り続ける熟年カップル(純男&純女)、ファンキーに踊り狂う若い女装子4人組、秋葉原辺りにいそうな腐女子系のメガネっこ(おひとり様の純女)、太っちょサラリーマン&女子大生(この子は「今夜、女の子同士のキスを初体験したの!」と興奮気味に語ってくれた)etc.…とにかく多種多様な人々がいた。みんな幸せそうな顔で踊っていたのが印象的だった。

カラスが鳴き、白み始めた新宿の街を歩きながら、「人間って面白いね〜」という思いを噛みしめた。気が付くと、志村けんのヒット曲「東村山音頭」のメロディーに乗せ、「ニッチョメ、ニッチョメ〜♪」と口づさんでいた。

真世界マコト

出典:D2ちゃんねる
リンク:http://d2ch.dtiblog.com/blog-entry-72.html

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