ヲタでプーの引き篭もり
2010/09/29 17:53 登録: えっちな名無しさん
ヲタでプーの引き篭もりが家にいたよ。
一応血が繋がってる年上の男だったけど、兄とは呼びたくない。
過去形なのは私はもう一緒に住んでいないから。
親や姉が以前なんとかしようとしたけど、そのたびに狂ったように泣いて叫んで暴れた。
無理矢理外に出そうとしたけど、散髪と面接用の服のために持たせたお金は漫画だかゲームだかに化けたし、親同伴のバイトの面接なんて通るわけがない。
諭されても、宥められても、殴られてもダメ。
母は体力的、何より精神的に疲れ果ててて、限界みたいだった。
姉はあいつの存在のために結婚がダメになった。
アレ自体もそうだけど、アレをどうにかできないウチの親のことも相手方に相当印象が悪かったっぽい。
姉はそのあと暫らくして家を出て、一度も帰ってきてない。
私も卒業したら家を出ると親に言って、思っていることをそのまま伝えた。
黙って話を聞いていた父の発した言葉は単純明快。
「自分たちだけ引っ越す。あいつは家が好きみたいだからくれてやる」
それからは早かったよ。
私の就職先が決まったのに合わせて母と一緒に引越し先の下見。
一人暮らしじゃなく、両親と暮らす家探し。
引越し先の家のことを私と母で段取りしている間に、父は今の家をアイツ名義にしたり、光熱費の自動引き落とし先をアイツの通帳に変えたり、その他諸々の手続き。
卒業して数日経った日、最低限の家具と食器を宅急便で送ったあと、自分達も移動。
多分追いかけてこられないようにするためだろうけど、転居先は海外で、今の家は仮住まいってことになってるらしい。
なんか夜逃げっていうか、敗走するみたいな形なのが腹立たしかったけど、そこは我慢。
その後、姉に連絡。
結婚の話が出る前にこうしてやれなくてすまなかったと謝った父を許したっぽい。
一戸建てだった前よりずっと狭いマンション暮らしだけど、家の中の雰囲気が天と地ほど違う。
アイツがどうなったかは知らない。
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