さあ、どこからでも、かかってきやがれ!

2010/10/03 23:00 登録: えっちな名無しさん

俺、競走馬。
走るために生きてる。
そんな血統もよくないし、全然期待されてない。

死ぬのやだからさ、懸命にケイコで走ったさ。
何か先生に目をかけられ、アホみたいに練習させ
られた気がする。練習すると腹が減る。死ぬほど
食ってると筋肉が身になってるのがわかる。
いつの間か、牛みたいなケツと言われることになる。

世間は、二分した。皐月賞は、完勝した。
しかし、ダービーでは距離がもたんだろ
それが、俺に対する評価。
繰り返させる、アホみたいなハードな調教。

先生、俺はこいつを府中の24に耐える調教をして
きた。古くさい血統論はどーでもいい。
先生は、末期がんだった。命をけずって俺を
走らせくれた。

ファンファーレがなる。
俺の出番だ。逃げて、逃げまくってやる。
そう、どっからでもかかってきやがれ!

俺、ダービー馬。
ブルボン、ミホノブルボン!

出典:オリ
リンク:ジナル

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