制服は人類最大の発明だ

2010/10/04 00:18 登録: えっちな名無しさん

また殺られた。これで4人目だ。

仕事を持つ若い女性が、制服を着たまま殺されるという事件が続発している。
OL、ナース、ウェートレス、そして今度はCAが殺害された。
彼女たちはいずれも勤務時間外に殺されているから、
ホシは被害者を殺してから、わざわざ死体に制服を着せていることになる。
私は、キャリアとしてこの異常な犯人像のプロファイリングを担当することになった。
殺害方法、現場の状況などからホシの心理に深く入り込み、
できる限りホシの身になって人物像を分析、推定する。
その結果、ホシは男性で推定年齢20代後半から30代前半、
恐らくはきちんとした職業に就き社会的地位も高く、知能も高い人物と推定された。
私は毎日毎日、この事件のホシのことを考え続けた。
早くホシを逮捕しなければまた死体が増えることになるだろう。
それ以上にやっかいなのは、この手の事件の場合、必ず下手な模倣犯が現れることだ。
この事件は警察への挑戦、いや私自身への挑戦ではないかと感じた。

私が必死になってホシの手口を分析しているとき、
庶務係の吉岡聡美巡査が私の傍らにコーヒーを置いてくれた。
「少しお休みください、警部。警部が今度の事件にあまりにものめりこまれているので、私は少し心配です」
「君は怖くはないかい」私はパソコンの画面から目を離さずに尋ねてみた。「被害者たちは大体君と同年代だ」
「私だって警察官の端くれです」吉岡巡査は笑って答えた。「危険を感じれば自分の身を守る事くらいできます」
「危険を感じればか…」
私は、何かヒントを掴んだような気がした。
そして私はホシに対して逆に挑戦状を叩きつけたのだった。
「俺が必ずお前をパクってやる」

夕方のニュースより
「また制服女性殺害事件です。殺害されたのは警視庁巡査吉岡聡美さん(26)。
これまでと同じように殺害された後、女性警察官の制服を着せられて放置されていた模様です」

出典:2ch
リンク:2ch

(・∀・): 105 | (・A・): 80

TOP