メレンゲ先輩と玉子ちゃん(with白美ちゃん)
2010/10/12 09:20 登録: えっちな名無しさん
青春タマゴ萌えドラマに挑戦してみたちんこ。作中ではちんこちんこ言いません。エロはあるので注意。
タマゴドラマってジャンルは俺もよく知らないんだが、がんばってみたちんこ。
面白かったら(・∀・)イイ。つまんなかったら(・∀・)イイ。
お前バカか死ねちんこ、いらんわって思ったら(・A・)イクナイという評価でよろしくちんこ。
※この物語は創作ちんこです。
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青春タマゴ萌えドラマ
メレンゲ先輩と玉子ちゃん(with白美ちゃん)
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「メレンゲ先輩!」
「おお、白美(シロミ)か、今日部活は?」
「えへへさぼっちゃった、一緒に帰ろ」
「またかよ、やめてくれよ、俺が玉子(タマコ)に怒られるんだぞ?」
「そうそう、玉子、最近機嫌悪いんだあ」
「お前がさぼると、部長のあいつ1人だからだろ。ゆでるのも剥くのも練習相手ナシだからな」
「ちがうちがう、お兄ちゃんをあたしに剥かれたからだよ」
「バ、バカ言うなよ、あいつはただの妹だ」
「ううん、きっとそう。メレンゲ先輩を独り占めできなくなったから」
「あいつ家では俺に悪態ついてばっかだよ、そんなの……あれ、あいつ玉子じゃね?」
「うわ、やば」
「コラーーーー!白美ーーーー!!」
「な、なあに?玉子」
「ハア、ハア、またさぼるの?」
「な、何言ってんの、えっとその、そう、買い出しだよ!玉子が頼んだんだし」
「ふうん、あたしが渡した部費、部室に置いてあったけど?これこれ」
「あ、しまっ…。いやいやいや忘れてたよ!持ってきてくれてありがと玉子!」
「まっいいや!きっかり1000個だからね!一個でも割ったら…わかってるよね!」
「はーい、わかりましたあ。行ってきまーす。もう…ぶつぶつ…」
「さてと。…ちょっと兄貴!白美を甘やかすのもいい加減に」
「わわ、わかってるよ。お、おーーーい、白美!俺も付き合ってやるから!ちょっと待てよー!」
「あっ逃げ………もうまったく。何なの、かわいい彼女出来たからって浮かれやがって。
……あたしだって先輩って呼べたらどんなに……クスン。……お兄ちゃん今夜も白美に泡立ててもらうのかな…。
あーあ、…ん?あーーー!しまった、早く部室に戻らないと伝説の爆発卵になっちゃう!」
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「おい、白美、早く戻んねーと…うお、うはっ、お前まだやんのかよ!」
「らって、先輩が誘ったんらお…ん、ん」
「もう延長してる余裕ないって!準備しろよ、また玉子にゆでられるぞ」
「はいはい、カバンと服と…。あれ?」
「どした?」
「あー!割れてる!」
「うわ、まじかよ」
「10個ぐらいだけど…どうしよう、さっき買った時はよかったのに」
「ちょっと激しかったからな今日は。すまん、俺のせいだ」
「あれくらいで割れるわけないでしょ。先輩は悪くない、あたしが」
「いいんだ。俺も一緒に謝ってやるから。行こうぜ!」
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「もう遅すぎるって白美。お帰り。…って何?何で兄貴がまだ一緒にいるの?」
「いやあ、あのな玉子」
「え?割れた?10個も…ちょっとおお〜!白美、あんたさ!これがどんなに大事なものか分かってんの!?」
「うう…、ごめん、玉子…」
「やる気あるの?来週の大会どうなるの?
無名校だけど、団体戦は出られないけど、2人でダブルスでがんばろうって言ったじゃん!」
「実はな玉子、これは俺が」
「兄貴は黙ってて!大体…、ちょっと待って。兄貴ずっと一緒だったの?何で割れたの?何で遅くなったの?」
「いやちょっと寄り道してさ、その、揺れと振動が、そのちょっとな」
「…………」
「じゃ、じゃあ、あんたたち……。そう…。……あはは!そういうこと!ふふ、あたしバカみたい。
買い出し中に2人で仲良く泡立ててたってわけ?その間、あたしは部室で1人スクランブル…。
何よ、何なのよ!あは!………あはは…ぐすん。……えっえっえぐ、えっぐ……」
「玉子、あんたやっぱり先輩のこと」
「もう知らない!もういい!大会もあきらめる!あんたも勝手にすればいいじゃん!じゃあね!」
「おい玉子!悪かったって!……………あいつ…1人で創部からがんばってきたのに。簡単にあきらめるのかよ」
「あたしだ。あたしが悪いんだ…!全部あたしのせいだ!
親友にほっとかれて、大好きなお兄ちゃんとイチャつかれたらそりゃ怒るよ!」
「おい白美、お前…」
「ごめん先輩!今あたしと別れて!やっぱり玉子をほっとけないよ、あたし自分で何とかする!」
「何もそんな極端な、おーい、ちょっと待てよー!…………まったく。まあ勢いで言っただけだろ別れるなんて。
……しかし玉子のやつもなあ。まさか本気で俺のこと?…もしそうだとしても、あのことは知らないはずだよな…」
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「玉子、起きてるか?開けるぞ?………ああ、やっぱり寝て…ぶほ!こいつ何て格好で寝てんだバカ、やべーよ」
「スー…、スー…、ん、んん、お兄ちゃあん…ムニムニャ」
「お兄ちゃん、か…。昔はそうだったな。しかしもう夏だからって毛布くらいは……よしこれでいいだろ」
「う…ん、ん?あれ?…わ、わ、お兄ちゃ、あああ兄貴!?」
「悪い、起こしちゃったな」
「ななな何?何?」
「いや、起きてたらちょっと話そうかと思ってさ」
「うん、いいけど。…あの、あたし今下着なんだけど…見てないよね!」
「毛布かぶってるから見てねーよ。あのな、白美がさ、結構本気になったみたいだぞ」
「もう知らないよあんなやつ。それにどっちみち10個も割れちゃったら大会に間に合わないもん」
「まあそんなこと言うなよ。俺も悪かったよ、ごめん。あいつも真剣な目で何とかする!って言ってたからさ。
明日、怒らずに話聞いてやれよな」
「うん、まあ…いいけどさ」
「よし。ところでお前さ、4、5歳頃のこと覚えてる?」
「ん?うーん、はっきりとした記憶はないと思うけど。ここに引っ越した頃だよね。何でそんなこと聞くの?」
「いや別にいいんだ。俺ももう寝るわ、おやすみEGG、じゃな」
「うん、おやすみEGG」
「ああ、あとな、パンツちゃんとはいた方がいいぞ」
「…!!うわー!やっぱり見てたんじゃん!バカ!EGG!兄貴バカ!出てけ!」
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「うう、お兄ちゃんに見られてたなんて…。恥ずかしいけど…だけど…。やだもう何でこんなに…!
ん、くふ…。お兄ちゃ…ん、あ、あ、はああ…ん…」
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「…玉子と一緒に風呂入ってたのっていつまでだったかな…。いつの間にかしっかり生やしやがって。
ちきしょうどうしたんだよ俺!くっ、はっはあ、はあ、あいつは妹だぞ……ん、うっ、う…!」
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「玉子おはよEGG!」
「……おはよEGG」
「あたし、メレンゲ先輩と別れたから」
「え、え!?いきなり何で?」
「あたし目が覚めた。本気で優勝目指すから!」
「白美…?」
「でね、これ見てよ、ほら」
「あー、それ!ダチョウの!ちょ、ちょっと白美あんたそれ」
「これならニワトリのやつ10個分くらい、軽く取り返せるでしょ」
「でもそれあんたが大事にしてた…。ニカウさんの形見じゃない!」
「玉子との友情には代えられないよ。ニカウさんだって分かってくれる」
「ありがと……白美……えっぐ」
「泣かないでよ、もともとはあたしのせいなんだしさ」
「うん、…でも、やっぱこれすごい立派だよね…。ね、さわってもいい…?」
「い、いいよ」
「ゴクリ。…うわあ…。すごい、こんな大きいの初めて…。ぞくぞくする」
「玉子、あんたちょっとエロいよ…!」
「え、何で?」
「ちぇっ、これだからひよっ子処女は…。うんでもまあ、また練習がんばれるよね!」
「きっといいとこまで勝ち上がれる!名門のサルモネラ高にだって一泡立たせられるよ!」
「いや、玉子、勝つんだよ!目標は優勝!全国!」
「おーEGG!」「おーEGG!」
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「ふう、今日の練習終わり!白美、あんたさぼってた割にはいいキレしてんじゃん!」
「回転ゆではまだちょっと自信ないけど、溶き加減なら玉子にも負けないよ」
「後はコンビネーションか。白美がこう茹でる、相手がむき返してくる、そこをあたしのラピュタパンで…」
「あは、考え出すと止まらないんだから玉子は。今日はもう帰ろ」
「うん…。あのね、白美」
「何?あ、歩きながら話そ!」
「うん。兄貴のこと。本当に平気なの?」
「なーんだ。気にしないでよ。あたしも先輩も、結構モテモテなんだからさ!恋の終りの1つや2つ平気だよ。
それにね、あたしが玉子の親友だって知ってたら先輩はあたしにコクらなかったと思うよ。
あたしも、玉子がこんなにお兄ちゃん大好きって知ってたら、多分フッてたし」
「ちょっと白美。あたしたち兄妹なんだよ?」
「…それでも、好きなんでしょ…?」
「白美…。あーあ、やっぱお見通しか。さすがだな。
………ねえ、やっぱ変だよね?おかしいよね?兄妹なのにそんなこと考えちゃいけないよね?
…ゆうべもさ、兄貴の夢見て、起きたら兄貴がいて、ドキドキしてさ、バッカみたいだよ」
「あたしにはわかんない。でも気持ちははっきりしてるんでしょ?どうするかはあたしが決めることじゃない。
あんたのココに聞きなよ。
それにあんたたちってさ、兄妹ってより長年連れ添った夫婦って感じ?たまにうらやましくなるよ」
「まっさかー、しょっちゅうケンカしてるし、あたしのこと女だと思ってないよ絶対!ゆうべだってパンツ、…あ」
「何?」
「ううん、何でもない!」
「あ、そ」
「白美、あたし決めた。あたしも目が覚めた。大会が終わったら兄貴に…お兄ちゃんに、全部ぶつけてみる!」
「まじ?やるじゃん!」
「変だって思われるかも知んない、嫌われるかも知んない、でもさ、ダメでもともと!けじめつけてみる!…ただね」
「ただ?」
「正直なトコ、あきらめるきっかけが欲しいだけだと思うんだあ。だからダメでもともとなの。
どうせダメなんだから、白美には、まだお兄ちゃんのこと見捨てないで欲しいんだ。
あたしだって分かってる、白美がお兄ちゃんにベタベタに惚れてんの。気ぃつかって気のないフリしたって分かるよ」
「あはは、やっぱ玉子にはかなわないな」
「こういうのも恋のライバルっていうのかな。だとしたらあたしは最初からすっごいハンデ背負ってるけど。
白美とは恨みっこなしでいきたいよ」
「うん、わかった!でもまずは大会に向けてがんばろ!」
「うん明日組み合せ分かるよ。あ、バス来た。じゃ、また明日EGG!」
「うん、じゃねEGG」
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「玉子!抽選結果きたんでしょ?」
「それがさあ、いきなり一回戦サルモネラ高だって〜!笑っちゃったよ〜」
「うわー。いやいやいや玉子!あたし達の目標は優勝!どっちみち決勝までには当たるんだしさ!燃えてきた!」
「強いなあ白美は。薄皮先生なんかもうあきらめて、笑って次の秋季大会の話になっちゃってたよ」
「あいつ顧問のくせに…!そんなんだから、いらないとか鬱陶しいとかムキにくいとか言われてるのに気付けっつーの」
「まあ当たって割れるぐらいの勢いで行くかあ。相手選手はプロも注目してるってうわさの超人ゆでたまごコンビ…」
「厄介なのは、あの、ストーリーが完全に破綻した矛盾攻撃だね」
「死んでもすぐ生き返るし」
「でもまあ何とかなる!相手が決まったから、練習の方向性も見えてくるね。がんばろ!」
「うん!…あ、そうそう白美、公式戦用の着ぐるみ、新調したから。ほらこれ!」
「うへ!何、これ着るの?」
「ダブルスは両選手ちがう着ぐるみってルールだから2種類なんだけど、あたしカリメロね。白美はユッケ」
「ユッケの着ぐるみなんて聞いたことないよ。玉子のいいじゃん、かわいいな」
「あたしは部長だからね。特権。何?お肉に乗ってる卵黄が気に入らないの?おいしいんだよ」
「もう何だっていいや。とほほ」
「じゃ、今日も練習がんばろ!まずは『フライパン返し・6を9に!』からね」
「おーEGG!」「おーEGG!」
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「へえ、ここが会場か。地区予選でも結構人気あるんだな。玉子と白美は…お、いたいた!」
「ニカウさんどうかあたしたちに力を下さい。ニカウさんどうかあたしたちに力を……」
「おい、玉子、白美。最後の神頼みか?」
「あ、兄貴」「メレンゲ先輩」
「何だよそのユニフォーム、イケてるじゃん。試合はもうすぐ?」
「うん、今やってるやつの次だけど。兄貴珍しいじゃん、今までまったく無関心だったくせに、応援に来るなんて」
「もうあたし彼女じゃないから、彼女の応援ってわけでもないよね?」
「白美、まだそんなこと言ってんのかよ。あれ冗談だろ?」
「本気。全部リセットして、あたしこの大会に賭けるの。ま、他にも理由はあるけど。ね、玉子?」
「ししし知らないよそんなの。とにかく兄貴、白美とヨリ戻したかったら、しっかり応援してよね」
「ああ、正直それは、もういいんだ。今日応援に来たのは、お前の勇姿を見れるのも最後だから」
「え?それどういう」
「あ、玉子!もうすぐ終わりそう!準備しなきゃ。行こ!ほら!」
「ちょっと待って白美!……兄貴、大会が終わったら今夜、大事な話があるから!」
「俺もだよ。とにかくがんばれよEGG!」
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「玉子お帰り。お疲れさん、今日は惜しかったよな」
「…くやしいよ…!」
「相手、優勝したサル高のコンビだろ?あいつらプロ並だ、死んで生き返る高校生はいねーよ」
「あんなに練習したのになあ、はあ」
「決勝までのスコア見ればわかる。あの完璧超人タッグをあそこまで追い詰められたのは人間のお前らだけだよ。
まさにジェロニモとブロッケンJrってとこだな。事実上の決勝戦って言ってもいいんだから。もっと胸を張れよ!」
「ありがと!えへへ、こう?」
「バババカ、突然何だよそのノリは」
「大きくなったでしょ!」
「お前なんか、まだちんちくりんの子供だ。あそこはもじゃもじゃだけどな」
「うわー!それナシ、ナシ!恥ずかしい!」
「はは、ごめんごめん。…大丈夫、お前もう十分女の体になってるよ。俺だって男だよ、気にならないわけないだろ。
そのうち誰か彼氏になってくれるよ」
「ホント?ホントにあたしのこと、女らしく見える?」
「う、うん、そりゃまあ一応、うわ、お前何脱いでんだよ!」
「兄貴」
「なな何」
「あたし、あたし、見て欲しいの。誰かじゃなくて兄貴に全部見て欲しい!」
「ど、どうしたんだよ玉子、試合に負けてどうかしちゃったのか?」
「ううん、決めてたの、大会が終わったら言おうって。ホントは優勝してから言いたかったけど…。」
「なんだよ」
「あたし、兄貴が、ううん、お兄ちゃんが好き!ずっと前から好き!もうどうしようもないの!」
「うわっぷ、急に抱きつくなよ…。玉子お前ホントに?」
「ホントなんだ。ごめんね」
「…………」
「もう…どうしていいかわかんないんだよ。お兄ちゃんに彼女ができるたびにズキズキした。別れたらホッとした。
何か、自分が変だなって思った。……ぐす。そのうちお兄ちゃんって呼べなくなった。
白美のときは恨んだりしたよ、なんでよりによってあたしの親友がお兄ちゃんと、って。…すん、えっぐ」
「…そっか、ごめんな……」
「ううん、お兄ちゃんは悪くない!あたしがバカなんだ!
あたし、あたしね、お兄ちゃんのこと考えて1人でしちゃった…!
ダメって分かってるのに何回も何回もしちゃった!あたしバカだよね?おかしいよね?」
「いや。そんなことない」
「え?」
「おかしくないよ。俺も玉子のこと考えながら、したよ。俺だって!」
「お、お兄ちゃ?…あ、んん、んちゅ、はっはっ」
「玉子、玉子!ふっ、ふっ、んんむ…ふう…!」
「ああ、お兄ちゃん…」
「玉子、俺」
「ぷはっ!お、お兄ちゃん?…あの、いいの…?」
「バカ、ここまで来たら、何も言うなよ」
「ごめん…。あ、あ、あの、お兄ちゃん?」
「…何?」
「…何か当たってる…。これって固ゆで?」
「…まだ半熟」
「うそ!もっと固くなるの?あ、あ、ホントだ!」
「ほら、こんな」
「いやぁ!…でも…。うわあ……」
「そこまでじっくり見るなよ」
「すごい立派なんだね。こんな大きいの……って、あれ?
あはは、白美にエロいって言われたのはこのことだったんだ」
「何の話?」
「ううん何でもない。ね、これさわっても、いい?」
「あ、ああ、いいよ…ってお前、それは!さわるじゃなくてしゃぶる……うは」
「ふふ、んむ…ふう…ちゅぱ」
「わわ、やべ」
「何か変な味する。これがお兄ちゃんなんだね。うれしいよ」
「お前どこでそんなの覚えたんだ」
「白美がおひえてくえた。ちゅぱ、ちゅぽ」
「うはあ。お前ら普段こんな練習もしてたのかよ、ん!わあ、やべーよ」
「えへへ、もう半熟じゃないよね」
「お前、結構エロ超人パワーあるな…」
「お兄ちゃん、あたしのことも、泡立ててくれる?お兄ちゃんと、…つながりたい」
「ホントにいいのか?お前初めてだろ」
「いいの。初めてはお兄ちゃん以外に考えられない。ううん、初めてだけじゃない、ずっと」
「わかったよ。お前の気持ち。もうこんなに濡れてるんだもんな」
「バカ、恥ずかしいよ」
「さんざん恥ずかしいことしといて今更かよ」
「もう、いいから早く入れて…」
「痛かったら言えよ?……ん、んん」
「くっ…!…ん!?イ、イーーーー!」
「大丈夫か?ゆっくり少しずつ、入れてくからな」
「だ、大丈夫。痛いけど。痛いのがうれしいよ…!」
「もうすぐ、全部入る…。んん、ほら、玉子…」
「………………くう…!」
「痛いか?」
「う、うう、ひっ…ひっく。えっぐえっぐ」
「わ、わ、どうした、そんなに痛いのか?」
「ちがう、うれし泣き!うれしいよ!お兄ちゃんとつながった…!」
「そっか、うん。つながった。しばらくこのままな」
「…………………………」
「…………………………」
「…………………………ふふ」
「何?」
「お兄ちゃん、何分も固ゆでのまんま」
「お前の中が熱いからだよ」
「もう、動いてもいいよ、あ、ゆっくりね」
「これぐらいでどう?」
「あ、あ、ん、あふん」
「気持ちいいのか?」
「わかんない、よくわかんないけど、ああ、はっ、ん。とにかくうれしいよ!」
「ちょっと速くするぞ、ふっ、ふっ、んん、はあ、はあ、…ん、ん、はっ」
「ふわあ、は、は、お兄ちゃん、お兄ちゃん、ああ、あ、ふう…んん、お兄ちゃあん…!」
「玉子、イク…!」
「いいよ、お兄ちゃん、あ、あ、お兄ちゃん、好きぃ…!」
「ああ、玉子、俺も好きだ!あっあっ、くっ!う…!ふ、ふうう…」
「はあ、はあ」
「ふーーっ」
「ふふふ。お兄ちゃんの、爆発しちゃったね」
「バカ。でもすげー気持ちよかった…」
「あたしも。好きって言ってくれた、うれしい。チュッ」
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「ねえ……お兄ちゃんの話って…何だったの?」
「うん…それな。父さんと母さんからも、お前に話すことになってるけどな。先に俺からお前に話すことにしたよ。
家族の中でお前にだけ黙ってたのは、せめて俺が高校出てからって思ってたからなんだけど、状況が変わった。」
「試合前、これが最後って聞こえたよ…。どういうことなの?ねえ、どういうことなの…?」
「あのさ、お前が4歳のとき、この町に引っ越してきたのは知ってるよな」
「うん、覚えてはいないけど」
「その理由なんだけど。昔トラックドライバーだった父さんが事故起こして、前のトコにいられなくなったからなんだ」
「そんな…!」
「居眠りで、追突だったってさ。相手のワンボックスには夫婦と小さな男の子2人、それからじいさんとばあさん。その内3人死んだんだ」
「いやあ!うそ…」
「助かったのは、助手席に座ってた母親と、兄弟の兄ちゃんの方、そしてばあさん」
「……………………その人たち…どうなったの…?」
「ばあさんと兄ちゃんは骨折だけど、たいしたことはなかったんだ。問題は母親の方でさ。
頭打ったみたいで、よくなりかけてたけど、親と子供と夫をいっぺんに亡くしたショックもあってちょっとおかしくなった。
そのあと意識不明。で、ずっと植物状態でさ、もう十何年も、足腰弱いばあさんが面倒見てたんだ」
「………………………見て…た…?じゃあまさか」
「いや、3ヶ月前に意識が戻ったんだ。
医者の話だと、状態によってはありえなくもないけど、奇跡みたいなもんだってさ。
だいぶ衰弱してるけど、記憶も少しずつ戻ってきてるんだと。思い出したくないかも知れないけどな」
「………………そっか、いいこととは限らないよね…」
「ばあさんは賠償金請求しなかったんだ。でも父さんと母さんはさ、誠意と罪滅ぼしのつもりでさ。
葬儀の費用とか母親の入院費とかばあさんの生活費とかいろいろ、全部差し出してきたんだよ。今もずっと」
「…………そんな……………父さん、そんなことがあったなんて…。あたし何も知らなかった…。う…。ひっ、ひん。
………………!………ねえ!男の子は?男の子はどうなったの?」
「身寄りのない家族でさ。年寄りのばあさん1人で母親の面倒みながら育てられないだろうってことで。
当時5歳の男の子は………。
父さんが引越しと同時に、この家に養子として引き取ったんだ。今もこの家で暮らしてるよ」
「……え?……え?…えーーーー?…じゃ、じゃあ…うそ、そんな」
「うん」
「お兄ちゃん!?お兄ちゃんがそうなの!?」
「俺はもともとここの家族とは赤の他人なんだ。黙ってたことは謝るよ。
でも父さんと母さんと俺で決めてたことなんだ。
ホントは俺が高校出るころに、玉子にも打ち明けるつもりだった。でも本当の母さんの意識が戻ったからさ。
俺は今すぐにでもこの家を出て、働いて、本当の母さんとばあちゃんを支えるつもりなんだよ」
「今すぐっていつ!?どこ!?」
「夏休み中にはな。どっちにしろ卒業したらそうするつもりだったから、半年早まっただけだよ。
場所は…言わない方がいいだろうな。多分もう、お前には会えなくなると思うから」
「なんで?なんで?なんでそうなるの!?」
「まあ待てよ。
あのとき俺はまだ5歳だったから、何か大変な事になったって事しかわからなかった。突然家族がいなくなってさ。
突然知らない家にワープしたような感じかな。毎日泣いてたよ。事情が理解できたのは中学生になってからかな。
お前の父さんを泣いて恨んだよ。じいちゃんと父さんと、弟を死なせたんだからな。」
「……」
「でもな、すぐわかった。お前の父さんが死ぬほど後悔して償ってるってこと。そのためにどれだけ苦労したか。
そんな中でここまで育ててきてくれたことにも感謝してるし。かわいい妹もできた。お前は俺の弟と同い年だからさ。
ホントの妹だと思ってる。俺も覚えてないけどお前、突然お兄ちゃんができて泣いて喜んでたってさ、はは」
「何となく思い出した。最初は引越し荷物の1つだって思ってた気がする…。でもお兄ちゃん…。
なんで?なんで…今、お兄ちゃんが出て行かなきゃいけないの……?」
「俺は今の父さんをもう恨んでないし、ばあちゃんもむしろ父さんの誠意に感謝してるぐらいだよ。でもさ玉子。
俺の母さんはちがう。今からあの当時の、悲しくて恨めしくてやりきれない記憶をいやでも思い出してくるんだよ!
そして家族を死なせたのがお前の父さんだって知ったら。お前の父さんを、これから!死ぬほど!恨むんだよ!」
「………う、………うう、…………うわあん…うう、ひっ、えぐ…お兄ちゃん…ごめんなさい…!
あたしの父さんが…お兄ちゃんの家族を死なせたから…」
「玉子泣くなよ…。父さんのは過失だし、お前は何も悪くない。俺も恨んでない。
ただ俺の母さんのことを思うとさ。このままでいるわけにはいかないんだよ。
ずっと寝てただけだけど、まだ俺のことよくわかってくれてないけど。俺の母さんなんだよ。」
「うん……うん…」
「母さんがいろんなこと思い出してきたら、俺はこの家にいるわけにはいかないし、これからも関われない。
家族を死なせた張本人が俺の養父母だったって、母さんに知られるわけにはいかないよ。
母さんの恨みの矛先がこの家族に向かないように。この家との関わりを母さんに知られないように。
だからすぐにでも出てく。俺働く。お前の父さんと母さんにはもう何も負担はさせないつもりだよ」
「………あ、あたし!あたしは!…」
「玉子はホントにかわいい妹だったよ。女として意識するようになってからは、こりゃまずいと思ってさ。
お前もベタベタしてくるし、俺ホントはモテないのにがんばって、フラれてもフラれても新しい彼女作ったっけな。
そうすれば兄妹でいられると思ってさ。血はつながってないけど、俺必死でお前への気持ち抑えてたんだな。
白美がお前の親友だったのは計算外だったけどな、はは」
「あたしどうなるの?…お兄ちゃんがいなくなったらあたし!」
「お前には白美って親友もいるし、こんな美人、男もほっとかないよ。
………………本当にごめん、玉子。こうするのが一番いいって、お前の父さん母さんとも話して決めたんだ」
「その中にあたしが入ってないじゃない!勝手に決めないでよ!あたしにとっても一番いいの!?
お兄ちゃん!好きだって言ってくれたのに!お兄ちゃんバカ!わあああああああ!」
「バカ!俺だって辛いよ!お前と離れたくないよ!しようと思えば結婚だってできるよ!
でもな、父さんと母さんのことも考えろよ…!お前に何も言わずに苦労して、10年以上も償ってきたんだ。
それでもそんなこと一切見せずに、俺たちを育ててきた。これからはお前が支えになって欲しいんだよ!
父さんの過去を、お前もちゃんと受け止めてあげて欲しいんだよ!」
「……うわああん、お兄ちゃん!ごめんなさい、…あたし…うう、くふっ、ひっ、ひっく」
「…もう会えないって言ったけどさ。
俺の母さん、意識戻ってから暴れることもあるらしいけど、いつか落ち着いたら、少しずつ話してみるよ。
何年後か、10年後かわからないけど、俺やばあちゃんにお前の父さんの誠意が伝わったみたいにさ」
「お母さんも、ひっく分かってくれる?あ、あたしたちのこと、ひっひっ、ゆる、許して、くれる?」
「正直わからない。でもがんばってみるよ。そしてそのときが来たらさ、玉子」
「う、うん」
「俺、お前のこと迎えにくるから。待っててくれるよな」
「あたし待つ!待つよ!何年でも何十年でも待つよ!……あ、お兄ちゃん、あたしね!」
「何?」
「お兄ちゃんさ、お前の勇姿を見るのもこれが最後って言ったよね?あたし、最後になんかしない!」
「どういうことだ?」
「あたしプロになる!有名になってテレビ出まくってお兄ちゃんがいつでも見てくれるように!
お兄ちゃんがあたしのこと忘れないように!」
「うわ、そんなにうまくいくかよ」
「なるったらなるの!」
「わかったわかった、期待してるよ」
「ねえお兄ちゃん?」
「今度はなんだよ、うっとうしいなー」
「もう!………あの、あたしね。白美がうらやましかった。
お兄ちゃんがお兄ちゃんじゃなかったら、あたしもメレンゲ先輩って呼べるのにって思ってた。でももういいんだ。
お兄ちゃんはお兄ちゃんじゃなくなるけど。あたしもそれを望んでたはずだけど。もういいんだ」
「で、何だよ」
「お兄ちゃんは、これからもずーっと、あたしの大好きなお兄ちゃんだよ!」
「うれしいけどさ、もうお前、デレデレしすぎ!ツンデレならもうちょっとツンを増やせツンを!兄貴でいいよ」
「そんなこと言ってるお兄ちゃんがツンデレのような気もするけどな。まあいいや、こら兄貴」
「何」
「家を出てくまでの間は、デレデレベタベタ甘えてもいいでしょ?」
「うんまあ、考えとく」
「エッチもあの1回だけじゃ足りないでしょ」
「ぶほ!何だよ、お前がしたいんじゃないかよ」
「な、何言ってんの?べ、別にそんなんじゃないんだからね!兄貴がどうしてもしたいって言うんなら!
してあげてもいいかなーって、思わなくもないようなことが、なきにしもあらずってこと!」
「よくわからんが、それでこそツンデレだ」
「クールなフリして、また固ゆでになってるよ」
「うお!お前見てんじゃねーよ!」
「あは!引っかかった。何、ホントにゆで上がっちゃったの?じゃあ剥かなきゃね!」
「バカお前!そこは、あ、あ、ああ…」
「………………」
「………………」
「バイバイ……お兄ちゃん」
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「白美、お立ち台出てるって!早く早く!」
「そんなにあせらなくても……わは!玉子あんた、そんな懐かしいのかぶるの?カリメロだっけ?」
「だって初めてまともにテレビでしゃべるんだからさ、なるべく見てわかってくれやすいのがいいもん」
「6年ぶりかあ。よし、あたしもユッケかぶるわ!」
「あんたもしっかり持って来てんじゃん…」
「じゃあ行くよ!」「おーEGG!」
『わーわー!おめでとう!おめでとう!』、『放送席、放送席、これより優勝者インタビューを始めます』
『おめでとうございます。ビッグエッグダブルス胚初優勝!これでシロタマコンビ人気も急上昇ですね、玉子選手』
「はい、ありがとうございます!これでようやくトッププロの足元ぐらいには及ぶんじゃないかと」
『決勝戦、長年のライバル、超人ゆでたまごコンビもタジタジでしたね、白美選手?』
「超人墓場の出口を閉めるタイミングがわかってからは、玉子のサニーサイドアップが効果的でした」
『今後の目標を聞かせて下さい、玉子選手』
「1つずつ勝ってトッププロと呼ばれるようになること、そして呼ばれ続けることです!テレビに出たいから!」
『ではテレビの前でご覧になっている方にも、喜びのメッセージを。白美選手』
「お父さんお母さん、天国のニカウさんありがとう!白美はついにやったよ!」
『玉子選手、どうですか?大切な方へのメッセージをどうぞ』
「こらー!兄貴ー!約束どおりテレビに出たよーーーー!いつまで待たせんだーーーー!!!」
『お待たせしました。玉子選手』
「え?何?」
『玉子、俺だよ俺。待たせてごめんな。今、迎えに来た!』
「あ、あ、あ、兄貴!?ななな何で!」
『強くなったな、玉子!今までもずっと見てたよ』
「わ、わ、べ別に兄貴を待ってたりなんか、しないんだから、待ってたりなんか!……う、う、くふ、うふっ…」
『玉子?』
「うわはーーーん!お兄ちゃあああん!待ってた!あたしずっと待ってたんだよう!」
『行こう、玉子!』
「うん、お兄ちゃん!」
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「わはーー!……ん?ん?…これは何?………ああ、夢かっっっ!…夢オチかっっっ!あーもう、びっくりした…」
「こら玉子」
「うひょ?白美?」
「うひょ?じゃないでしょ!なんであんた、あたしが迎えに来るまで寝てるの!しかもハダカで!
これからダブルス胚の決勝トーナメントだよ!今日こそ超人ゆでたまご、叩きのめすんだから!」
「そうだ!今日優勝できればいよいよトッププロの仲間入りだ。賞金もすごいしね、えへ」
「わかったら早くパンツはきなよ!それから、玉子にハガキ来てるって。ほら」
「あ!どれどれ?よし!」
「差出人ナシ、裏も白紙。それ何なの?」
「試合の日には必ず届くんだ。遠征のとき以外はね。応援してるよってサインなんだ」
「あ、メレンゲ先輩か!そっかそっか。キザったらしいけど、先輩っちゃ先輩らしいかな。で、紫のバラはないの?」
「何それ?……あーーーー!!今日のは小さく小さく書いてある!会場で応援してるって!
普通にでっかく書けあのバカ兄貴!うわうわ、こんなの初めてだ、どうしよう、どうしよう白美!」
「どうするって、玉子5年以上もずっと待ってたんでしょ?はりきるしかないよ!」
「でも会いたいとか迎えにきたとかじゃないし…。あっあの夢…」
「夢?」
「なんでもない!よし、行こう、白美!」
「だからまずパンツはけって」
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「よし、準備OK!体調バッチリ、快食快便、縁起の良さなら夢で見た!
この会場のどこかでお兄ちゃんが見てる…。お兄ちゃん…。玉子はここまで来たよ。そしてもっともっと強くなる!
お兄ちゃんが迎えに来てくれるまで、もう誰にも負けないんだ!……白美、行くよ!」
「お願いだから早くパンツはいて!」
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おしまい
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出典:どんな競技かは
リンク:実写版みてネ

(・∀・): 89 | (・A・): 29
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