子育てに手を抜いていませんか？

世のお父さんお母さんは、毎日パートや仕事で頑張っている
毎日クタクタになるほど一生懸命働いて子供達を学校にいかせて
食事を与えている、全く涙熊しい努力だ

それは確かにその通りなのだが
大抵のお父さんお母さんは口をそろえてこういう

「仕事で頑張ってるんだから家ではのんびりしたい」

と
確かに人間的にその心情は同意できるが、筆者が思うに子育てはそんなに甘くない

何を言いたいのか？　
例え話をして解りやすく説明したいと思う

ここで仕事を家庭　取引相手や教育対象である部下や後輩を我が子　に置き換えてアベコベに考えて欲しい
家庭（仕事）で頑張ってるから、取引相手（子供や奥さん）の話を聞き流したり　部下や後輩との付き合いをおろそかにしたらどうなるだろうか？

取引相手の話を適当に聞き流したり会議中居眠りしたりするお父さんお母さんは居ないだろう
そんな奴はダメ社員でしかないリストラの対象になってもおかしくない存在だ

当然　仕事（家庭）はめちゃくちゃになるし　部下や後輩取引相手（子供）の事が
何も解らない事になってしまうだろう


「仕事で頑張ってるから家で子供相手に手抜きをしてもいい」
そんな事は無いのである
子供を舐めてはいけない、相手も貴方と同じ人間であり好き嫌いがある
子供は子供のレベルでストレスがあり悩みがある
貴方から見たらどんなにくだらない、貴方が日々直面してる仕事からみれば
大したことがない事に思えても、彼等には真剣な問題である

もしそんな悩みを、仕事から帰ってきた貴方達が
「疲れてるからまたな」とか「そんな事は自分で考えなさい」とか
いい加減な態度で接したらどうなるだろうか
悩みに限らず、子供が見ているアニメの話や漫画の話を
くだらないとまともに取り合わないお父さんやお母さんはきっと多いことだろう
そしていつの間にか子供は貴方に話す事をやめてしまうのだ
それは仕事で言えば取引先から見放される事に等しいだろう

仕事を真面目にする頑張ってるお父さんお母さんは特に気をつけたほうがいい
仕事で頑張っているから疲れているというのは
子育てにおいては何の言い訳にもならないという事を忘れてはいけない

仕事ではやり手でも
家庭ではダメ社員　
そんなお父さんお母さんは多いのではないだろうか

出来る部下を育てる事と出来る子供を育てる事は
実はそんなに違いはないと私は思う
時には叱り　時には誉め　時には飲みに行ったり　一緒に遊んだりするのではないか？
子供を子供だからと子ども扱いして
手を抜いて育てる事こそがダメな子供を育てるという事ではないだろうか

是非職場にいるような真剣な気持ちで子供に接してみて欲しい
取引先や上司のいう事を聞く時のような真剣な気持ちで話を聞いて欲しい
飲み会や趣味の釣りやゴルフに行く時のような気持ちで子供のアニメや漫画の話を聞いて欲しい
子供は自分の趣味を理解してくれる同僚（親）を常に欲している
そしてそんな理解者のいう事なら子供は喜んでいう事を聞くだろう


出典：子供
リンク：なめんな