×ゲーム

2010/10/31 21:00 登録: えっちな名無しさん

朝の光が白々と窓から差し込み、
枕元のMDプレイヤーから目覚ましのクラシックが流れてくる。
僕は隣で眠っている彼女の額に軽くキスをすると、ゆっくりと起き上がった。
軽くシャワーを浴び歯を磨いて居間に戻ると、彼女がトントンとまな板を叩きながら、
朝食の準備を始めていた。
「なんだ、起きたのか。もう少し寝ててもいいのに」
「おはよう、慶くん」彼女、といっても正式に僕の妻だが、妻は料理を続けながら、
僕に優しく話し掛けた。「昨夜はあれからよく眠れた?」
「ああ、ぐっすりね」僕はそう言いながら、妻の後ろ姿にそっと体を寄せた。
「ダメよ、昨夜あんなにがんばっちゃったばかりじゃない」
妻は口ではそう言いながら、小刻みに腰を揺らし僕に押しつけてくる。
「あずさ、愛してるよ」僕があずさの衣服を脱がし乱暴に唇を奪うと、
彼女は自然にキッチンの床に倒れ込む。僕はあずさの胸をもみしだき、体を舐め回す…

「あぁン慶くん、昨夜も、このくらい、すごかったね…」「よせよ、勘弁してくれ…」
あずさはここで、妙に冷静に口を開いた。「千佳ちゃんにもおんなじように、こうやって…」
「もう終わったことだ……本当に勘弁してくれ」
「そうね、勘弁してあげる。昨夜の慶くんはホントにがんばってくれたから。
あれは浮気をした慶くんへの罰ゲーム。でも、素敵だったよ、慶くん」
「あずさ」僕は激しく彼女の体を貪りながら言った。
「可愛い顔して、君も隅には置けないな。さすがに昨夜の罰ゲームはきつかったぜ。
君の監視のもと千佳と寝るなんて。そして最後にあいつを…」
「でも、浮気をした慶くんが悪いんだからそのくらいやって当然でしょ。
私にとっても慶くんのテクを第三者的に眺めるいいチャンスだったし。
それはそうと、千佳ちゃん、ちゃんと死んでるんでしょうね」
「さっきおでこに触って確認したよ。大丈夫、間違いなく死んでた」

朝食後、スーツに着替え普通に会社に出勤する僕を、妻はあっけらかんと見送ってくれた。
「あの娘の死体は、適当に始末しとくからね(はぁと」
ゴミの日にゴミを出しておくねというときと全く同じ口調だった。
君はつくづく恐ろしい女だな、あずさ……

出典:2ch
リンク:2ch

(・∀・): 47 | (・A・): 41

TOP