刑事コジャックの不思議な体験

2011/01/05 06:12 登録: えっちな名無しさん


サバラスは若いころに不思議な体験をしていて、語り草にしていた。
1957年2月27日にロング・アイランドの田舎道を自動車で走っていた彼は、
午前3時にガス欠を起こしてしまった。
近くの食堂でガソリンスタンドの場所を聞き、歩き始めるとヘッドライトを消した
黒いキャデラックが停まり、若い男が妙な甲高い声で話かけてきた。
彼はスタンドまでサバラスを乗せてくれたうえ、小銭まで貸してくれた。
どうしてもこれを返したいというサバラスの頼みに、男は紙切れに
「ハリー・アガニス」という名と住所、電話番号を書いてくれた。

後日サバラスが電話をかけると、彼の妻が出て、困惑した様子で
「ハリーは3年前に高校の同窓会に向かう途中事故でキャデラックが炎上し死んだ」と
告げ、すすり泣いた。驚いたサバラスがアガニス家を訪ねると、
妻のジェーンは紙切れの筆跡は夫に間違いなく、
服装(黒いタキシードに白い絹シャツ、黒い蝶ネクタイ)も埋葬時のものだと語った。ハリーは咽頭癌の手術で声が甲高くなっていたという。

その後、サバラスは都合3回アガニスを見たといい、
2回目はゴルフ場に白い背広で現れたあと、消えたと語っている。
サバラスは「私にもさっぱりわからない。この事件は一生忘れられない。
いつかこの謎が解ける時が来るのだろうか」と述懐している。




出典:テリー・サバラス
リンク:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%90%E3%83%A9%E3%82%B9

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