ラーメン二郎 コピペを読む前に
2011/02/25 20:53 登録: 痛(。・_・。)風
-ロットとは
ラーメンを調理作成する1工程のこと。
1工程で、例えば6杯作るならば、1ロット6杯などと呼ぶし、
その場合、同時に提供されるのは6人なので、その6人を同ロット、次の工程で作られたラーメンを次ロットなどと呼ぶ。
また、開店最初の工程で作られるラーメンを食べることを1stロットなどとも呼ぶ。
二郎はほとんどの店で、カウンターに着席する前に、次のロットの調理を開始しています。
例えば、12席の店で、最初に1ロット6杯、次に6杯。この時点で、前のロットの6名の内、何人かがまだ食べているわけですが、
その次のロットの分を調理開始している。そのロットが完成した辞典で、空席が6つ確保出来ていない場合をロット崩れなどと呼びます。
-ラーメン二郎の食べ方 食券編
食券: 多くの二郎では食券制である。しかしメニューが特徴的なので注意しよう。基本的にラーメン二郎の品揃えはラーメンの一点のみである。
食券購入時には麺の量と、ぶたの枚数、卵の有無を選択することになる。
なお万札や5000円札は使えないので千円札・小銭(小銭使用が奨励されている)を用意しておくべきである。
両替をお願いすることは店側に迷惑をかける事になる上、ロットリズムを乱す原因(ギルティ)になりかねないので厳に慎むべきである。
食券の置き方:基本的に進行中のロットの人(今現在麺を茹でてもらってる人)は横、その次のロットの人は縦に置くのが正しい。
よくわからないなら下手に縦にせず毎回横にしよう。
食券の置き方はロットを理解してないと正しく置けないので、この時点で素人が浮き彫りになるシステムにもなっている。
素人さんが覚える必要は全く無い、が、食券の置き方も知らない人がマシとか言ってると失笑物である事も事実である。
マシを口にするなら置いた食券を手直しされないよう気を付けたい(助手さんによっては奇数ロットは横、偶数ロットは縦でロット進行するので注意)
なお紙の食券を使ってる所ではこの限りではない。
また一般的に麺バーに対してロットバトルを挑むタイミングもこの食券を置く時になる(詳細はロットバトル編にて)
傷:食べるのが遅い客がロットを乱すとその席だけ食券の置き方が隣とズレるので、何ロットのどの席の客がロットを乱したのか後続の客にもはっきりわかるようになっている。
それらの食券に残されたロット乱れの形跡をロットの傷と言う。
ロッターの力が強い店ほど閉店まで食券の置き方がまとまっており、ロッターがだらしない店ほど食券の置き方がどんどんバラバラになっていく。
ある程度慣れると食券を見ればその日のロットがどうだったのか大体つかめるわけで、あまりに傷が酷いと(店に負担をかけてるという事で)他支店のロッターから下に見られてしまう。
そのためホームロッターはなるべく傷を作らないよう日々努力しており、強豪店はむしろ完璧なロット進行を見せ付けて自店のロットを誇りにしているものである。
なおロッターはファーストロットからいきなりロットが乱れるのを自殺物の恥としており、ファーストやセカンドでの失敗は絶対許されないのも覚えておきたい。
-ラーメン二郎の食べ方 コール基本編1
コール:コールには並んでるときに聞かれる大小コールと、供される直前に聞かれるトッピングコールの二種類があり、
それぞれのタイミングで自分好みの注文をすることができる。
大小コール:大抵は並んでるときに聞かれる第一のコール。大きさの「大」「小」が表で、
裏には「麺マシ」「少な目」「半分」「三分の一」がある。他にも麺を硬めにしてもらう「カタメ」なども。
スープの脂を調節してもらう「アブラ少な目」「アブラ抜き」がある。
これらのコールは勘違いしてる客もいるがれっきとした「店の善意による裏の味付け」なので
むやみに通ぶって裏コールを重ねるのは店の善意をもてあそんでる行為に他ならず、
あまり調子乗ってると店を守ってるホームロッターとバトルになるので注意。
この大小コールでの無茶なコールが重なると店側が非常に混乱しやすいのでロッターの皆さんには節度を守っていただきたい。
店舗によっては一部の裏コールが通じない場合もあるので要注意。
カタメ:カタメコールにすると通常より早めに出してもらえるためロット的に少し有利になるが、ロット内で最後の麺バーのみカタメコールは不可なので注意。
(カタメの客の麺は当然早く仕上がるので、一番最後に席につく人がカタメだと、高確率で席が空いてないのに麺が茹で上がってしまうため)
例えカタメが好きでも、ロット内しんがりの場合は普通で頼むのがロッターの常識である。
できれば最後から二番目の人もロットに余裕が無くなってしまうためカタメは遠慮しておいた方が良い。
こういう細やかなとこでロットを微調整してるロッターこそ本当の意味でロットマスターと言えるだろう。
麺増し:大盛り以上に食べたい時に注文できる裏メニュー的存在。当然出来るか出来ないかは店による。
大盛り以上に食べようとする客は少ないためメンマシ無料の店もある。特に学生街にそういう店舗は多い。
当然無料のときは店からの善意のサービスなので残してはいけない。量的には大盛り以上の量になるので普通の人には関係ない話ではある。
-ラーメン二郎の食べ方 コール基本編2
ラーメン二郎の食べ方 コール基本編2
トッピングコール:ラーメンを出される直前に聞かれる第二コール。「ニンニク入れますか?」と聞かれる事が多い。
野菜、ニンニク、脂、辛目を好みによってトッピングしてもらえる。男らしく大きな声ではっきりとコールしよう。
マシマシはある程度通ってからが吉。繰り返しになるが厳密に言うと表メニューは「ニンニクを入れるか入れないか」のみなので
野菜をマシてもらったときはマスターや助手さんに感謝の会釈をしよう。
ここでのコールは一人ずつ処理していくので大小のコールの時ほど混乱は起きないが「いっぱい、たくさん、大盛り」と言った通例に無いコールや
「無し」コール(以前も説明したようにナシはマシと発音が似てるのでヌキとコールするのが正しい)が絡むと混乱しやすい。
大小コールのときもそうだがこのコールでの味調整は、まず店主の味を知ってからでないと調整しようがないため、
初回で味をピーキーにするようなコールは店主をないがしろにしている行為に他ならない。
(個人的意見ですが卓上カネシを置いてくれてる店舗でのカラメコールは、今一度そのコールは必要なのか御一考頂きたい)
マシ、マシマシ:トッピングを多く注文すること。正式名称はダブルだがロッターは好んでマシ、マシマシを使う。
マシマシ発祥の店では元々ニンニクを入れるかどうかだけだったが「もっと野菜入れてほしい」「もっと味濃くしてほしい」等、
客のわがままな注文をそのまま受け入れてたのがマシの事の起こりとなっている。
ただしマシマシと言ってちゃんとマシマシにしてくれるかはロッターの技量による。基本的に無料で追加してくれるのはヤサイ、ニンニク、アブラ、カラメの4種類。豚は有料。
中でも野菜マシは無料で野菜が増えるので非常に人気がある。
コールのタイミングは店主か助手に「ニンニク入れますか?」といわれたときにコールする。
それ以外のタイミングでコールすると「フライングコール」といって物凄い恥をかくことになる。
コール順番は野菜かニンニクが先でカラメが一番最後が一般的。例外として全部増してほしいときは「全マシ」とコールする。
-ラーメン二郎の食べ方 フィニッシュムーブ編
フィニッシュムーブ:正確には ドンブリをもってすする→食べ終わったらそのままカウンターにドンブリとコップを戻す→テーブルを拭く→頭を下げて会釈という一連の動作を指す。
特に各店のファースト、セカンドの各ロットでは、訓練されたロッターによる軍隊も真っ青の一糸乱れぬフィニッシュムーブを魅せる。
ちなみにロットを守っていてなおかつフィニッシュムーブもちゃんとやる客なら、店側のサービスは間違いなく良くなるので決して無駄な事ではない。
本来マシマシ等のサービスはこのような礼儀作法が完璧な一流ロッターのみ受けられる裏サービスであり、
マシマシをやってくれるというのは店に認められたという免許皆伝に等しい非常に名誉ある事なのである。
日頃二郎に慣れ親しんでる皆様にもマシマシの意味を今一度ご一考頂きたい。
偽装フィニッシュムーブ:食べ終わってもいないのにドンブリをもってすする事。素人の陥りやすいミス。
周囲のロットリズムを乱しかねないミスなので、行うと重めのギルティが科せられる。
-ラーメン二郎の食べ方 ギルティ編1
ギルティ:故意に店に迷惑をかける行為は原則的に即時土下座になるが、故意でない比較的軽度な反則はギルティとして警告が加えられる。
具体的に言うと「フライングコール(コール乱し)」「手洗いに行く」「万札や5000円札等の高額紙幣の両替」「ティッシュ不携帯」「野菜落とし」
「フィニッシュムーブ時のカウンター汚れの拭き残し」「水を汲むために食事中に席を立つ(二度立ち)」など。
フライングコール:大きさを聞かれてるときにヤサイマシマシ等トッピングコールをする事。勿論間違いである。
豚宣言:フライングコールの一種。豚入りにするかどうかは券売機で決める事なのでコールする必要は全く無い。
「俺は豚入りを喰うんだ」と皆に宣言するその様は「私は素人です」とマイクアピールしてるのも同然である。
マシコール後に撃沈:初見の客には「量多いですけど大丈夫ですか?」と確認とる店舗も多いが、この確認には「ロット内で食べきれますか?」という意味も含まれている。
小が食べ切れなかったときは謝れば許されるが、大や全マシを頼んで撃沈は客の過失が原因となるため重罪とされている。もうその二郎には行けないと思った方がよい。
連席:席を隣同士にしてもらう事。ロット崩れの発端になる事が多い。迷惑にならない範囲で助手さんが席を都合してくれる店もあるが、
基本的に客側から連席を要求することはタブーであり、連席が許されるのは女子供、年寄りのみである。
まず助手さんに案内させる手間と時間がロットリズム的に美しくないし、第一隣同士で座ったところでお喋りしてるヒマなど無い。
隣同士で座ることに何の意味も無いのである。何より男なら「男を魅せる場所」でそんな女々しい事を言ってはならない。
歌舞伎町二郎ではゲイやホモ商売の方がよく恋人(男)と来店して連席するため、男同士で連席したがる客をゲイ、ホモと言う。
(ちなみに歌舞伎町のゲイの方々は非常に気前が良い)
-ラーメン二郎の食べ方 ギルティ編2
私語:結論から言うと、私語が許されるのはロッターのみである。
普通ロッターなら2ロットの完食まで最低でも1分くらいは余裕もたせてペース配分してるのでお店やロットメンバーと歓談したいなら30秒程度ならなんら問題無い。
店側も常連に話しかけるときはロットリズムに余裕があるときのみなので、常連の私語でロットが崩れる事は100%無いようになっている。
会話の時間も計算しロットを乱さずマスターの指揮の下、歓談に興じるそのさまはまさに完成された小宇宙的芸術作品と言える。
ただしロットを理解してない素人がおしゃべりでロットオーバーすることは、例え初心者でも厳しく叱られるので注意。
不要な私語でのロット乱しは非常に重い罪とされており、あまりに酷い場合叩き出されて出入り禁止になる。
常連は喋ってるのに素人にだけ私語を禁止する居丈高な店と酷評される事もあるが、これは素人とか常連とかでは無く「ロットを理解してるどうか」の差なのである。
逆に言うなら素人でも2ロット以内で完食できるならいくらおしゃべりしても構わない(ロットを守ってる時点でその人は素人ではなくロッターということになるが)。
撃沈:食べ切れなくてギブアップすること。ロッターにとってもっとも不名誉な事なのは言うまでも無い。
食事時間が4ロットかかると売り上げ的に客では無くなってしまうので自動的に3ロット終了時点でギブアップとなる。
この場合は潔く諦めて丼をあげて謝ろう。「すいません、食べ切れなくてごめんなさい」とちゃんと頭を下げれば店も周りも何も言わない。
ただし前述のとおり大やマシマシを頼んで撃沈はかなりの重罪なので、その場合は今後同じ事をしない旨を伝える必要がある。
なお、こそこそ店の目を盗んで逃げ出すのは一番最悪なケースで、これだけは絶対しないで頂きたい。
このような侘び入れも出来ない客は店外で親切な方々に詫びの入れ方を教えられ、例外無く謝罪のやり直しとして土下座するハメになってしまう。
何かと話題になる土下座だが…確かにこのような客が極稀に土下座をしているのは事実だが、それは食べ切れなかったから土下座ではなく、
人として間違ってるが故に仕方なく教育しなおしてるだけであり、決してなんらかのショーではない。
-名称
・ロティスト
店主と談笑できる
ロットリズムを読んで調整できる
他店の刺客を撃退できる
ファーストロッターに入り、なおかつ大豚Wを最速で完飲完食
ローカルルールを完全に把握
素人を現場で指導できる
専門用語を創造できる
・常連
店主に軽く会釈できる
常連サービスを受けたことがある
店主と助手の仕事を観察し、正確に文章化できる
ポールシャッターした経験がある
天地返しの正しい方法と目的を理解している
「ロット」の概念を理解し、応用して分析できる
専門用語を駆使したレポが書ける
・素人
店主の顔を見て「ごちそうさま」あるいは「ゴッソサンス!」が言える
毎回完食できる 丼上げ&テーブル拭きができる
コールを的確に、はきはきと発音できる
マナーを守れる 予習ができている
・問題外
店主に挨拶しない
完食できないのに大ラーメンorヤサイマシorブタ追加
みだりに素人の友人や恋人を連れてくる
コールタイムでヒヨるorフライングコールする
店主や常連に注意を受ける
出典:ひさしぶり
リンク:次郎コピペはじまるよ

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