時をかける少女たち
2011/02/26 12:05 登録: えっちな名無しさん
春、朝のバス待ちの列、俺の前には女子高生二人。
見たことない子だから新入生かなあ。
前に清楚タイプ(原田知世風)、後ろに今どきギャル?タイプ(仲里依紗風)。
知世の携帯が鳴ったみたいだ。
里依紗「なるちゃん?朝からしつこいね」
知世「うん、ちょっとね、疲れて来た」
知世「もしもし、なる君、今話しにくいからメールで…んん?うん、うん」
何だかんだ言ってわりとでかい声で話してるよ。
知世「うんうん。あ、なる君に」
里依紗「ぶふぉう!」
里依紗がジュース吹いた!【あなる*くんに】がツボったのかな!
ていうか何で知って…いや今時これくらいふつうなの?下ネタに敏感だなおい。
そのリアクションがなければ俺は気付かなかったか、スルーできたと思うのに。
俺もつい、ちょっとプッと吹いてしまった。
里依紗にキッ!とにらまれる。
いや実際は、怖くて目が合わせられないので、にらまれてるかどうかわからない。
でも絶対にらんでる!これは…おじさん(30)への軽蔑の眼差しか!
うう、怖い、恥ずかしい、でもでも、もっと…もっと見て!もっと蔑んで!
…あれ?にらんでなかった。「どうもすみません」何だ礼儀正しい良い子じゃないか。
知世「じゃあまた後でね、じゃね。……里依紗、さっきのぶほって何(笑)」
里依紗(かなり小声、耳元で)「ごめん知世、アナルとクンニに聞こえたから笑っちゃった…」
知世(普通の声で)「え?それ何だっけ。アナルは知ってる。クンニって何?昨日したのはシックスナインだよね」
里依紗「ぶふぉう!」 俺「ぶふぉう!」
下ネタに敏感どころじゃなかった、本物じゃん。
周りの人(つっても2人)は…聞こえてないのか、聞こえてないふり?
お嬢さんそれ、百合ギャルの隠語とでも思ってるの?大人も普通に知ってるんだぞう…。
ようやく気付いたか、二人して真っ赤になってうつむいてしまったようでした。
バスがすぐ来てくれてよかったね。
次の日から、2人はひとつ先のバス停から乗るようになってた。
その後事情により俺はそのバス停を使わなくなった。
時を越え数年後の今。
取引先のOLがどう見ても、あのときの子(知世)だと思うんだが…確証は持てず。
話の性質上、偽名を使えなかったナル君、ごめん。成宮君?
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