近親系ってさ…

2011/03/29 02:38 登録: えっちな名無しさん

20代の独身男。趣味は「変態性欲」です。

といっても僕自身の性的嗜好はノーマルすぎて詰まんないくらいですが、
変わった趣味を持つ他人の話を聞くのが何よりの楽しみ。
軽いフェチから「ど」が付く変態まで、色んな世界を愛情深くウオッチしてます。

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「母親に欲情とかってマジ、あり得ないし」
「こういうこと書く奴、リアルじゃ妹いないんだろうな」

近親系のスレやブログで、こんな書き込みをよく見かけます。

特に若いうちは自分自身かごく近い世界のことしか想像力が働かず、
枠から外れた快感にハマる人が理解できないのは分かります。
そもそも賛同者・理解者が少ないから「変態」って呼ばれるんだし。
上目線でごめんなさい。

ですが、それを踏まえたとしても近親系って、
他の変態嗜好と比べて「アンチ」の声が大きいと思いませんか?

僕の経験上、例えば他の変態系スレで
「男同士で欲情ってマジ、あり得ないし」
「こういうこと書く奴、リアルで糞尿にまみれた経験ないんだろうな」
なんて書き込み、あまり見ないんですよね。ゼロとは言いませんが。

さらに言うと「幼女に欲情って…」とか「二次元に欲情って…」とか、
その手の趣味の持ち主が集まる場所で無謀にも書き込んだら、
他の参加者から猛バッシングを食らいそうな雰囲気ですね。
「生殖」ってことを考えたら近親より変態のグレードが高そうなのに。
いえ、僕はどっちも応援しますよ。

自分の趣味じゃないスレやブログを偶然覗いて、受け入れられないと思っても、
「う〜ん、世の中には、そーゆー趣味の人もいるんだね」と静かに立ち去るのが
「変態界」に足を踏み入れた者のマナー。
同性愛でもSMでも獣姦でも、たいていのジャンルではそうです。
もちろんマナーを守れない人がいるのは、どの世界も同じですが。

ところが近親系のスレやブログだと、
わざわざコメントで「自分にそーゆー趣味はない」と公言し、
それに飽きたらず「そーゆー趣味」の人たちに一言文句を付けないと
気が済まない人が妙に目立つんですよね。

趣味の集まりに「わざわざ乗り込んで物申す」のがどれだけ無粋な行為か
他の変態系スレで考えたら分かりそうなものですが。
どうしてこういうことが起きるんでしょう?

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近親系の趣味を持つ人たちのオフ会に何度か顔を出したことがあります。
実践派、願望派、僕みたいな観察派と集まりの種類はいろいろ。
そういう所に来る老若男女、結構な人数に話を聞いたんですが、
大半が「こういう世界にハマるなんて、以前は思ってもなかった」と言います。

もちろん「ずっと前からお兄ちゃんのこと…」なんて、
漫画やゲームみたいなケースもないわけじゃありませんが、
何かのきっかけ(中身は人それぞれ)があって欲情するまで、
肉親が性欲の対象だなんて想像もしなかった人が多数派なんですね。当たり前か。

今じゃそっちの世界に入ったお母さんも、
目覚めるまでは、たまたま掲示板とかで近親の世界を覗いても、
「実の息子だなんて、マジあり得ないし」なんて思ってたわけ。
ただ、この段階でマナー違反を犯してまで
「自分は違う」と書き込む人は少ないみたいですが。

で、そういう人が「きっかけ」を得て肉親に欲情したら、
クラクラするような倒錯感というか「価値観の転換」を感じるらしいんですね。
罪悪感、背徳感、性的興奮とか色んなものが合わさった感覚なのかな。
僕は想像するだけですが、抗しがたい魅力と恐怖感を同時に覚えるんだとか。

「そこでのめり込むか逃げるか、紙一重の差だと思いますよ」
そう話してくれたのは、オフ会で出会った「実践派」の女性でした。
彼女はのめり込んじゃったんですね。
そして、幸か不幸か逃げた人は、再びああいう感覚に捕らわれることを恐れてか、
近親系をやたら敵視するようになるのかも、と彼女は言います。

つまり、近親趣味のスレや書き込みをスルーできず、
わざわざ乗り込んで行って「自分はそうじゃない!」と声高に叫ぶ人、
その手の趣味を持つ他人を「お前はおかしい!」と指弾する人って、
実は肉親に欲情した過去があって、その反動でムキになってる人が多いんじゃないかな。

…というのは、その女性の推理ですが、僕にも思い当たるフシがあります。
SMSとか登録制のサイトで出会った「アンチ」の人と、
メールやメッセでやり取りしたことがあるんですけど、突っ込んで話を聞くと、
アンチの中にも肉親に欲情した経験のある人って意外と多いんですよね。
もちろん「虐待」の被害者や加害者もいますから一概には言えませんけど。

だとすれば、その手の書き込みの主には過去の自分を否定したくて、
ついついマナー違反を…って人も結構いそうな感じ。全員じゃないでしょうが。
考えてみれば、本気で「キモッ!」「こいつ頭おかしいよー」って思ったら、
普通は関わらずに立ち去りますもんね。

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もう一つ、
これは僕がリアルで知り合いのカウンセラー(40代女性)に聞いた話ですが、
近親の世界って、一般に思われてるよりずっと裾野が広いそうです。
まあ、この場合「一般」がどう思ってるかも興味あるところですけど。

知り合いに「男の6%は潜在的ホモ」と公言する同性愛者の男性がいます。
もちろんホモといっても奥が深いのは承知の上での発言だと思います。

で、このカウンセラーに言わせると、潜在的な近親系はそれよりずっと多い。
もちろん最後まで「実践」してる人はごく少数でしょう。
ですが、前段階の肉体的接触を含めたら数はぐっと増えるし、
願望だけならさらに多いはず。彼女に言わせれば
「肉親相手に一度でも欲情した経験がある人って、半数を超えるんじゃないかな」。

もちろん一般人の統計を取ったわけじゃないでしょうが、
僕の実感でも、それくらいいて不思議じゃありませんね。
同性愛も「実は一度だけクラッと」って人は調べたら結構多いと思いますが、
少なくともスカトロやSM、獣姦や屍姦と比べたら
近親相手に「やべえ」って経験がある人はずっと多いんじゃないでしょうか。

ちなみに、これも「実践派」のオフ会で聞いたんですが、
血縁関係が近ければ近いほどエッチしたときの快感が高まるって話、
まんざら嘘でもないようです。
従兄弟&従姉妹より叔父&叔母、さらに親兄弟の方が気持ち良いらしいんですね。

僕、最初は「背徳感の分、興奮度も高まるのかな?」なんて単純に解釈したんですが、
海千山千の中高年に言わせると、血縁の近さと体の相性は比例するというか、
純粋に肉体的な快感も普通のエッチと比べてアップするそうです。
特に女性は、兄弟や息子のモノが「人生で一番感じた」って方が多かったですね。

近親にハマると抜け出せないのは、血縁者だからという社会的要因だけじゃなく、
他人とするより気持ち良いっていう肉体的要因も理由の一つかもしれません。

>>
ダラダラと読みづらい文章で恐縮です。
要するに、近親系の世界は他の変態行為と比べてハマる確率が高い上、
いったんハマると甘美すぎて抜け出せなくなる。
望まない人にとっては実に「危ない」世界だと言えます。

「声を上げるアンチ」が多いのは、危険性を潜在的に察知する人が多いからかな
…ってのは、もちろん僕の勝手な推理ですが。

どっちにしても、この話を聞いて以来、
それまで迷惑だった「アンチ」の書き込みも興味深く眺めるようになりました。

出典:朝までナマ中出し
リンク:激論!!どーする!どーなる!ニッポンの変態!

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