勇次郎「けいおんッッッッッ」

2011/03/29 21:50 登録: 小鳥のパイズリ

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 04:14:07.08 ID:A87v3FyFO
刃牙「始めるか……親子喧嘩ッッッ!!」

勇次郎「ニタァ〜〜」

携帯『ふわふわ時間〜♪』  
刃牙(梢ッ?!こんな時に、それより聞かれたかッッッ?!) 

勇次郎「何だ………今のは?」

刃牙「い、イヤ何でも無ぃ勇次郎「今のは何だッッッ!!!」

刃牙「けいおん……ってアニメの曲だよ……」

刃牙(恥ずかしいッッ!!よりによって親父に聞かれるなんてッ!)

勇次郎「………………」

刃牙「親父………?」






23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 04:26:13.34 ID:A87v3FyFO
勇次郎「刃牙よ……決着は後だ。」

刃牙「えッ?!」

勇次郎「貴様には失望した……そんな駄菓子の様な無駄な物を好むとは恥を知れッッッ!!!」

刃牙「〜〜〜〜〜ッ!!」
勇次郎「じゃあな……」

刃牙「行っちまった……そうだよな、こんなもんにハマる俺も俺か……………」

秋葉原某アニメショップ

勇次郎「アニメと言えば秋葉原と決まっているはず、けいおんのDVDは……これかッッッ!!」

勇次郎「クスクス、楽しみだ………」

勇次郎(刃牙がハマる程のモノ……見届けてやろう)






24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 04:32:53.05 ID:A87v3FyFO
勇次郎「……………」

唯『うんたん!うんたん!』

勇次郎「……………」 

唯『あずにゃ〜ん』
梓『唯先輩!やめて下さいよッ!!』

勇次郎「………………」

紬『お茶が入ったわよ♪』 
勇次郎「………………」








26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 04:43:46.57 ID:A87v3FyFO
ストライダム「何を見ているんだオーガ?」

勇次郎「?!ッッッ邪ッッッ!!」

ストライダム「〜〜〜〜ッ!!いきなりTVを壊すなオーガよ……」

勇次郎「貴様ッッ!今のを見てたのか?!」

ストライダム「いやいや、君がいきなりTVを壊すものだから、何がなんやら……」

勇次郎「………そうか、もう寝るとしよう」

ストライダム「あ、あぁ……良い夢を」

勇次郎(けいおん!か………たまには良いもんだ………な…ZZz……)






30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 04:51:37.87 ID:A87v3FyFO
???「お………て…!」

勇次郎(……む、なんだ)
???「早く起きてッ!!」
勇次郎「……誰だ?……」
憂「何寝呆けてるの!お父さん早く起きなきゃ!!」
勇次郎「………………」

唯「あっ!お父さんおはよー♪」

憂「もう!!学校行ってくるね、ご飯は用意したから勝手に食べてッ!!」

勇次郎「あ、あぁ……」

唯・憂「行ってきまーす!!」

勇次郎「…………現実だよな?」






33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 05:03:07.93 ID:A87v3FyFO
勇次郎「飯喰うか……」

リビング 

勇次郎「憂の手料理か……………」モニュモニュ

勇次郎「美味いな……」モニュモニュ

勇次郎「ふぅ………次は洗濯でもするか…」

洗面所

勇次郎「これはッッッ、唯か憂のブラジャーか!!」
勇次郎「洗濯って良いもんだな…………」ニタァ〜〜






35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 05:11:06.88 ID:A87v3FyFO
勇次郎「ブラとパンツの色や柄などの特徴から考えて……どちらのモノか解るッッッ」

勇次郎「唯よ………憂に胸で負けるとは!!」

勇次郎「だが、それも良いもんだ。」

勇次郎「次はゴミ出しか…………」

勇次郎「………む、これは使用済みの………」

勇次郎「……家事とは素晴らしいモノだな」クスクス






37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 05:19:22.94 ID:A87v3FyFO
勇次郎「一通り家事も終わった………少し体を動かしに行くかッッッ」 

ゲーセン

DQN1「マジかwww」

DQN2「それでよ〜〜ww」
DQN3「ん……何みてんだよオッサン、うぜぇな。」

DQN4「今どき拳法着とか……ギャグかよwww」

DQN5「ケガして〜〜のか?アァ!!」

勇次郎「…………ギリッッ」グニャ〜〜〜〜
 
DQN一同「〜〜〜〜?!」







38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 05:25:03.83 ID:A87v3FyFO
憂「ただいまぁ〜〜」

勇次郎「おう……」

唯「たっだいま〜〜!!」
勇次郎「夕飯出来てるぞ」
唯「メニューは?!」

勇次郎「ハンバーグだ…」
唯「やったぁ!!」

憂「お皿用意するね!」

全員「頂きますッッッ」






42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 05:37:45.32 ID:A87v3FyFO
唯「おいしい!!お父さんの料理は最強だね!!」

憂「あれ………お父さんだけメニューが違うけど、何ソレ?」

勇次郎「メフンだ……鮭の内臓の塩辛……美味い」

TV『ニュースです、〇〇市のゲームセンターで少年グループが皆殺しにされる事件がありました………』

唯「あそこ知ってるよッッッ」

憂「皆殺しなんて……酷過ぎるよ……」

勇次郎「気にするな、飯が冷めるぞ。」








43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 05:46:11.47 ID:A87v3FyFO
唯「あっ、そうだ!!」

勇次郎「どうした……?」
唯「今度ね、父兄参観があるんだぁ!!」

勇次郎「〜〜〜〜?!」

憂「実はアタシも………」
唯「絶対来てね!お父さん!!」

勇次郎「お、おう………」
寝室

勇次郎(唯達が通う女子校にッッッ!!!)

バキィ!!!

憂「どうしたの?!」ガチャッ!

勇次郎「スマン、ベッドが壊れた………」








47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 05:57:16.42 ID:A87v3FyFO
参観日当日 

勇次郎「ここが………あの女子校か……」ザッザッ

父兄1「ヒッ…………」ビクッ

父兄2「…………うぉ!」 
教室 

律「うわぁ〜〜なんか恥ずかしいな。」

紬「確かに新鮮よね♪」

唯「お父さん早く来ないかなぁ〜〜〜」

律「そういえば唯のお父さん見たこと無いな!」

紬「私も気になるわぁ」 
唯「エヘヘ〜〜最強のお父さんだよ!!」

律「なんだよソレww」

廊下

勇次郎「唯の教室はここか……」ガラッ






52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 06:05:50.81 ID:A87v3FyFO
唯「あっ!お父さ〜〜ん!!!」ブンブン

律「オッ!来た………」
紬「   」ブルブル

勇次郎「相変わらずガキッぽいなアイツは………」

勇次郎(周りの2人は友達か……?)

勇次郎(…………エライ静かな教室だな)

廊下
さわ子(さぁ、気合い入れて行かないと!!………って馬鹿に静かね?)

さわ子「じゃあ授業を始め………」ガラッ

さわ子(何………あれ?)ブルッ 







55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 06:14:35.19 ID:A87v3FyFO
女子(なんか……体が……)ブルブル

男子(震えが………止まらない?)ブルブル

父兄(寒気はしないんたが…………)ブルブル

律(なんだよアレ?!恐すぎだろッッッ)ブルブル

紬「   」ブルブル

さわ子「え〜〜〜じゃ、じゃあ今日はクラシックについて………」ブルブル

さわ子(何なの?!あれ、人?!! イヤ、人ではあるけど本当に人?!)

さわ子(一体誰の父兄よッッッ)

唯「ニヤニヤ」

さわ子(お前かアァッッッ!!!!)

勇次郎(何故他の奴らは震えてるんだ………?)







56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 06:27:19.34 ID:A87v3FyFO
さわ子「じゃあ、範馬さんこの曲の作曲者わかるかしら?」ブルブル  

ベートーベン『エリーゼのために』 

唯「え〜〜〜と……シューベルト!!」

勇次郎(成る程な……)

さわ子「残念、これはベートーベンよ………」

勇次郎(?!)

唯「エヘヘ〜間違えちった」

律(笑いたいけど笑ったら殺されるッッッ)

キーンコーンカーンコーン
さわ子「…!!授業を終わりにしますッッッ、有り難うございました。」

勇次郎「次は憂の教室か………」






61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 06:39:25.27 ID:A87v3FyFO
憂「緊張するね〜〜」

梓「憂のお父さんは今日来るの?私のお父さんは忙しいから無理って………」

憂「私のお父さんは来るみたいだね、お姉ちゃんからメール来たし!」 

梓「いいなぁ〜〜、そういえば憂のお父さん見たこと無いような……」

憂「最強のお父さんだよ!!」

梓「何ソレwww」

勇次郎「憂の授業は体育か………」ズサッ






63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 06:47:00.97 ID:A87v3FyFO
憂「お父さ〜〜〜ん!!」ブンブン

勇次郎「姉妹そろってやることは同じか………」

梓「う………憂?」ブルブル

憂「なぁに?梓ちゃん」

梓「あの……人がお父さんなの…?」ブルブル

憂「そうだよ!!スッゴク強いんだ!!!」ニヤニヤ
梓「へ、へぇ〜〜〜………」

梓(似てないにも程があるでしょ?!然も恐すぎるッッッ)

担任「今日の授業はサッカーの試合をしてもらいます……」ブルブル

担任「父兄の方で参加されたい方は是非!!」

勇次郎「サッカー………か………」







67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 06:55:33.01 ID:A87v3FyFO
勇次郎「おい………」

担任「はっ、はいぃぃ!!!」

勇次郎「参加希望だッッッ」ニヤニヤ

担任「え〜〜〜、チームはどちらに………」

勇次郎「味方なんてイラン………俺一人で良い!!」
担任「えっ?!然し……」
勇次郎「二度も同じ事を言わせるな………」グニャ〜〜〜

担任「〜〜〜〜〜〜?!」
担任「解りましたぁ!!では、貴方一人たい生徒代表チームで………」ビクビク
憂「お父さん流石だなぁ〜〜〜」

梓(いやいや、ある意味モンスターペアレント以上だわ…………)






69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 07:03:45.24 ID:A87v3FyFO
担任「では試合前に練習の時間を取ります……」

女子「憂と梓は代表確定だね」

梓「えっ……………」

憂「頑張ろうッッッ梓ちゃん!!」

勇次郎(試しに蹴ってみるか………)

勇次郎「邪ッッッ!!」ギャド!!!

担任「ボールが爆発した?!」

梓「然も、地面が割れてる………」

憂「お父さんすごいね!」
勇次郎「まぁな、憂よ死ぬ気で来いッッッ」ゾワワワ
憂「………敗けないよ、お父さん」グニャ〜〜〜〜






72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 07:13:25.00 ID:A87v3FyFO
担任「で、では試合を開始したいと思います!」

憂「お父さん……もし私たちが勝ったらご褒美欲しいなぁ〜〜〜」クスクス

勇次郎「……エフッ!エフッ!……アハハハハハッッッ!!この俺相手に勝ったらなぞと……いいだろう」
憂「余裕だね…………お父さん、因みにご褒美の内容は?」ニヤニヤ

勇次郎「唯の脱ぎたてパンツでどうだ?」ニタァ〜〜
憂「本気で行くよッッッ!!!」グニャ〜〜〜〜

梓(あの親子絶対おかしいだろ………)

担任「キックオフ!」






78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 07:25:47.55 ID:A87v3FyFO
勇次郎「邪ッッ!!」ビュン

憂「……………え?」

梓「………………嘘?」

勇次郎「どうした?ゴールだぜ?」クスクス

この時の様子を中野 梓はこう語る 

梓「キックオフしたと思ったらもう憂のお父さんがゴールに居ました。」
梓「はい、皆が何が起きたか理解出来てませんでしたよ………」

後に判明するが、勇次郎はボールを足に乗せながら片足だけの跳躍でゴールまで瞬間的に移動していた。 
距離にして20メートルを約0.5秒である。

勇次郎「ボール蹴ると割れちまうからなぁ……」ニヤニヤ

勇次郎「なら乗せるしかあるまい………」クスクス






80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 07:34:14.00 ID:A87v3FyFO
憂(お父さんの本気………やっぱり凄いな………)

梓(試合にならない……)
女子「諦めちゃダメだよ!憂、梓頑張って!!」

勇次郎「だとよ、憂…」ニタァ〜〜 

憂「お父さん………お姉ちゃんのパンツは貰うよッッッ」グニャ〜〜〜〜

梓「色々とおかしいけど………やってやるです!!」
勇次郎「………い〜〜い女だ…ほらボールだ…」ニタニタ








82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 07:44:20.60 ID:A87v3FyFO
憂「梓ちゃん、一気に突っ込むよッッッ」ザッ

梓「わかったよ!!」バッ
勇次郎「ほぅ……俺に速度で挑むか……」

憂「梓ちゃん、パス!!」
梓「憂ッッッ」ダッ

勇次郎「簡単にはやらせねぇッッッ」ゾアッ

憂「グッ!梓ちゃん!!」バッ! 

梓「ナイスパス!!」

勇次郎「また抜き……?!ぬぅ!」

憂「イッけぇぇぇ!!!」






87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 08:25:08.84 ID:A87v3FyFO
梓「うりあぁぁぁッッッ」シュ!

勇次郎「チェリャアァァァァ!!!」ズンッ!!

憂「〜〜〜〜〜〜!!?」グラグラ

梓「あわわわわッッッ」グラグラ

梓(しまった、シュートの体制が崩れてッッッ)

勇次郎「惜しかったな……娘」クスクス

梓「外してしまった……」
憂「そんな…………」






88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 08:32:02.49 ID:A87v3FyFO
キーンコーンカーンコーン
担任「えぇと、授業を終わりにしたいと思います!!有り難うございました!」
梓「負けちゃった……」 
勇次郎「俺に勝とうなどまだまだ先だな……」クスクス

憂「地震起こすの反則だよ〜〜〜」

勇次郎「勝負に、闘争にルールなど無い!!!」

唯「お父さ〜〜〜〜ん!!」ブンブン

勇次郎「なんだ?」

唯「良かったら部活見に来ない?!」

勇次郎「いいだろぅ………案内しろ……」クスクス






90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 08:40:55.50 ID:A87v3FyFO
憂「お姉ちゃん、私も見に行っていい?」

唯「いいよ〜〜〜♪」

勇次郎(………けいおん楽部か…) 

音楽室 

律「唯のお父さん恐すぎたな…………」

紬「私なんか記憶が飛んでるわ…………」

さわ子「……………まさに鬼よ……ホント」

みお「見えない聞こえない見えない聞こえない」ブルブル

梓「人間では無いです、間違いなく…………」

唯「着いた〜〜〜〜♪」ガチャ






94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 08:48:59.53 ID:A87v3FyFO
律「おーす、唯」

憂「おじゃまします……」
梓「憂!」

紬「お茶たりるかしら………」

唯「今日はねぇ、せっかくだからお父さんに来て貰いましたッッッ」

勇次郎「邪魔をする……」
律、みお、梓、紬、さわ子(〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?!!!!)
ガシャーン!!

律「ムギイィィィ!!!」







113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 14:02:47.91 ID:A87v3FyFO
勇次郎「ん……?貴様は確か唯の……」

さわ子「はっ、ハイぃ!!担任のさわ子と申し上げます!!!」

唯「さわちゃんは軽音楽部の顧問でもあって、とても優しいんだ〜〜〜〜♪」ニコニコ

勇次郎「そうか……娘がいつも世話になってるな、こんな間の抜けた性格じゃあ色々と迷惑を掛けてるとおもうが………」

さわ子「い、いやいや唯ちゃんはとってもいい子ですよ!!」

唯「誉められた〜〜〜♪」
憂「やったね!!お姉ちゃんッッッ」

勇次郎「そ、そうか……」ニヤニヤ

梓(娘が誉められたからって嬉しそうだな、お父さん!!)






116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 14:14:49.43 ID:A87v3FyFO
勇次郎「そういや……挨拶がまだだったな……唯と憂の親父の範馬 勇次郎だ」
勇次郎「唯、コイツらの名前を教えてくれないか?」
唯「いいよ〜♪先ずは部長のりっちゃん!!ドラム担当だよ!!」 

律「ど……どうも」ペコッ
唯「次に澪ちゃん!!ベースが上手いんだ♪」 

澪「ハ、ハハ……初めまして……」ブルブル

勇次郎「澪よ………」

澪「は、は、は、ハイぃ?!」ビクゥッ 

勇次郎「怯える事など無い……心を強く持てッ」

澪「………ハイ!!」






119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 14:24:20.22 ID:A87v3FyFO
唯「次はキーボード担当のムギちゃん!!いつも美味しいお茶やお菓子をくれるんだ!!」

紬「は、初めまして、琴吹紬と申します……」

勇次郎「琴吹グループの娘か………親父に宜しく言っといてくれッ」

紬「はいッ」
紬(父がいつか言っていた地上最強の生物……まさか本物に出会うなんて……)
唯「最後にあずにゃん!!ギターが凄く上手いんだよ!!」

梓「さっきはどうも……」
勇次郎「ほぅ……中々見所のある奴らばかりだな………」ニタァ〜〜〜

勇次郎「いい部活だな…」
唯「うん!!」








120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 14:32:21.34 ID:A87v3FyFO
さわ子「せっかく来て頂いたんだし……演奏を聴いて貰らったら?」

唯「そうだよ!!お父さん、憂、演奏するから聴いてってッッッ」

憂「うん!!」 

勇次郎「ほぅ………楽しみだ……」ニタァ〜〜〜

律(ちょっと恐いけど……大丈夫だ!!)

澪(いつも通りに………)
紬(楽しみながら……)

梓(ヤレばいいッッッ)

唯「いっくよ〜〜!!ふわふわ時間♪」









122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 14:39:53.35 ID:A87v3FyFO
演奏終わりッッッ

唯「どうだった?!」

憂「上手だったよお姉ちゃん!!」

唯「エヘヘ〜〜〜♪」

勇次郎「唯よ………」

唯「何々?!お父さんッッッ」

勇次郎「確かに素晴らしい演奏だったが……三回ほどミスを犯したな………?」
唯「良くわかったねッッお父さん!!」

勇次郎「ギターを弾いてるお前の微妙な変化で解る事………」

律(いやいや、解らんだろ………)

勇次郎「手本をみせてやる…………ギターを貸せッッッ!!」






126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 14:48:15.04 ID:A87v3FyFO
唯「お父さんギター弾けるの?!」

憂「私も初めて見た………ギター持ってるお父さん」
勇次郎「弾いた事など無いが………大体は解る…」

さわ子(それにしても…)
律(あのギター………)

澪(唯のお父さんが持つと………) 

紬(凄く小さくみえる…)
梓(似合わない…………)
勇次郎「いくぞ……邪アッッッ!!!」ギュワッ!!
勇次郎以外の全員「〜〜〜〜〜〜〜!!!」






128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 14:54:39.22 ID:A87v3FyFO
さわ子(こんな事が…………)

梓(あっていいの……?)
律(初めてとか冗談だろ…………)

勇次郎「〜〜〜〜〜〜ッッッ♪♪♪」ギュイインッ

澪(上手いなんてもんじゃない………)

紬(なんて力強い演奏…………)

唯・憂(お父さん何でもできるんだな〜〜〜)

勇次郎「邪ッッ♪♪………終わりだ………」






129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 15:03:41.12 ID:A87v3FyFO
唯・憂「お父さん凄いよ〜〜〜♪」ダキッ 

勇次郎「中々に楽しめたな………ギターも悪くないッッッ」ナデナデ 

さわ子「感動しましたわ………本当に初めてで…………?」

勇次郎「あぁ………ギターなど触れた事もなかった………」

梓「あ、あの!!」

勇次郎「………なんだ?」
梓「私にギターを教えて下さい!!」ペコッ

勇次郎「いいだろう………だが、今日はもう遅いからな………今度教えてやる」ニタァ〜〜〜〜〜

梓「有り難うございますッッッ」

勇次郎「さて………帰るか………」






132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 15:10:52.66 ID:A87v3FyFO
さわ子「そうだ!!せっかくだし皆でご飯に行きましょう♪」

律「それは良いな!」

紬「わぁ、とっても楽しみだわぁ♪」

澪「唯達も来るんだろ?」
唯「え〜〜〜〜〜と……」
勇次郎「行って来い……」
憂「いいの?お父さんッッッ」

勇次郎「構わない……楽しんで食って来いッッッ」

唯・憂「うん!!」






137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 15:17:09.46 ID:A87v3FyFO
梓「お父さんも一緒にどうですか?」

唯「そうだよ!一緒に行こうッッッ」

勇次郎「しかし………」チラッ

さわ子「せっかくだし、お父さんもどうぞ♪」

律「皆も別にいいだろ?」
澪「あぁ、構わないよ」

紬「喜んで♪」

勇次郎「…………わかった……」

唯・憂「やったぁ!!」ダキッ 

勇次郎「たまには……良いだろ………」ナデナデ







141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 15:26:20.52 ID:A87v3FyFO
勇次郎「場所は行きつけの料亭でも構わんか……?」
さわ子「料亭はちょっと…………」

勇次郎「今日は俺の奢りだッッッ」

さわ子「行きますッッッ!!」

律(うわぁ……………)

梓(さわ子先生…………)
唯「料亭〜〜〜〜〜♪」

憂「楽しみ〜〜〜〜〜♪」
澪(あのお父さんから良くこんな娘が………お母さんがあんな感じだったのか?)

紬(羨ましいわお父さん…………あんな可愛い姉妹と毎日一緒なんて……)







143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 15:32:24.07 ID:A87v3FyFO
勇次郎「〜〜〜〜〜〜〜?!」ゾワワワワ

唯「どうしたの?」ギュッ
憂「お父さん?」ギュッ

勇次郎「……………先に行ってろ…少し用事が出来た…………」

さわ子「え………わかりました。」

唯「先に行ってるよ!!」
憂「待ってるからね!!」
勇次郎「あぁ……………」 
勇次郎「久しぶりだな…………息子よ………」






146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 15:41:40.66 ID:A87v3FyFO
勇次郎「こんな所までなんの用だ………出来損ないが………」

ジャック「娘には随分と甘い様だな…………」

勇次郎「寂しくなったりでもしたのか?」クスクス

ジャック「オレは貴方に愛情というものを貰った事がない…………だからこそ強くなったッッッ」

勇次郎「女々しい奴が…………ッッッ」ギリッッ!!
ジャック「好きに言えば良い………行くぞ!!!」ゴアッ

勇次郎「〜〜〜!!」ギャド!!!

ジャック「〜〜〜〜〜〜?!……………」ドサッ

勇次郎「なんと情けない事か………恥を知れッッッ!!!」








153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 15:48:39.25 ID:A87v3FyFO
「実の息子に………ひでぇ親父だなッッッ」

勇次郎「貴様もか………刃牙ッッッ!!」ゾワワワワ
刃牙「待て!今日はやらねぇよ……ソレより待たせてるんだろ?唯と憂を……」
勇次郎「あぁ……………」
刃牙「早く行きなよ……俺はジャック兄さんを病院に連れてくからさ……」

勇次郎「フンッ」

刃牙「唯と憂に宜しくな」
勇次郎「………わかった」ザッザッ






160 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 15:56:20.37 ID:A87v3FyFO
唯「お父さん遅いなぁ〜〜〜〜〜」モニュモニュ

さわ子「用事があるって言ってたけど……美味いなこの酒ッッッ」ぐびぐび

律「さわちゃん……飲み過ぎだぞッ」モニュモニュ

憂「お父さん………」モニュモニュ

梓「大丈夫だよ!最強のお父さんなんでしょ!!」モニュモニュ

憂「…………うん!!」モニュモニュ

澪「めふん………美味いなこれ」モニュモニュ

紬「とっても美味しいわぁ♪」モニュモニュ 

勇次郎「遅くなった……………」ガラッ






166 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 16:07:22.72 ID:A87v3FyFO
唯「お父さん遅いよぉ〜〜〜〜」モニュモニュ

憂「心配したよッ本当に!!」モニュモニュ

勇次郎「スマンな……ジャックと刃牙に会ったもんでな……」

唯・憂「え?お兄ちゃん達に会ったのッッッ?!」

勇次郎「あぁ…………」モニュモニュ

律(兄貴いたのかよ……!!!)モニュモニュ

梓「お兄さん………いたんですか?」

唯「うん!!ジャックお兄ちゃんと刃牙お兄ちゃんだよ!!」

紬「とっても強そうなお兄さんね♪」

憂「お父さんみたいに凄く強いんですッッッ」

澪(一家そろって変人だらけか………)モニュモニュ
さわ子「いやホント、マジイケるなこの酒………ヒック……」ぐびぐび






170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 16:16:21.95 ID:A87v3FyFO
さわ子「オイッ勇次郎〜〜飲んでるか〜〜〜ヒック……」酔っ払い

勇次郎「〜〜〜〜〜?!!貴様ッッッ」

さわ子「エフッ!エフッ!アハハハハハッッッ………どんどん飲め飲め!!」ヒック

勇次郎「ぬぅ………」ぐびぐびぐびぐび

唯「さわちゃん楽しそうだね!!!」

憂「そうだねお姉ちゃん!!」

梓(さわ子先生……ご冥福を祈ります………)モニュモニュ






177 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 16:29:35.04 ID:A87v3FyFO
さわ子「グーグー…………」ZZz

唯「さわちゃん寝ちゃったね〜〜〜♪」

律「ほっとけもう……ソレよりお腹いっぱいだよ」

澪「美味しかったです。」
紬「有り難うございましたッ」

勇次郎「気にするな………久しぶりに楽しい食事だった……」

憂「毎日、私達と一緒に食べるご飯は楽しくないのッッッ?」ブー

勇次郎「娘達と食う飯が一番に決まってるだろう、言わせるな恥ずかしい………」カアッ

梓「お父さん、顔が赤いですよ!」クスクス

勇次郎「〜〜〜〜〜ぬぅッッッ」





182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 16:36:59.58 ID:A87v3FyFO
律「さわちゃんどうすっか?」

勇次郎「俺が持とうッッ」ひょい 

澪(か……片手で……)

唯「さわちゃんのお家わかんないよぉ〜〜〜?」 

勇次郎「今日は家に置いとく………明日は休みだしな………」

憂「そうだね!それがいいよ!!」

紬(何もなければいいけど………)

勇次郎「帰るぞッッッ」






187 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 16:46:23.14 ID:A87v3FyFO
帰り道 

唯「楽しかったね〜〜♪」
憂「先生も幸せそうな寝顔だよ!!」

さわ子「クスクス……グーグー……クスクス…」

勇次郎「あんだけ俺に突っ掛かった女は初めてだ…………」ニタァ〜〜〜

唯「お父さん…………?」ゾワワワワ

憂「ダメだよ…………?」グニャ〜〜〜〜〜

勇次郎「〜〜〜〜〜?!………わかってる………」

勇次郎(この姉妹も恐ろしくなったもんだ………親父としては複雑だな………)
唯・憂・勇次郎「ただいまッッッ」






192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 16:54:41.76 ID:A87v3FyFO
翌朝 

さわ子「…………んッ………ここは?………」ポケー 
勇次郎「起きたか……………」ズイ 

さわ子「ひゃッ?!あれ、私…………」

勇次郎「酔いつぶれた貴様を俺が家に持って帰った…ッッッ…」 

さわ子「え?!……」

さわ子(恥ずかしい〜〜〜ッッッ)カアッ

勇次郎「………水だ」コト
さわ子「有り難うございます…………」






196 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 17:03:08.01 ID:A87v3FyFO
さわ子「唯ちゃん達は…?」ぐびぐび 

勇次郎「まだ寝てる……よほど楽しかったのだろうな……」

さわ子「そうですか………素敵な娘さん達ですよね、本当に羨ましい……」

勇次郎「あぁ…………俺の全てさ………」

さわ子「…………………」
勇次郎「なんだ………?」
さわ子「なんで唯ちゃん達が貴方を大好きか、今わかった様な気がします。」クスクス

勇次郎「なんだそれは…」
さわ子「だって貴方たら、唯ちゃん達の話するときだけ本当に優しい顔になってるから!」クスクス

勇次郎「〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ」カアアアアッッ






201 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 17:10:12.17 ID:A87v3FyFO
さわ子「じゃあ私はこれで失礼しますッ」

勇次郎「気ぃ付けて帰りな…………」

さわ子「おじゃましました!」ガチャッ

勇次郎「中々に面白い女だったな………」クスクス

唯「お父さん〜〜〜おはよー………」むにゃむにゃ 
憂「おはよー………」むにゃむにゃ

勇次郎「顔洗って来いッッッ」

唯・憂「は〜〜〜い……」
勇次郎(目覚めの悪さは誰に似たのか………俺か?)






203 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 17:18:51.52 ID:A87v3FyFO
さわ子(恐いかんじの人だったけど……中身はとっても良い人だったわ……)

さわ子「私もあんな人を見つけられたらなぁ………」はぁ……

…「……………」がさッ 
さわ子(何の音?!)ビクッ

……「………………」がさッッがさッッッ

さわ子「…………え?…キャアアアアッッッ!!!」
…「…………………」ひょい がさッ

刃牙「〜〜〜〜〜!!この感じ………」

ジャック「アイツか……………?」

勇次郎「〜〜〜〜〜〜来たか……」ゾワワワワ

勇次郎「行って来る!!」ザッ!!

唯「何処に………って行っちゃった………」






208 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 17:30:42.47 ID:A87v3FyFO
さわ子(…………ここは………?)

ピクル「………………」ヌッ

さわ子「………………………もう………冗談でしょ?」

さわ子(学校の校庭なんて………)

ピクル「……………!!」クルッ

勇次郎「ウェルカム、ピクル………良く来てくれた………ッッッ」ニタァ〜〜

ピクル「………………」ニタァ〜〜

さわ子「何でここに……ッ?」

刃牙「親父!!〜〜〜〜!やっぱりピクルだったかッッッ」ザッ

ジャック「女が捕まってるナ………」ザッ

勇次郎「貴様らッッッ手をだすな!!アイツは俺が食うッッッ……」ニヤニヤ







213 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 17:41:12.01 ID:A87v3FyFO
ピクル「………………」ズサッ

刃牙「あの構え……四足歩行のッッッ……」

ジャック「流石はオーガ……何もせずにピクルに全力をださせるか…………」

勇次郎「いいぜ………来なッッッ!!!」ニタァ〜〜
ピクル「……………!!」ズアッ!!!

勇次郎「邪アッッッ!!!」ギャド!!!

ピクル「〜〜〜〜〜〜?!」ドサアッ!!! 

刃牙「あれを蹴り返したッッッ?!嘘だろ………」

勇次郎「クスクス、まだだ……本気で来いッッッ」

ピクル「………………!!!」ピキッピキッ






218 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 17:51:58.10 ID:A87v3FyFO
ジャック「ピクルの様子が………?」

刃牙「あれだ………最終形態になろうとしてるんだ………」

勇次郎「成る程……貴様が本気ならば俺も本気で行こうかッッッ!!!」ビリビリッッ

さわ子「背中に………鬼の顔…………」ぞッ!

ピクル「ゴアアアアアッッッ!!」ガコッ!ビキッ!…………ザンッ!!

勇次郎「ガーゴイルだな………まるで、ならばこれはガーゴイル対オーガッッッ!!」

勇次郎「どちらが上か……長くなりそうだッッッ」クスクス

ピクル「オアアアアッッッ!!」

刃牙「史上最強の雄VS地上最強の生物………」ゾクッゾクッ 

ジャック「最強が今日決まる………」






222 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 18:02:55.44 ID:A87v3FyFO
ピクル「ガアァッッッ!!!」ギャドッッッ

勇次郎「ぬぅ!!」ザンッ
ピクル「アオオオッッッ」ブンッッ!!

勇次郎「!!……甘いッッッ」ズガアァン!!

ピクル「〜〜〜〜〜〜?!」ギリッッ 

勇次郎「チェリャアァァァァ!!!」ズアッ!!

ピクル「〜〜〜〜〜〜!!!」ドカアァン!!

ピクル「………………」ドサッ 

刃牙「もうッッッ終わりッッッ?!」

勇次郎「アホウが………まだまだだッッッ」グニャ〜〜〜〜

ピクル「ニヤァ〜………」






227 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 18:13:19.67 ID:A87v3FyFO
勇次郎「ピクル………古の大地に君臨する最強の雄よ、………感謝するッッッ」ニタァ〜〜〜

ピクル「ニタァ〜……」

勇次郎「打撃戦では五分と五分…………どちらかが死ぬまでやるぞッッッ」ズンッッ!!

ピクル「アオオオッッッ」ズズンッ!!!

刃牙「あの体格差で互角に殴り合うなんて………まだ親父にはかなわねぇな…」
ジャック「オマエが超えるべき存在だ………俺もだがなッッ」

勇次郎「行くぞッッッ」ザンッ!!

ピクル「オアアアア!!」ザンッ!!






230 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 18:23:49.11 ID:A87v3FyFO
ピクル「オアアアア!!」ドカンッ!!

勇次郎「ぐぅ………!!」ザッ!

ピクル「アオオオッッッ」メキュッ!!

勇次郎「〜〜〜〜〜!!」ドサァ!!

刃牙「親父が………押されてる………」

ピクル「ッッッ!!!」
ズバァン!!!

勇次郎「〜〜〜〜〜〜!!!……ぐぅッッッ」ドサァッ!!!

ピクル「ニヤァ〜〜」ググッッッ!!

刃牙「親父逃げろォォォォ!!!」






243 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 18:41:47.71 ID:A87v3FyFO
ピクル「ッッッッ!!!」ブオォン!!

勇次郎「!!!〜〜〜ぐぅッッッ」メキ……メキ…

刃牙「親父が…………負ける……のか…?」

勇次郎「……アホウが………」ググッッッ!!!

さわ子「鬼が泣い………てる……?」

ピクル「〜〜〜!!」ゾクッ!!

勇次郎「遅いッッッ」パァンッッッ!!!

ピクル「〜〜〜〜〜〜〜……………」ビクッ

勇次郎「邪アァッッッ!!!」ギャドオオン!!!

ピクル「〜〜〜?!!!!〜〜…………………」ドサッ…………

勇次郎「……………ピクルよ………オマエは今までで間違いなく最強の敵だった…………」ドサッ








246 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 18:53:11.12 ID:A87v3FyFO
勇次郎「大丈夫……か?」
さわ子「貴方こそ………ボロボロじゃない…………」ポロポロ……

勇次郎「何故泣くんだ…………?」

さわ子「死んじゃうかと思ったのよ!!!この馬鹿!!!」ポロポロ

勇次郎「だが結果としては助かったろう………」

さわ子「私じゃない!!貴方の事よッッッ!!!」

勇次郎「〜〜〜〜!!」

刃牙「ピクル……持って帰るか……手伝い頼むよ兄さん」

ジャック「あぁ…………」






248 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 18:58:50.74 ID:A87v3FyFO
勇次郎「スマン…………」ギュッ

さわ子「ウワァァァァァァァンンン!!」ダキッ 

勇次郎「刃牙よ………待ってるぞ………」

刃牙「あぁッッッ、必ず!!アンタの所に!!!」

ジャック「行くぞ………」
刃牙「よっと、重いな………」

刃牙(丸くなったな………親父……)






251 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 19:08:45.56 ID:A87v3FyFO
勇次郎「……落ち着いたか?」

さわ子「えぇ………有り難う…」グス

唯「あっ、居た〜〜〜〜〜〜!!!」

憂「お父さん!!どうしたの?!」

勇次郎「喧嘩だ……」ナデナデ

唯「アレッ、さわちゃん………?」
憂「まさか先生とッッッ」ゾワワワワ

勇次郎「アホウが………お前達、そいつを家まで送ってイケ……」

唯「わかったよ!!」

憂「先生、行きましょう」
さわ子「えぇ………お願いね…」






252 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/07/02(金) 19:13:26.54 ID:A87v3FyFO
勇次郎「……………これで………後は……待つだけか……」

勇次郎「刃牙…………必ず………来い………」

けいおんッッッッッ

第一部終わり 



出典:勇次郎「けいおんッッッッッ」
リンク:http://hamusoku.com/archives/3352934.html

(・∀・): 85 | (・A・): 24

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