旦那と私のレベル7

旦那44才　私27才　子ども（男の子）6才
年の離れた夫婦

昨夜、

旦那「ただいまー」
私　「おかえり」
息子「お父さん、iPhone貸して」
旦那「ほら」

いつもの日常。
息子、旦那の携帯のゲームに夢中。
旦那、着替えて夕食。

軽くグラグラ!余震?
テレビ速報を見る。

私　「いっつも思うんだけどさ、この福島浜通りと中通りって交互にきてない。
　　　地面の下に何かいるのかな?」

旦那「半ケツのディック・マードックの亡霊が暴れてんのよ。それを鎮めに坂口征二がアトミックドロップ
　　　をかけに行ってんの。だから、そのたび揺れるの」

私　「アトミック・・・何?」
旦那「尾てい骨割りだ・・・モグモグ」
息子「モグモグ」

私　「今日レベル7ってなったけど、テレビでは大丈夫って言ってるし、ネットじゃヤバイって言ってるし、
　　　ホントのところ、どのくらい危険があるってことなの?」
旦那「地球をジャイアント馬場に置き換えてみー。今、スタン・ハンセンとブルーザー・ブロディに
　　　ハイジャック・パイルドライバーをかけられているところ」
私　「?」
旦那「モグモグ」
息子「モグモグ」
私　「いいですか?パイル何〜?」
旦那「脳天杭打ちだ」
私　「分かりませんけど?」
旦那「馬場はそれで連続試合出場の記録がパーになった」
私　 「ドーユーコト?」

旦那「面倒クサイ奴だな。お前でも分かりわすく言うと、阪神の金本の右肩が球児の右肩に入れ替わって
　　　んだよ」
私　「何言ってんの」
息子「藤川、投げられないじゃん」
旦那「マートンが、ボブ・オートン・ジュニアになったってこと。戦えるか?」
私　「ますます分かんない」

最近、息子も洗脳されつつある。

旦那さんは愛しているし、無口で信頼できる大事な人なんだけど。
たまに出す年の差のツッコミに私がアタフタしてしまう。

寝室。
「でもさ、ホントにヤバくなったらまずいよねー」
「まーな」
「○○ちゃん（息子）もあるからさー」
「うん」
「どーする?」
「ホントにヤバイっんだったら、チビと奥さんのために全部捨てて君らかかえて逃げまくってやるよ」

私　「・・・・」

旦那「ツインターボみたいにな」


分かりません。誰か教えてください。旦那、無口なもんで。

出典：おりじなる
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