超大作エロス(3)
2011/04/14 12:58 登録: えっちな名無しさん
〜これまでの粗筋〜
久々の再会を楽しんでいた岸利徹とまなぶだったが、店外で大きな物音と叫び声?が聞こえ…
〜本編〜
一刻も早く先輩の岸利徹の後を追うために急いで会計を済まそうとするまなぶ。「お釣りは募金でもしておいて下さい…」と”健太”という店員に一万円札を渡したその瞬間、まなぶの背筋に何とも形容しがたい戦慄が走るのだった。
「なんて冷たい手をしているんだ!?それにこの店員の目つき…こんなに暗く濁った眼をしたやつ…初めてだ。」と、違和感にも似た感覚を持ちつつも、瞬時に今の状況を思い出し、音のした方向へ足を急いだ。
その頃、岸利徹は「THE人妻」と派手な看板にて表示されている雑居ビルの前にいた。「確か、この辺からだよな…?」辺りを眺めていると「ビキッ!」と人のものとも獣のものともつかない、奇妙な『声』が耳に入ってきた。普通の人間なら恐怖が先行してしまうところだが、岸利徹という人間の本質たる好奇心と大学時代まで続けてきたラグビーで鍛えた身体への自信、これにより深慮することもなく、その『声』の方向に足を進めるのであった。「店の裏側のほうだな。」岸は派手な店看板の裏に廻り、ブロック塀と建物の間のかろうじて大人一人が歩くことができる程度の幅に、人一倍大きな身体をかがませ、周囲を気にしながら進んでいった。ちょうど、正面玄関の真裏が見えてくるその時だった。
「いやーーーーっ!!!」明らかに女性の悲鳴、しかも子供のようにも聞こえる高いオクターブ。そして次の瞬間、岸利徹には小学生の高学年ほどにしか見えない、『女の子』がちょうど岸利徹の立っている方向へ駆けてくると、そのまま自動車事故の正面衝突の如く、岸利徹に思いっきりぶつかり、その反動で地面に…倒れた。
岸利徹がその『女の子』を心配し「お、おい!だいじょ…」と言い切る間もなく、『女の子』の駆けてきた方向から二人組の、いかにも堅気ではないと一目で理解できる大男が猛然と近づいてくる。これまた、一瞬で理解できる。「この女の子を追ってきたんだ…」と。
続く
出典:パチンコ
リンク:負けてます
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