超大作エロス(5)
2011/04/14 16:35 登録: えっちな名無しさん
〜粗筋〜
岸利徹とまなぶは、路地裏での謎の二人組との格闘の末、女の子を助け、タクシーで逃げるのであった…
〜本編〜
「岸さん、大丈夫っすか?」まなぶが軽い調子で問い掛ける。「ああ、大したことはないよ、ビリビリが少し残ってるけどな。」岸利徹は生返事をしつつ、先ほどの相手のことを思い出していた…。「あいつら、普通の人間には思えない…」
「ところでこの女の子…」とまなぶが言いかけた矢先、「あたし、『愛』っていうんだよ!さっきはありがとね。特にこっちのオジサン。」と岸利徹の太ももに手を乗せ、無邪気な様子で話す女の子。
「ところでさぁ、君はまだ子供だろ?親に連絡とかしなきゃ。」とまなぶが自分では気を遣ったつもりで声をかけると、愛は急に表情を暗くし「…ヤダ。」と一言。「ヤダって言われたって、僕らはいつまでも君と一緒にいれないよ。親に迎えに来てもらわないとね。でもそもそも、あの男たちは何なの?」まくしたてるまなぶだったが、愛はだんまりをきめこんでしまったようだ。
タクシーは大通りに着いた。
「とりあえず、この辺で」まなぶはタクシーを停めさせると会計を済ませ、「岸さん、どうします?この子。」と一言。車中、黙っていた岸利徹はそれに対し「しょうがないな、今夜は家に来るか?」と愛に目線を合わせる。すると、それまで押し黙っていた愛は「ほんと〜?さっすがオジサン!こっちの若いのとは違うね!」とまなぶをちら見しつつ、年相応のハイテンションを取り戻したようだ。「んだよコイツ、失礼な…」と思いつつまなぶは「大丈夫なんすか?岸さん、こんな子供泊めたら犯罪っすよ?」と多少皮肉めいた笑みを浮かべつつ岸利徹に言った。
「あたし、このオジサンなら何されてもいーもん。」愛は岸利徹の太い二の腕に強引に組みつくと「若いの!バイバーイ!」と意地悪な笑みを浮かべつつ言った。「…せっかく助けてやったのに、何か嫌われたっぽいから今日はこれで帰りますわ。また飲み直しましょう。」まなぶは岸利徹にそう伝えると、駅方向に歩いて行った。
まなぶの後姿が見えなくなったところで、岸利徹は愛に言った。「ほんとうに泊まりにくるか?言っとくが俺もさっきの若いのも変態おじさんなんだぞ。」もちろん冗談ではあるが、この年端もいかない女の子を一晩預かることへの戸惑いからであった。だが愛は「うん!変態でもいいよ!おじさんになら何されたって平気だもん。」どうやら全く岸利徹の心境は伝わらなかったようだ。改めて、覚悟を決めた岸利徹は、愛と一緒に徒歩で自宅マンションまで歩き、数分後には既に部屋の中であった。
なぜか遠慮をしない愛は、独身の中年男の生活が珍しいのか、目を輝かせ部屋の中をきょろきょろと見回している。「とりあえず、風呂でも入ってこいよ」と岸利徹は声をかけた。すると、愛から思わぬ言葉が…「じゃあ、一緒にはいろ。」
続く
出典:パチンコ
リンク:だめだった

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