パンツ1丁
2011/04/25 13:39 登録: ちんふるえんざ
私の町には、少し大きいデパートがあるんです。
そのデパートの近くには、郵便局があります。
私は、当時小学6年生でした。
その日は、ちょうどそのデパートで、買い物に行った帰りでした。
私が、そのデパートを出た辺りで、ふと変な人影が見えたんです。
それなら普通の事なんですけど、このデパートは、裏口に自転車置き場があるんです。
(私はその時、自転車で来ています。)
それに、デパートといっても所詮田舎でしたし、夜も18時頃だったので、人も少なめでした。
なので、少し珍しいといった感じでした。
私は、珍しいなぁと思いつつ、自転車置き場に行こうとすると、その人影も自転車置き場に行こうとしてるんです。
ですが、その人影はちょっと変なんです。
なんというか、少しづつ揺れながらこっちに向かってくるんです。
気持ち悪ぅーと、嫌ーな気分で自転車置き場に行き、ふと振り返ってびっくりしました。
なんとその影は、おばさんだったのですが、パンツ1丁なんです。(おばさんっぽい)
勿論、胸も見えているし、何故か裸足。
おばさんは、明らかにこちらを見てるのに、目の焦点がこちらに合っていませんでした。
私は、珍しいなぁと思いつつ、自転車置き場に行こうとすると、その人影も自転車置き場に行こうとしてるんです。
ですが、その人影はちょっと変なんです。
なんというか、少しづつ揺れながらこっちに向かってくるんです。
気持ち悪ぅーと、嫌ーな気分で自転車置き場に行き、ふと振り返ってびっくりしました。
なんとその影は、おばさんだったのですが、パンツ1丁なんです。(おばさんっぽい)
勿論、胸も見えているし、何故か裸足。
おばさんは、明らかにこちらを見てるのに、目の焦点がこちらに合っていませんでした。
びっくりして、慌てて走って行こうとすると、
掠れた声で、「待ってぇ」なんて言うもんだから、増々テンパって走って帰りました。
帰宅した後は、母に全て伝え、警察にも通報しました。
特に襲われたりはしなかったので良かったものの、あの異常な目と掠れた声が目に焼き付いて、
怖いというより気持ち悪かったです。
そこで私は、自転車を置いて来た事に気付きました。
今から・・・とはさすがに行けませんし、一人で行くのはそれこそもう絶対嫌です。
なので、その翌日、母と自転車を取りに行く事にしました。
翌日、母と自転車置き場に行って、吃驚しました。
自転車は、昨日のおばさんが履いていたとみられるパンツがサドルにかけてあり、紐で覆われていました。
もう自転車というより、自転車の形をした紐というしかありませんでした。(パンツはその上です。)
気持ち悪くなり、すぐに紐を解き、パンツも捨て、自転車を持って帰りました。(勿論捨てました。)
それから数日経ち、その日は友達2人と帰っていました。
もうデパート辺りも過ぎ、住宅街です。(私の家はその辺りです。)
この話を
友達数人には話しましたが、何故か皆大爆笑でした。
勿論その2人も知っています。
もう家にも近くなりかけた所で、急にバッと友人の1人が振り向きました。
どしたの?と訊こうとすると、
「誰か見てる」
なんて言うんです。
特に霊感なんて持ってない子だったので少し怖くなりました。
しばらく友人がじーっとしてるので、私ともう1人も、目を凝らして見てみました。
ですが、まるで音さえしないので嘘っぽく思えてしまいます。
もういいよぉと言おうとした時、
目が合ったんです。
数日前のおばさんと。
別に、影に隠れてたとか、覗いてるとか、そういう状況ではなくて、つっ立ってるだけなんです。
友達もすぐに気付き、「帰ろう」と、一言言い、ここから一番近い私の家に行く事にしました。
家に着くと、皆しばらく無言でした。ですが、皆私が話した人と、気付いている様でした。
母はまだ帰宅していないので、不安は募る一方です。
10分位黙っていると、
「取りあえず、一旦整理しよう」
と、友人に言われ皆で相談し合いました。
そこで、母が帰宅するまでは一緒にここにいる事にしました。
この事で少し安心し、お菓子を食べたり、宿題をしたりと、余裕もできた頃です。
ピンポーン
とチャイムが鳴りました。
一気に寒気が襲ってきて、空気が重たくなりました。
どうしようと、もう泣きそうになりながらいると、
ピンピンピンピンピンピンピンポーン
と、連続でチャイムを押してくるんです。
余計に焦った私は、すぐにインターホンの受話器を取ったんです。
すると、少し小さめの画面いっぱいに目が見開かれていたんです。
友達もその様子を見て、うぎゃぁぁと叫んでいました。
私は、もう受話器を戻す余裕もなくて、そのまま踞ってしまいました。
すると、その受話器からは、
「いるのーいないのーいるのーいないのーいるのーいないのーいるのー・・・」
と、ずーっと言っています。
放心状態の私を見た友人は、受話器を取り、
「もう!!」
と、言い受話器をきりました
その後、母にまたその事を伝え、今度は友人の両親にも事情を話しました。
警察には、もっとパトロール範囲を広げてもらうことと、苦情をたっぷりと母が伝えていました。
これで話は終わりますが、また少しずつおかしな事が増え始めてきました。
怖いので、また何かありしだい報告させて頂きます。
長文・駄文ごめんなさい。
出典:池沼にまつわる聞いた&体験した怖い話 十八
リンク:http://toki.2ch.net/test/read.cgi/occult/1303516914/-100

(・∀・): 52 | (・A・): 20
TOP