おばさん(ネトゲのオフシリーズ)
2011/05/13 17:38 登録: 痛(。・_・。)風
807 :名も無き冒険者 :04/06/14 22:04 ID:GAi1XlaH
昨日あった漏れのオフ。
文章力ないのと話にオチがないのは許してやってくれ。
ちなみに漏れは、仕事してる時以外家に篭ってネトゲばかりしているヒキヲタです。
始まりは某ネトゲ。今までよく一緒に潜っていた人が、実は近くに住んでいるということが判明し、漏れのほうから
「一緒に食事でもどうですか?」と誘ってみたところ、意外にも承諾してくれて会うことに。
相手は例によって女性なわけなのだが、バツイチで今は一人で小学生の息子を育てているという事までは聞いていた。
そういえば二人で会うのはオフ会というのだろうか。スレ違いだったらスマソ。ヤバイ奴ってのも漏れというオチだし。
漏れのヤバさを露出するだけになりそうな悪寒。
待ち合わせ場所は彼女の家の近くのコンビニ。
約束の時間(お昼)になったのであらかじめ聞いておいた番号に電話をかける。
野郎だけのオフは何度も経験しているが、二人きり、しかも女性と会うというのは初めてである。
ちなみに漏れはドーテーどころか女の子の手も握ったことがないようなヒキヲタのため、女性に電話をかけるというだけ
でもドキドキですた。
しばらく待った後、相手が電話に出る。
相手:「もしもし〜」
漏れ:「あ、こんにちは。○○(漏れのキャラ名)ですけど、○○(相手のキャラ名)さんですか?
相手:「そうです。もう着きましたか?こちらもそろそろ着きます」
808 :名も無き冒険者 :04/06/14 22:04 ID:GAi1XlaH
ちょっと愕然とした。
当たり前なのだが、相手の声は若い人とは違う少ししゃがれたような声だったのだ。
やはり文字の場合、相手の声が勝手に好きな声優の声に脳内変換されていたのだが。
現実を突きつけられ、ちょっとブルーになる漏れ。
しかしまぁ、相手の年齢は会う前から分かっていた事。
気を取り直し、車内で相手が来るのを待つ。(目印は○○ナンバーの○○と教えていたため)
待っている間、道路を見ているとベビーカーを押すおばさんが目に入ってくる。
子供がいる歳ってことはやっぱあんな感じか・・・期待するほうがおかしい。
むしろ若い女性だった場合、漏れのようなヒキヲタが普通に話せるわけがない。
生命保険のおばさんみたいな人のほうが普通に接することができるってもんだ。
などと自分自身に言い聞かせていると車のドアがふいに叩かれる。
相手:「こんにちは〜。漏れさんですよね?」
809 :名も無き冒険者 :04/06/14 22:05 ID:GAi1XlaH
ここでまた愕然としてしまった。
相手は茶髪のショートボブが良く似合う、とても子持ちとは思えないほどの美人だったのだ。
はっきり年齢は聞いていないが、漏れが生まれた時すでに高校生だったそうなので30代後半のはず。
それが30代前後と言っても余裕で通じそうなくらいの美人だ。
とはいえ、肌はさすがに30代、といった感じ。
化粧も少し厚いように感じたが決してケバい印象はなかった。
生保のおばさんと言い聞かせてきた漏れは一気にしどろもどろになってしまう。
漏れ:「どうも、はじめまして」
と言った漏れの声はかなり上ずっていたことだろう。
動揺を隠しつつ助手席に乗ってもらい(知らない男の車にあっさり乗ってしまうのは疑問だったが)とりあえず近くの
ファミレスへ。
すでに子供と昼食を取ったという彼女は、頼んだパフェを食べながらゲームの話などをする。
漏れは慣れないナイフとフォークでハンバーグを食べながら彼女の話を聞いていた。
正直あまり話した内容は覚えていない。
女性と二人で食事するなんて事は、おかんを除いて全くなかったせいだろう。
食事を終え、天気も良かったので公園に散歩へ行く。
公園は家族連れがビニールシートを敷いて座り、広場では子供たちがバトミントンをしていた。
ごく普通の光景なのだろうが、休みの日はずっとネトゲをしていた自分には全く別の世界のように映っていた。
810 :名も無き冒険者 :04/06/14 22:06 ID:GAi1XlaH
相手:「漏れさんはなにか部活とかしていたの?」
漏れ:「えと・・中学の時はバレーボールとかしてたけど・・」
相手:「そうなんだ!私も高校の時から今でも毎週かかさずバレーしてるよ」
漏れ:「そ・・そうなんですか?」
まだ上手く喋れない。
まさか自分がここまで重症だとは思っていなかった。
相手はおばさんだと言い聞かせても顔を見てしまうとダメだ。
とりあえず自分は一生彼女とか作れないな、というのがわかっただけでも今回のオフは収穫があったと思う。
夕方になり、子供が家に帰ってくるのでそろそろ帰らないと、という事になった。
ドーテーの漏れはこのまま夜までもつれ込んでそのまま・・・とか妄想していたが、そんな事はあるわけがないし
冗談でも言う度胸がない。
そのまま彼女を家まで送り、漏れは帰路についたのだった。続く。連続カキコすまん。
815 :名も無き冒険者 :04/06/14 23:41 ID:GAi1XlaH
続き。途切れ途切れになるかも。
心身共に、いや心だけ疲れ果てた漏れは帰宅するといつものようにPCの電源を入れ、オンへと潜った。
彼女を検索するとどうやらオンには来ているようだ。
とりあえず合流し、挨拶をする。
ちなみに漏れはネット弁慶なのでオンでは口調が変わる。
漏れ:「今日はどうも。楽しかったっすよ」
相手:「こちらこそ楽しかったよ。こんなわたしでよければまた連絡くださいね」
社交辞令なのだろうが普通に返してくれてちょっと安心した。
まさかあそこまで免疫なかったとは自分でも思わなかったし。
間違いなく一生童貞・・・いや、純潔を貫くことになりそうだ。
その後もオフで話したような気がする内容をお互いずっと話し続けていた。
リアルだとダメダメでもチャットならタメ口で話せる漏れはニュータイプなのだろうか。
そしてすっかり日付も変わってしまった頃、ふいに彼女がこんな事を言った。
相手:「でも、漏れさんって本当に誠実ね」
漏れ:「・・・はい?」
相手:「おかげさまで、子供より先に家につきました」
漏れ:「なんだそりゃ、先に家に着いたら俺が誠実なのか」
相手:「うん、そうだよ」
漏れ:「わけわからん・・・・・」
相手:「襲ってくれるかと思ったのに・・・・・・」
818 :名も無き冒険者 :04/06/15 00:12 ID:YlUBlgu9
もちろん冗談だろう。
だが、ヒキヲタドーテーの漏れには刺激の強すぎる冗談だった。
エロゲでしか絶対聞く事がないような一言だと思う。
まさか・・・今日はそんなことやあんなこともOKだったのか!?
あらぬ事を妄想しつつも必死に平静を装う漏れ。
漏れ:「それは次回のお楽しみという事で」
相手:「次回はしてくれるの?」
漏れ:「つーか昼間だったじゃん」
相手:「夜だったら?」
だめだ。
返す言葉が思いつかない。
こういう時はノリツッコミの要領で返したほうが自然なのか?
必死に考えながらキーボードを叩く。
漏れ:「でもまぁ、正直こんな美人が来るとは全く思ってなかったな」
相手:「そう?嬉しい!でも年でしょ?」
漏れ:「いや、それを差し引いても綺麗だった」
相手:「褒めすぎだー」
漏れ:「そんな事ないさ」
・・・沈黙。
しまった。
絶対選択を誤った。
やっぱり漏れに女を口説くなんて無理だったんだ。
何も言えず永遠とも思える沈黙が続いた後、彼女が続けた。
相手:「ひとつ聞いていい?」
漏れ;「どうぞ」
相手:「初体験は?いつ?」
819 :名も無き冒険者 :04/06/15 00:19 ID:YlUBlgu9
童貞です、とは言えなかった。
いかに漏れがヒキヲタだとしても男のプライドというものはある。
しかし漏れは嘘だけはつかないよう気をつけてきた。
嘘をつくと、ずっとつき続けることになりそうだったから。
強がるしかない。
漏れ:「あれだ、ご想像にお任せする」
相手:「想像つかないよ」
相手:「まさか・・・・・・まだ?」
漏れ:「・・・・・・・・・・・・」
相手:「図星」
漏れ:「否定はしない」
相手:「肯定するんだ」
漏れ:「積極的に肯定はしないぞ」
相手:「なにそれ・・・・・」
相手:「あんまりいじめちゃ可哀想かな」
完全にペースを握られている。
これが年の差というやつなのだろうか。
漏れは自分のふがいなさを恥じた。
また彼女が話しかけてくる。
相手:「いまからかけて」
漏れ:「何を」
相手:「電話しかないじゃん」
漏れ:「今すぐか?」
相手:「か・け・て・」
漏れ:「ちょっとタンマ」
相手:「なんで」
漏れ;「外出るよ」
824 :名も無き冒険者 :04/06/15 00:38 ID:YlUBlgu9
家は壁が薄い。
どんな会話をするにしても、家族に聞かれるのはヤバイような気がした。
外に出て電話をかける。
漏れ:「こんばんは」
相手:「こんばんは〜。今日はありがとね」
意外にも明るい、普通の口調だった。
ただやっぱり声だけ聞くと老けた感がある。
意外にもその後は普通の会話を進めることになってしまった。
ペースは彼女が握っており漏れはあいづちを打つだけだ。
そろそろ会話も終了か、というところで思い切って聞いてみる。
漏れ:「次会う時はさ、ああいう展開になる可能性もあり?」
相手:「可能性が0だったら、もう会わないんじゃない?」
漏れ:「それは・・・そですね」
相手:「よろしい」
求めていた答えとは違うがまあいい。
その日は慣れない事をして疲れ果てていた。
また会う約束をして電話を切った。
とりあえずまた近いうちに会うことになると思う。
万が一すごい展開が繰り広げられた場合はまたカキコしようかとも思っている。
無駄に長い上、オフよりチャットメインで、ネトゲの話題が全然ないがどうか許してくれ。
828 :名も無き冒険者 :04/06/15 01:49 ID:cSzgxxBR
相手にとっては年下の男の子に対する悪戯なんだろうなぁ・・・
まぁ美人だったから童貞捨てれて儲けもんって気楽に考えた方がいいね。
しかし美人と結婚しても、こうやって浮気されたり遊んだりされると別に幸せな事じゃないな。
829 :名も無き冒険者 :04/06/15 02:14 ID:nGMjtU4U
ネタじゃないなら羨ましい限りだよな
年上子持ち主婦バツイチとか一番後腐れないじゃないか
831 :名も無き冒険者 :04/06/15 02:56 ID:xVCIaf3E
主婦じゃないけど、三十代後半の子持ちバツイチ女と二人オフやったことならあるぞ。
ウェイト差が40ポンドほどあったので、試合は丁重に辞退したが。
835 :名も無き冒険者 :04/06/15 11:42 ID:+SOYHYPc
ヒキオタっぽさが出てて、グー!
なんかエロゲーのストーリーみたいですね(ボソ
840 :名も無き冒険者 :04/06/15 19:30 ID:P+ucrEQd
相手は主婦なんだし、あくまで遊び、ってことを忘れないようにな
オフで知り合った女の子で童貞捨てて
「こっちはセフレ。本命は別にいる」と言ってた香具師が
やったからには俺のものって態度になって束縛しだしたから縁切られてた
リアルで会わなくなるだけならまだしも
ゲーム内で「あいつはこんな男だ」とか言いふらされて
女が寄ってこなくなったりヲチ対象になったりするからなぁ
841 :名も無き冒険者 :04/06/15 20:31 ID:Su99pvvN
しかしまぁなんだ、いくらヒキヲタ童貞で相手が年上女性でも
手玉に取られすぎな感は否めないな。
844 :名も無き冒険者 :04/06/15 21:17 ID:LPrl4mW3
なんかだんだん「ネトゲで会ってリアル世界でセックスしたやつ」のスレみたいになってきたな
出典:
リンク:

(・∀・): 21 | (・A・): 25
TOP