生徒と

2011/05/18 02:49 登録: えっちな名無しさん

先に断っておきますが事実では有りません、あくまでもフィクションとしてお楽しみ下さい

今から20年ほど前小学校の教師をしていました。
当時の自分の受け持ちは3年生なのですが、私が住んでいたアパートの近所に
当時5年生になったばかりの松原アカリという女の子が住んでいました。
休日に車をアパートの駐車場で洗車しているとアカリが通りかかり挨拶してきました。
「吉田先生こんにちはー」
「おう、遊びに行くのか?車に気をつけてな」
私がここに住んでる事は近所の子なら結構知っていました。
だから学生が通りかかったり私を見つけると皆こうやって挨拶してきます。
ところがその日アカリは遊び相手が居なくてブラブラしていただけらしく
私が洗車をしているのを自転車から降りて側で見学をはじめました。

「どこか遊びに行くんじゃなかったのか?」
「うーん・・皆予定があって暇だったんだぁ・・」
アパートの生垣に腰掛けてアカリはつまらなそうに足をブラブラしていました。
洗車を続けながら松原アカリの話相手をしていると
家は母子家庭で日頃は一人で母親は夜遅くまで帰って来ないと
首に下げた家のカギを見せながら教えてくれました。
アカリの家は私のアパートの斜め向いのアパートでした。
実は私が洗車してるのをアパートから見かけて暇だったからやってきたといいました。

(父親が居ないのが寂しいのかな・・)
と思いつつも適当に相槌をうちながら話をしていました。
そのうちにアカリがホースを握って車を洗うのを手伝い始めました。
「濡れるから良いよ」
と言いましたが
「熱いから良いよ別に、家も近いし」
と無邪気にホースをかえしてくれません
仕方ないのでやりたいようにさせて車の泡を洗い流してもらい
布で水分をふきとりました。
「手伝って貰ったからジュースくらい驕ってやるよ、これで買って飲みなさい」
そう言って財布から500円をだして渡しました。
「こんなに沢山要らないよ・・」
500円に驚くアカリが可愛かったです。
「残ったら貯金しなさい、じゃあ先生は仕事があるからまたな」
私はそういうとアパートの自室でプリントを仕上げるためにアカリと別れました。

暫く部屋で涼みながらプリント作成に取り組んでいるとチャイムが鳴りました。
「はい、どちらさまですか?」
と言いながらドアを開けると笑顔のアカリが立っていました。
「これ先生のぶん!」
嬉しそうに汗だくのアカリがジュースを2本持って片方を私に差し出しました。
「なんだ、先生の分まで買ってきたのか?」
「うん!一緒に飲もうよ先生!」
内心不味いなぁと思いました。
コレまでにも何度か生徒が面白がって私の家に遊びに来た事はありました
現代ほど世間の眼は厳しくありませんでしたが、やはり一人身の男の教師の所へ
少女が一人で訪ねてくるのが問題なのは同じことです。
しかし汗だくで笑顔で微笑むアカリからジュースだけを受け取って
追い返すのもどうかと思えました。
「仕方ない、今日だけだぞ?」
それが私の最初の過ちでした。

「おじゃましまーす!」
アカリは嬉しそうにサンダルを脱ぎ捨てて部屋にあがってきました。
「すずしーね先生!」
アカリはクーラーの効いた部屋に嬉しそうでした。
「汗かいたまま冷えると風邪引くぞコレで拭きなさい」
そういってタオルを渡します。
「ありがとう!」
そう言ってアカリはタオルを受け取ると首や顔の汗を拭きます。
そのうちにワンピースの脇からタオルを入れて胸の所を拭き出しました。
薄手の子供用ワンピースの隙間から膨らみかけの胸が先端までみえていました。
私は思わずそれを凝視してしまいました。
「先生のエッチ」
そんな私の視線に気がついたアカリが悪戯っ子のような笑顔で笑います。
「え、いや・・スマン・・」
私は罰が悪くなって黙り込んでしまいました。
私がアカリに背を向けて座り込んで仕事を始めるとアカリが後ろから抱き着いてきました。
「いいよ、先生優しいから許してあげる」
「こら仕事してるんだから邪魔するな」
「先生お父さんと同じにおいがする・・・」
「汗臭いだけだろ・・離れなさい暑苦しいから」
「ヤダよーくっ付き虫ー」
「こら!」
アカリは無邪気に抱きついてきてガンとして離れません
「いい加減にしなさい!」
私はやや強めにいいながらアカリを背中から引き剥がそうと
柔道の背負い投げの要領でベットの上にアカリを軽く振り落としました。
「先生は仕事があるから涼んだら帰りなさい!」
「ヤダ!」
アカリはそういうとこの暑苦しいなか布団にもぐりこんでしまいました。
「ほら、そんな事してると暑いぞ!」
「ヤダ!」
「もう勝手にしなさい!先生は忙しいから遊んであげないぞ!」
私はもうアカリをほっといて仕事をする事にしました
つまらなくなって飽きれば帰るだろうと思ったからです。
それから1時間ほどプリントを仕上げて次ぎの授業の計画を立てていると
クーラーの音にまぎれてアカリの可愛い寝息が聞こえてきました。
「なんだ・・寝ちまったのか・・まったく・・」
私は邪魔が入らないとコレ幸いに構わず残りの仕事を片付ける事にしました。

それから1時間ほどで仕事が片付いたので晩飯を食おうと思い
買い物に出かけようと思いました。
(ついでに家に送っていこう)
「おい松原、おきなさい」
アカリを起こそうとベットを覗き込みました。
「うん・・・お父さん・・」
アカリは寝ぼけたのか私の声を父親と勘違いしているようでした。
「ほら、松原おきなさい」
「あ、先生・・アカリねちゃったの?」
「そうだよ、これから先生晩御飯買いに行くからアカリもお母さんが心配する前に帰りなさい、先生そこまで送っていくから」

「お母さん帰って来ない・・」
アカリの一言に私は驚きました。
「え?」
「お母さん昨日男の人と遊びに行ったから月曜日まで帰って来ない・・」
「なんだって?今日は祝日って言っても土曜日だぞ・・」
「ご飯はどうしてるんだお前?!」
「お米があるから冷蔵庫にあるもので自分で作る・・」
私は思わず頭を抱えました。
内心厄介な子に関わったなあと少しだけ思ったのも事実でした。

しかし此処まで聞いた以上ほっとくわけにもいかず
アカリの担任の先生に電話をかけてみました。
しかしアカリの担任から返ってきた答えは意外なものでした。
『あーあー松原さんねぇ・・・君近所だっけ?』
「はいそれでこういう場合どうすれば良いでしょうか?」
『うーん出来るだけそういうことには関わらない事だね』
「ええっ・・良いですか?」
『うん、松原さんの母親って水商売でね他所の父兄とくにお母さん連中にすこぶる評判悪いんだわ』
『こないだもアカリちゃんの同級生のお父さんとちょっとあってね・・』
「そんな事が・・」
『まあとにかくアカリちゃん飯作って食べてるんでしょ?』
『別に虐待って訳でもないみたいだし僕が出て行くことじゃないな』
「はあ・・」
『その家ではソレが普通なんだから余計な正義感で首を突っ込まない方が良いよ』
『じゃあ、僕も忙しいから、あと念のために言っとくけど間違いは起こさないでね』
「はぁ・・」
『それじゃあお疲れさん』
そういうとアカリの担任は電話を切ってしまった。

(なんつー教師だ・・・小学生放置して親が外泊は十分虐待だろ・・)
私は担任の対応にムカムカしながらも今後どうするか考えていました。
「しかたない、晩御飯は先生の所で食べていきなさい」
「え?・・でも・・」
アカリは昼間の元気とはうってかわって急にモジモジと遠慮しはじめました。
「ほら、今から晩御飯買いに行くぞ」
「うん・・・」
私はアカリを連れて近くのスーパーマーケットに晩飯の材料を買いに行きました。
私は学生時代 レストランの厨房や居酒屋の厨房でバイトをしていたため
多少の料理はプロほどではないですが得意でした。
「先生何を作るの?」
私が食材をカゴに入れていると後ろを付いてきていたアカリが聞いてきました。
「そうだな、松原はカレー好きか?」
「カレー?!」
私の言葉にアカリは眼をキラキラさせて飛び跳ねました。
「カレー好き!大好き!」
「そうか、先生の家のカレーだから味が違うかもしれないけどな」
「ううんカレーなら何でも好きだよ!」
「そうか」
アカリはそこから会計を済ませて家に帰るまで鼻歌を歌いながら終始ご機嫌でした。
家に帰りアカリに手伝って貰いながらカレーを作りました。
自分でご飯を作っているだけあって野菜の皮を包丁で実に器用にむいていました。
「へぇー上手いじゃないか」
「えへへ」
「それなら松原は良いお嫁さんになれるな」
「うふふ」

2人で作ったカレーを食べてアカリを家に送ります。
カレーを食べている時も楽しそうだったアカリも
いざ帰る段階になると口数が減り悲しそうになっていました。
「ほら、松原・・家に入りなさい」
自分の部屋の玄関口で中々扉をあけようとしないアカリ
「また明日先生が遊んでやるからな?」
そういうと何とか頷いて玄関に入ってくれました。
「ちゃんと風呂に入って戸締りして寝るんだぞ」
「・・・先生バイバイ」
「ああ、お休みまたな」
それから自分のアパートに入って風呂に入り適当にTVを見てくつろいでいました。
すると11時ごろ再び玄関のチャイムが鳴りました。
「どうしたんだ松原・・」
そこにはパジャマ姿で枕をもったアカリが立っていました。
「怖いから・・先生のお家に居て良い?」
どうやら一端は布団に入ったらしいのですが怖い夢をみて飛びおき
そのまま走って私の家に来てしまったようでした。
「こんな遅い時間に女の子が外に出たらダメじゃないか」
「ごめんなさい・・・」
「そんなに怖かったのか?」
「うん・・・」
「・・・・だけど泊めてやる事はできないんだよ・・先生がもう一度送ってやるから家に帰りなさい・・」
「・・・・・・・・」
そう言ってもう一度アカリを家に送ろうとしたのですが
自分のアパートへの短い道すがらアカリはシクシクと泣くのでした。
結局私が折れて今日だけという約束で私の家に泊める事にしました。
「ほら、松原はベットを使いなさい」
「先生は?」
「先生は床にタオルで寝るから良いよ、どうせ暑いから」
「先生と寝る・・」
「松原、これ以上我侭言ったら家に帰すよ?」
「・・・・はい・・」
そういうとアカリは渋々ベットで一人で寝ることを承諾しました。
しかし布団に入って電気を消すとアカリはシクシクと泣いているようでした。
(なんでこんな事に・・)
「ほら・・先生が一緒に寝てやるからもう泣くな」
私は結局ベットでアカリと一緒に寝る事に成りました。
アカリは私の胸に顔をうずめると落ち着いたようにスヤスヤと寝息を立て始めます。
しかし私の方は落ち着きません・・・アカリの柔らかい感触や
髪の毛から立ち上るシャンプーの香りや女の子特有の何かが私の冷静さを
確実に削ぎ取っていくのを感じます。
(この子は父親が恋しいだけ・・寂しくて怖いから・・それだけだ!)
その日は必死にそんな事を考えていたらいつの間にか朝になっていました。
私はその時間になってやっと睡魔に襲われいつしか眠っていました。

「先生・・」
「ん・・」
(うるさいな・・)
「先生・・」
「んん」
「もう・・先生・・」
「んーあと5分・・」
私は学生時代の彼女との同棲生活の事を思い出していました。
卒業したら結婚する約束をしていたのに結局別れてしまった女性でした。
なかなか起きない私にチュッと彼女が悪戯のキスをして起こそうとしてきます。
私はソレを捕まえてキスをかえしそのままベットに押し倒します
「きゃっ・・」
(なんだ・・おまえ随分軽くなったな・・・)
思った以上に夢の中の彼女は軽くふんわりと持ち上がりました。
キスの雨を彼女に降らせながら手でお尻や太もも胸など体中をまさぐります。
(・・おい!こんなに胸なかったか? お前痩せすぎじゃないか・)
「先生・・・」
「それに・・なんか背・・が・・」
「先生・・」
気がついた時にはパジャマで半裸で半泣きになっているアカリが私の腕の中で真赤になっていました。
「だあああああああああああ松原!!すまん!先生寝ぼけてた!!」
「・・・・・・」
なんて事をしてしまったんだ・・寝不足で寝ぼけてたとは言え生徒にとんでもない事を・・
「本当にすまない!」
アカリは私が必死に謝るのを無視してバタバタと走って部屋を飛び出して行ってしまいました。
「やばい!!最悪だ・・・逮捕?!俺の人生終わった・・・教員としての夢が・・・」
全てが音を立てて崩れていく思いでした。
フラフラと立ち上がり見回すと台所には味噌汁と焼き魚が置かれていました。
「松原が作ってくれたのか・・」
(なんてこった・・こんな良い子に俺は何て事を・・)
自己嫌悪でベットに座り込み頭をかきむしっていました
そんな感じでいると再び玄関の扉があいてアカリが戻ってきました。
パジャマ姿ではなくて別の服に着替えていました。
「松原・・」
「先生・・朝ごはん食べよう」
「おう・・」
顔を真赤にしながらも笑顔のアカリをみて私はなんとか助かったと思いました。
2人で朝食をとる間私はなんと言えば良いのか考えていましたが
何も思いつきません
時折眼が合うアカリは頬を赤らめてニコニコと可愛く笑うだけです。
(うーん・・これはコレでまずいのでは?)
私は新たな不安にさいなまれていました。

朝食のあとアカリは何も言わないのに食器を片付け洗いだします。
「松原そんな事は先生があとでやっておくから遊びに行って良いんだぞ?」
「ううん・・お礼だから・・」
「そうか・・」
しかし、洗物がすんだあとも洗濯物を洗ったり掃除機をかけたりと
まるで私の妻の様に家事をやり始めます。
「松原・・お礼ならもう十分だから・・」
「・・・・・・」
しかし私のいう事もアカリは聞き入れず結局半日かけて家の事をしてくれました。
「先生お昼は?」
「んーそうだなアカリも頑張ってくれたしお昼は出前でもとろうか?」
「出前?!良いの?」
「なにが食べたい?」
「うーん・・・鮭・・」
「鮭は朝食べただろ?」
「でも・・鮭は安いから・・」
私の財布を心配してくれているのか思わず胸がキュンとなりました
「遠慮しないで、松原が好きなものを言いなさい!」
「うん・・じゃあラーメン・・・・」
「ラーメンでいいのか?うな重とか寿司でもいいんだぞ?」
私はアカリがまだ気を使っていると思いました。
「ううん・・・・ラーメンが良い」
アカリはどこかラーメンに拘っているように思えました。
「そうか・・まあラーメンも美味いからな」
「うん」

私は近所のラーメン屋に電話をいれチャーシュー麺を2人前注文しました。
ほどなくしてラーメンが届き2人で食べます。
「美味いか?」
「うん!」
そうやって2人で食べていて気がつくと
アカリが大粒の涙を流しながらラーメンを食べていました。
「ど、どうした?!おなか痛いのか?」
アカリは首を振ります。
「父さんと・・ラーメン食べてるみたいなんだもん・・」
アカリの父親はアカリが小さい頃に病気で亡くなりました。
そのお父さんと小さい頃2人で食べたラーメンの事をアカリは思い出していたのです。
私も不意に涙が出そうになって2人して下をむいて涙を隠しながらラーメンを食べました。

その日を境に私と松原アカリの半同棲生活は始まりました。
アカリは母親が家に居ない時は常に私のアパートで過ごしていました。
最初はビクビクしていた私もいけないことだと知りつつ
段々とアカリとの生活になれて行きました。
アカリの母親は相変わらずで、その間に男を2人も変えていました。
「先生がお母さんに言ってやろうか?」
あまりの母親の母親放棄振りに私は頭にきていました。
しかし次ぎのアカリの台詞に私は怒りを納めざる得ませんでした。
「お母さんもお父さんが居なくなって寂しいんだとおもう・・」
アカリの話では父親が生きていた頃は実に仲の良い夫婦だったそうです。
しかし夫を亡くしアカリを一人で育てるために働きに出るようになってから少しずつ
お酒の量が増えたのだそうです。
そしてあるとき些細な口論から母親はアカリを殴ってしまったのだそうです・・・
それから母親は家に余り帰ってこなくなったのです。
一見無責任な母親の行動に思えますが私には少しだけ母親の気持ちが解りました。
きっと母親も精一杯だったのです・・一緒に居ると何時苛立ちから
娘を傷つけてしまうかもしれない・・そんな恐怖があったのかも知れません
いや、アカリのためにもそうであったと信じたいと今でも思っています。
完璧な人間など居ません・・母親や父親であってもソレは同じことです。
何かに頼らねばいつかはすり減らしてキレてしまう・・そういう悲しい事件を昨今多く耳にします。

そしてアカリには今自分がいると思いました。
出来る限りの事をしてやろうと心に誓いました。

アカリは小学6年生になりました。
見た目にも随分女らしくなり学校で見かける彼女はハツラツとして利口で
落ち着いた大人っぽい少女になりました。
「先生おはようございます!」
「はい、おはよう」
朝の挨拶当番で校門で立つ私にクラスメイトの女の子達に混ざって挨拶してくる彼女

しかし家に帰ると子猫の様に甘えてきます。
まるで幼い頃に父親に甘えられなかった分を取り返そうとするように
その日も晩御飯を2人で作って食べた後私が机に向かっていると
洗物を終えたアカリが側にやってきました。
「先生〜」
「ちょっと待ちなさい今調べものしてるから・・」
「先生!」
アカリはこの1年で彼方此方大きく成長した体を後ろから乗っけてきます。
「こら、重いだろ」
「クスクス・・先生大好き!」
「わかったから邪魔するな」
「ヤダ先生も言って!」
「はいはい、先生も松原の事大好きだよ」
「ダメ!名前で!」
「先生はアカリのこと大好きだよ、ほらコレで良いだろ先生明日までに書類提出があるんだよ」
「もー!先生〜」
「どうした?今日はやけに甘えん坊だな・・」
「先生はアカリのことどう思ってるの?」
「どうした急に・・」
ドキリとしました久しぶりにマジマジとみたアカリがとても女らしい表情で
私を熱く見つめていました。
「どうって・・」
「愛してる?」
「なんだって?」
「アカリの事を女の子として好き?」
アカリの顔は真赤でしたが眼はとても真剣でした。
「どうして急にそんな事を聞くんだい?」
「急にじゃないよ・・先生に初めてキスされてからアカリはずっと先生の事愛していたよ・・」
「キス・・あ、あれは前も説明しただろ・・寝ぼけていたんだよ・・」
「・・・じゃあアカリのこと愛して無いの?」
消え入りそうな声になるアカリ
「いや、大事に思っているよ本当だぞ!」
「うれしい!」
アカリが抱きついてきて2人絡んだまま机からずり落ちる
「アカリ今日はやっぱり変だぞ・・」
「だって・・先生を見てるとドキドキが止まらないの・・」
「学校で他の子が先生とお話してるのを見るだけでアカリはその子が嫌いになっちゃう・・」
「おいおい・・」
「先生・・アカリはいいよ・・」
「何が?」
「先生押入れにエッチな本隠してるでしょ・・アカリ知ってるよ・・」
「み、見つけたのか?!」
「うん・・」
「見たのか?」
「うん・・・」
「・・・・・・・・・」
見つからないように十分注意していたはずなのに・・
「アカリ写真の女の人みたいじゃないけど・・・先生がしたいなら良いよ?」
「意味解っているのか?」
「少しだけ・・だから先生がおしえて・・先生に教えて欲しい・・初めては先生が良い・・」
なんてこったコイツ何時の間にこんな顔を・・
こんなやらしい女の顔をするようになったんだ・・
「先生・・・」
限界だった・・それまで必死に押さえつけていたものが一気に決壊してしまった。
スローモーションのように近づいてくるアカリの唇から眼が離せなかった。
振りほどく事が出来たのにしなかった
アカリに押さえつけられて動けないフリをしていた
柔らかい唇が触れた時にはもうどうでもよくなっていた。

「先生・・」
「アカリ・・」
「好き・・」
あの日寝ぼけてアカリにしてしまった事の続きをした。
細くしなやかで柔らかいソレまでに抱いたどの女性よりも最高の柔らかさと張りだった。
肌理の細かい肌は唇を当てると熱く火照っていて独特の少女の香りが私の脳神経を
焼ききるほどの興奮を与えていた。
アカリの体全体がまるで男性を狂わせる媚薬の様で抱きしめれば抱きしめるほどに
狂おしい気持ちが沸き起こってくる
アカリを裸にし隅々まで舌をはわせる
「うっ・・んあっ・・」
アカリの肌から染み出す汗の一つ一つを丹念に舐め取るように味わう
アカリの全てが宝物の様に思えた。
初めての感覚に身をよじり歯を食いしばるアカリ
「アカリ・・好きだ・・一生私の物だ・・」
「先生・・・」
愛おしく抱きしめるとアカリもそれに答えるように狂おしく私の体に手を回し
精一杯離れないように絡み付いてくる
何度もキスを繰り返して何度もアカリの口の中を舌で犯した。
それだけでアカリの腹の上にぶちまけて絶頂に達してしまうほどの快感だった。
暫く絡み合ったあと結局は最後まではしなかった。
アカリのそこはまだ私を受け入れられるほどに濡れては居なかったし
なによりアカリも私も十分すぎるほどに満たされていた。

それから毎日の様に体を重ねるようになった。
年頃の娘の好奇心と性に対する貪欲さを知った。
気持ちよくなれる事を知ったアカリはドンドン大人びていった。
「先生・・お口でしてみたいの・・」
まだ下で受け入れる事に自信が無いアカリはある時自分から言い出した。
私のペニスに手を触れて優しく握ってくる
「いいよ・・」
「・・・・・」
濡れた眼で情熱的に私のペニスに舌をはわせる彼女が
未だにラン○セルを背負っているとは思えなかった。
宝物を大事にするように私のペニスを愛撫してくれる
つたないテクニックだが情熱的で好奇心に満ちた表情は今だけのものだろう
「熱い・・」
手に受け止めた私の物をアカリはキラキラした眼で見つめていた。
挿入のための努力も続けていた。
「あああっ・・・ううふっ・・ああっ」
何度も繰り返した事でアカリの性器も次第に濡れるようになっていた。
私の舌や指に敏感に反応して細いからだが跳ねる姿は輝いてすら見えた。
事が終わった後は手を握ってキスする
アカリの女の顔が急に父親に甘えるような子供の顔になる瞬間だ
アカリは私に父親と男両方の愛情を見出していた。
そして私はその両方に同時に答える悦びを知った。
「お父さん・・」
ベットで2人抱き合って眠るときアカリは私を無意識にそう呼ぶ事すらあった。
その満たされた気持ちを伝える事は難しい
アカリにとって私は全てに近い割合をしめていた。

中学に上がってからも私とアカリの関係は続き
1年生の夏アカリの処女を貫いた、初めては当然痛いだけだったようだ
アカリの様子を見ながらゆっくり回数をかさね4回目ほどでアカリは感じることができた。
膣でイク事が出来たのはもっと後だった。
中学3年の時・・とうとうアカリの母親は家から居なくなった。
その頃にはアカリは私の存在を母親に告げていた。
母親は別にアカリを捨てたわけじゃない・・ただ、関わった男が不味かった。
悪い仕事に巻き込まれ母親は捕まって法の裁きを受けたのだった。
私はアカリの母親と面会して相談し身内の居ない彼女を
私の両親に預かってもらう事にした。
私は地元で塾の講師の仕事を見つけ教職を辞めアカリと一緒に実家に帰った。
その電車のなかでプロポーズした。
将来私が歳をとって別れたくなったら父親でも良いと言ったら
「馬鹿ね・・・」と泣きながら笑ってくれた。

その後彼女は無事に高校を卒業して入籍した。
1年後元気な女の子が生まれた、アカリそっくりの可愛い子だ
もう直ぐ母親が出所してくるアカリと相談し我が家に迎えるつもりだ
アカリはいい母親をしている、娘の溺愛ぶりに此方が心配するくらいだ
もう直ぐ妹か弟が生まれる、あの日アカリを受け入れた事は
教育者として過ちだったと今でも思う・・・しかし私は後悔はしていない
可愛い娘を抱いて私に微笑む彼女のこの笑顔を守れたのだから

終わり


出典:この話はフィクションです。
リンク:でもそうじゃなかったら良いよね

(・∀・): 177 | (・A・): 49

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