おばあちゃんからの手紙

2011/05/30 14:50 登録: <* `∀´>♯nidanida

141 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2011/05/27(金) 14:58:30.66
さっき家の押し入れの整理をしていると、見覚えのないルースリーフと
折り畳まれた1万円札が彼女の古い手帳から落ちて出て来た。

ルースリーフを開くと、それには子供っぽい、というか日本語を覚えたての外国人
みたいな字でたどたどしく書かれた手紙が認められていた。

「○○ちやん(彼女の名前)

○○はおげんきですか。わたしはげんきです。
わたしはこのたひ、はじはじさいになりました。
せんせは100さいまでいきるとゆっていました。
また○○におあいするのたのしみです。
きおずけてはたらきませう。
○○がおよめにゆくときのおゆわいにあげます。
げんきなときにまたおゆわいあげます。
○○がおよめにゆくのたのしみにしています。

そぼより」

田舎の老人ホームに住む、彼女のおばあちゃんからの手紙だった。

おばあちゃんはもう90代半ばだと聞いているから、これをもらったのも
数年前だろう。その手紙と1万円をずっと大切に持っているうちの彼女の
気持ちを思うと、しんみりした。

うちレズビアンカップルだから、日本では正式に結婚できない。
付き合って5年。来年くらいにはカナダに旅行に行こう。






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