教授

2011/06/06 01:46 登録: ぶりーふ

22 名無しさん 2010/09/12(日) 20:38:33
うちの父親は物理の先生なんだけど
「なんで物理なんか勉強しようと思ったの?」
って聞いたら
モーツァルトの本を読んだり、アマデウスという映画を見て進路を物理にしたらしい。

なんでアマデウスから物理学に走ったのかよくわからないし
「普通エジソンとかライト兄弟とかそういうのを読んで物理に興味を持つんじゃないの?」
ってもう一度聞いたら、工学系にはまったく興味なかったし空が青い理由とかもまったく興味がなかったらしい。

ただ、自然法則というのは調和が取れて対象性対等性がある簡潔なものなのに、個人個人の人間とか個々の物体とかをみると驚くほど才能や性格等に違いがあって、対象性や対等性が崩れているように見えて、そのアンバランスさに興味をひかれて、世界の仕組みを解明する学問として物理を勉強したくなったらしい

そのことを強く意識したきっかけになったのがサリエリとアマデウスの対比のシーンだったとか。

自分の親ながら相変わらず変な人だなぁと思ったけど
普段無口でぼーっとしてるのに、急に饒舌になって意味不明なことをあつく語り始めたところに萌えた。

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38 名無しさん sage 2010/09/19(日) 07:56:05
父は元大学教授。専門は粘菌。
先日、両親、兄弟、私、私夫と子供 という大人数で旅行へ。
そこで「孫らに見せようと思っていいもの持ってきた!」と、粘菌サンプル持ってきた。
嬉しそうに子供に見せてたけど、幼児がそんなホコリの塊みたいなものに興味を示すわけもなく。
仕事大好きな父でした。

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39 名無しさん sage 2010/09/20(月) 11:31:30
>>38
今は亡きうちの祖父も大学で教えていて、専門は地衣類だった。
祖父は若い頃からなんていうか学者バカみたいな人で、出世欲もなく、ひたすら地衣類を採取して観察するのが好きだったらしい。
大学通うから一応背広を着る毎日なんだけど、昔は背広と言えばすべて注文仕立てで決して安くはないのに、祖父はおかまいなしで、おろしたてでも平気で地面に寝っ転がって地衣類(という名目の泥や石やホコリ)を採ってはポケットをパンパンにふくらませて持ち帰ってたそうだ。
祖母は毎日がため息だったらしいけど、注意して治る癖でもないしね。
「背広代だけで家がもう一軒買えた」とよく言ってた。

勲章もらうかなんかで皇居に行くために用意していた背広まで あっという間に埃まみれにしたらしく、そのことには後々まで怒ってたけど。

でも孫にとってはすごくおもしろい、かわいいおじいちゃんだったんだよね。
何か質問すると子供相手でも外国語混じりで説明するとか、ほんとヘンテコな人だったけど、それも含めて大好きだった。




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