柑橘姉弟
2011/07/04 15:33 登録: えっちな名無しさん
「や……ゆ、ず…っだめ…」 こんな場所で――そう続けようとした唇を強引に塞ぎ、身をよじる 姉を押さえ込む。 柚彦は華奢な片手でテーブルの上へ縫いとめ、狭い入り口から舌を 割り込ませた。 「ふぅ…ん、ンッ…」 歯列をなぞり、舌先で口腔をまさぐる。 ざらざらとした表面を擦り合わせ、上顎をなぞると差し込んだ場所 からくぐもった声が漏れた。 くちゅくちゅと唾液の立てる粘着質に飛んだ音が、室内に響く。
「そっちが悪いんだよ…真冬にそんなカッコでうろついて。誘って たんじゃないの?」 上から見下すように引かした声でそう囁くと、姉は乱れた息を更に 荒くして首を振った。 「ち、が…あたし、誘ってなんか――」 薄いキャミソール越しに突起を摘まれ、みかんは言葉を途中で飲み 込む。 柚彦は徐々にとがり始めるそれを指先で転がしながら、首筋に舌を 這わせた。 「や…ぁ…も、…やだぁ…」 いやいやと首を横に振る姉を無視して、柚彦は手を下方へと滑らせ る。
父と母は明日の昼には、温泉から土産を持って帰ってくるだろう。 やめてあげない。今晩はたくさん虐めてやると決めていたのだか ら。
出典:ゆず
リンク:ぴ
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