気になるあの子
2011/07/12 19:22 登録: 名無しさん
私の会社の同僚の話です。
その同僚とは入社したときからすごく仲がよく、
見た目は嵐の二宮くんを残念にしたような感じです。
決してカッコいい部類ではないです。
残念ながら童貞。
ちなみに私はただの隠れオタですw
アニメが大好きで2次元さえあればいいと思う童貞です。
3次元の女性には大変興味がありますが
眺めるだけで満足しています。
年齢は2人とも30歳と結婚してもいいのでは
と思うような年頃でございます。
さて話に戻りますが、
そんな同僚が童貞を卒業したようなので悔しくて書き込んでいます。
自分は童貞でいるのはかまわないのですが
仲がいいと思っていた同僚が童貞を卒業したのを言わなかったのが悔しいのです。
そんな現実を知るにいたったのは最近の同僚の身なりの違い。
やはり恋をすると普段の生活に出るようですね。
会社ではスーツなのですが、よく休みの日に飲みに行ったり
しています。
ちょっと前までしまむらスタイルだったのに
しまむら→ユニクロ→どっかのブランド
といった風にすさまじいまでに急速な進化を遂げていったのです。
以前何気なく何かあった?
と聞いたのですがエリカ様風に「別に・・」
と答えるばかりです。
絶対に女だ!と考え
私は秘密で調査を開始しました。
ちなみに私はゲイなどではなく最初は興味本位からです。
調査1
「尾行」
これまた典型的だとは言わないで下さい。
最近の同僚は金曜の仕事を早く切り上げてどこかへ行っています。
この行く先が原因なんだろうと思いました。
「お先でーす」
同僚が帰った!
すぐ様私は仕事を途中で切り上げ、同僚を追っかけます。
私の会社は3階でエレベーターなので同僚がエレベーターに
乗ったと同時に階段ダッシュ!
普段から
というか今までまともにスポーツをしたことのない私は
横っ腹痛くなりながらのダッシュ!
自分はこんなにひ弱なのかと思いつつダッシュ!
1階まで降りるとホールの出口に同僚が!
間に合いはしたけどすでに私はバテバテ。
しかし急ぎます。
ところがここで問題発生!
同僚が何気なく後ろを振り向いた!
そして私を発見!
「しまった!」という顔とともに同僚ダッシュ!
この行動に確信した私もダッシュ!
良い年こいた大人が街中をダッシュ!
しかしスポーツ万能である奴になんなく巻かれて
失敗・・・
私は1人
筋トレをしようと心に誓うのであった・・・
調査2
「お誘い」
尾行を失敗したくらいで挫けないのが私である。
横腹の痛みもなくなり、呼吸も整った私がトライした次の
ミッションは同僚への電話である。
何事もなかったかのように
同僚へ電話。
「プルル」
1回
「プルル」
2回
「プルル」
3回
「プッ、ツーツー」
・・・きりやがった
メールを送るも返信なし。
ここで私は断念・・・
諦めるしかなかったのだった。
しかし神様は私に微笑んだ!
調査した翌週の週初めの仕事でのこと
月に1度ある社内の席替えをしたのだ!
そこで何と私と同僚は隣同士に!
こんなにどきどきした席替えは
小学校の頃以来だった。
ちなみに何度も言うが私はゲイではないぞ!
そこんとこはわかって欲しい。
よろしくと改めて挨拶をして仕事開始。
今まで気付かなかったのだが仕事中
パソコンのモニターに向かう同僚の顔は生き生きしている。
なぜなんだ!
こんなにつまらない仕事なのに!
そこでちらっと横目で同僚のモニターを見てみることに・・・
よくよく見ると画面下の方にskypeのチャット画面が!
ついに尻尾をつかんだ!
パソコンを見るには休憩時間しかない!
そう思い
休憩時間までそわそわ・・・
そして昼休みである13時。
同僚はいつものように近くの定食屋へ。
私は仕事をしているふりをして待機!
そして社内には私と電話係のみになった。
私は急いで同僚のパソコンに食いつく!
そしてSkypeを開くとチャット履歴には
「かなえさん」
の文字が!
誰なんだと思い失礼ながら内容を見ると
「今週の金曜もビレッジね(はぁと)」
と書いてある。
どういうことなんだろう・・・
さらに履歴を見ていると
この二人がチャットを始めた時期に
「ラブビレッジ」
という単語がちょくちょく出ていた。
この二人の最初のチャットは
「あなたもラブビレッジしていたのですね」
だった。
どうやらここから「ビレッジ」に略しているのだろう。
そしてわかったことはこの単語が意味するのは「=ホテル」ということだ。
これで同僚の童貞喪失は明らかだ!
しかしこのかなえさんという名前に聞き覚えがあった俺は
何かひっかかっていた。
悶々としているといつの間にか昼休みが終わりの時間が迫っていた。
ご飯は食べなければやっていけないので
仕方なくパソコンを閉じてコンビ二でおにぎりだけ食べて昼休みを終えた・・・
午後からもビレッジとかなえさんのことが頭から離れない。
意を決して10分休憩の間に同僚に聞いてみた。
「かなえさんって会社にいたっけ?」
同僚は目を丸くして
「お前のお気に入りだろう!」
と言った。
そこで私は思い出した。
入社して間もない頃、会社のある1人の受付嬢に目を奪われた。
その女性の名前が「かなえさん」なのだ。
私は「あ〜!」とすっきりした顔をしていると
同僚は呆れた様子で
「忘れてたんだな」
とぼそっと発し、そそくさと仕事に戻った。
そっかそっかと少しすっきりした様子でいたのだが
何かひっかかることがある。
そう!
出会いのきっかけだ!
私たちには受付嬢と話す機会などまずない。
キーワードは「ラブビレッジ」
私はすぐさまネットをつかって調べた!
有力なのは一番上のサイトのようだが・・・
ひらかない!
私の会社では個人でネットサーフィンをしないように
アダルト系やSNSなどロックがかかっているのだ。
私は初めてパソコンを殴りたくなった。
私の家にはパソコンなどない!
しかも私の地元にはネットカフェなどというものすらない。
同僚に聞こうと教えてはくれないだろう・・・
気になって気になって夜も寝られない!!
ラブビレッジとは一体何なんだろう・・・
出典:気になるあの子と
リンク:ラブビレッジ

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