ビジネスホテルの鍵を開けられて

趣味関係の所要にて群馬県内のビジネスホテルに連泊予約した際に起こった出来事です。全て実話。

１日目８：３０ごろ現地に到着。１５時ごろまで趣味関係の所要をこなしたあと、市内を散策〜マクドナルドで食事。１６：３０時ごろ現地のビジホにチェックインしました。宿泊料金は２日分前払い。

ビジホの程度は普通で、チェーン店ではなく個人経営らしきホテル。駅から距離はあるものの目の前にローソンがあり、便利。

１日目の夜は貸しきり状態の大浴場で入浴〜ローソンで買った飲み物を飲み早めに寝ました。

２日目の朝起床し８：３０ごろ外出。昼近くなりホテルの部屋はキープしているわけだし、部屋でコンビニ弁当でも食べよう、ついでにシャワーも浴びようと思い、部屋にもどりました。

シャワーを浴び下着で涼んでいると、突然、

「ガチャッ、ガーン！！」

という大きな音が！！

かけていたドアロックを合鍵で開け、いきおいよく開けたドアが、ドアチェーンで遮られた音でした。

少し開いたドアの隙間からは掃除係らしき作業服の女性の姿が…

下着姿で室内にたたずむ私を見て、あわてて

「すみません」

といい、ドアを閉めて去りました。


納得がいかないのは、私は

「掃除をお願いします」

の札など、ドアの外にかけていないこと。

また朝に外出するとき、昼に戻ったときはフロントにその旨を伝え、鍵も受け渡ししていたこと。
つまり私が在室していることはフロントは当然知っていること。

にもかかわらず、顧客が在室している部屋を、ノックもせず、断りもせず開錠し入室しようとした！

用心からドアチェーンをしていなかったら、あっさりと無断進入を許していたことでしょう。２日目の夕刻支払う予定の少なくない額の現金もバッグの中に所持しており、
背筋が寒くなりました。

即刻フロントに抗議すると

「清掃担当者がお客様がお昼に部屋に戻られているのを知らなかったようだ。ビジネスホテルという性格上、面倒がって連泊でも清掃の札を出されないお客様もおられ、設備維持上清掃させていただくことはある」

という返事。

正直納得はいきませんが、

「連泊予約だが、おたくの従業員に無断進入される恐れがあり、気味が悪いのですぐにチェックアウトさせてもらう。」

旨を告げると、

「当方の不手際で不快な思いをさせ申し訳ない。２日目分の宿泊料は返金させていただく。」

との返事で実際に２日目分は返金してきました。

２日日は宿泊予定を変更し、夕刻に所要が終了した後、すぐに高速で帰宅しました。

ビジネスホテルは○横インとか大手チェーンをはじめ、個人経営のところも年に数回は利用してますが、このような経験は初めて。さすが群馬クオリティだなと感慨深いものがありました。

出典：ビジネスホテルの鍵を開けられて
リンク：http://minkara.carview.co.jp/userid/1254807/blog/23866647/