スティーブ・ジョブズ"Stay hungry, Stay foolish."
2011/10/07 16:47 登録: えっちな名無しさん
2011/10/05 Apple inc. 共同設立者で前CEO スティーブ・ジョブズ氏が亡くなった。
それの報道でよくとりあげられたのが、スタンフォード大学2005年卒業式で行われた伝説のスピーチ。
「ありがとう。今日は世界で最も優秀と言われる大学の卒業式に同席できて光栄です。実は私は大学を出ていないので、これが私にとって最も大学の卒業に近い経験になります。今日は私の人生から3つのストーリーを紹介します。それだけです。大したことありません。たった3つです」
で始まるそのスピーチの3つのストーリーは、
・点と点をつなぐ話 http://www.youtube.com/watch?v=87dqMx-_BBo#t=0m55s
・愛と敗北についての話 http://www.youtube.com/watch?v=87dqMx-_BBo#t=9m04s
・死についての話 http://www.youtube.com/watch?v=87dqMx-_BBo#t=9m04s
それぞれ深い話だったのですが特に印象に残ったのが、3つのストーリーのあとの
・Stay hungry, Stay foolish でした。
Appleの革新的な製品はジョブズ氏のこの思想があってこそと納得するものでした。
「私が若い頃 "The Whole Earth Catalogue 全地球カタログ" というすごい出版物があって、私と同じ世代ではバイブルのように扱われていました。それはステュアート・ブランドという人が、ここからそれほど遠くないメンローパークで制作したもので、彼の詩的なタッチで彩られていました。
1960年代の終わり頃はパソコンもDTPもない時代ですから、全てタイプライターとハサミとポラロイドカメラで作られていました。それはまるでグーグルのペーパーバック版のようなもので、グーグルが35年遡って登場したかのような理想的な本で、すごいツールと壮大な概念に溢れかえっていました。
スチュアートと彼のチームは ”The Whole Earth Catalogue” を何度か発行しましたが、ひと通りの内容を網羅した時点で最終号を出しました。
それは1970年代半ばで、私がちょうど君たちの年代だった頃です。最終号の裏表紙は、朝早い田舎道の写真だったのですが、それはヒッチハイクの経験があればどこか見たことある光景でした。
写真の下には "Stay hungry, Stay foolish."(ハングリーであれ、バカであれ)
という言葉が書かれていたのです。
Stay hungry, Stay foolish.(ハングリーであれ、バカであれ)
それが、発行者の最後の言葉だったのです。
それ以来、私は常に自分自身そうありたいと願ってきました。
そしていま、卒業して新しい人生を踏み出す君たちに、同じことを願います。
Stay hungry, Stay foolish. (ハングリーであれ、バカであれ)。
ご清聴ありがとうございました」
出典:スティーブ・ジョブズ−スタンフォード大学2005年卒業式スピーチ
リンク:http://news.stanford.edu/news/2005/june15/jobs-061505.html

(・∀・): 60 | (・A・): 18
TOP