ぼくの考えた最強の『ひとりっ子の取扱説明書』
2011/10/19 01:23 登録: えっちな名無しさん
ひとりっ子は幼少期にひとり遊びをこじらせたせいか、話すときにはオドオドし、言動が芝居がかっている、有名人で言うと、竹中直人、太田光(爆笑問題)、宇多田ヒカル、中川翔子。
ひとりっ子は自分という殻が厚い。脳内が自分のことでいっぱい。
スタンド使いとスタンド使いが引かれ合うように、同性愛者と同性愛者が互いを見つけ出すせるようにに、ひとりっ子もひとりっ子を見つけ出すことができる。
ひとりっ子は協調性が無いが、他人とコミュニケーションはとれる。他人が怖いので、他人の顔色をとにかく伺う。とにかく迷惑を掛けないようにする。その代わりに自分に迷惑を掛けないで欲しい。互いに出来るだけ干渉しないで静かに暮らしたい。
ひとりっ子は甘えっ子、ではない。褒められて伸びるタイプというよりは、そもそも褒められるのは当たり前。幼少期に褒められすぎてできた根拠のない自信と、自分で自分を褒めるフェニックスの聖衣のような自己修復機能を持っている。他人に耳そうじしてもらうのは怖いし、刑務所入るときも独房の方がいい。遠足も一人で歩いて、現地集合にしてほしい。飲み会で「あ、俺、今日お金持ってなかったわー。ちょっと貸して?」とか甘えるのは、ひとりっ子ではなく、末っ子だ。ひとりっ子は貸し借りも物凄く苦手。
ひとりっ子はわがまま、ではない。他人に甘えない、自己責任重視。そのため、他人の分まで何かを背負う度量は無い。自分は既にチャージ済みのSUICAを持っているのに、友達は持っていなくて乗車券を買っているのを待っている間に、あぁ、電車が行ってしまった…とか、大嫌い。自分だけ先に行きたい。「弟が急に熱を出したせいで遊園地に行けなくなった。」とか、そういう連帯責任を経験していないないため。甘えないかわりに、甘やかすこともできない。
ひとりっ子は何でも手に入る、というわけではない。兄弟二人がかりだったら手に入るものが手に出来ない。例えば、TVのチャンネル権がない(親2人vs子供1人なので)。ケンタッキーのなんとかバーレルも出会わない。お寿司の出前やピザの出前もケーキのホールも3人家族にはちょっと多い。ワンボックスカーも大きすぎる。
ひとりっ子は食べ物の好き嫌いが激しい、わけではない。ケーキは1/3、すき焼きの肉も1/3、お菓子は一袋。小さい頃好きだった物も食べ過ぎて気分が悪くなったトラウマを多々抱えているため、好きな物が減ってしまっている。嫌いな物に対する両親の監視状態も厳重なため、その目を逃れることはできない。そもそも親の言うことをよく聞いてしまうので嫌いな物が減ってしまっている。おっとりして、ガツガツしない。
親2人vs子供1人という特性上、いきなり大人の世界入り。子供同士の会話が苦手になる。反論相手が親のため基本勝てず、無言で従順になる。ときどき暴れることで主張が通ることがあるため、キレやすくなる。
大人数の飲み会が苦手。飲み会の帰り道に大人数でぞろぞろ歩くのも苦手。「一緒に帰ろう」の意味が分からない。
ひとりっ子は両親の愛情を完全に独占すると同時に、双方の期待やプレッシャーを完全に受けている。兄がしっかりしているから弟がちゃらんぽらんでもいいか、とかそういうことも無いので、ちょっとやそっとではグレられない。趣味も完全に自己責任で選択する。兄がサッカーをやっていたり、野球をやっていたり、兄からギターが降りてきたりすることはない。
ひとりっ子は思い込みが激しく、すぐ病む。原因は、脳内で生き過ぎているから。あと、幼少期のうちに理不尽な目に合っている回数が少ないため。
出典:はてな
リンク:http://d.hatena.ne.jp/Digital/20101129

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