私が骨折した時に出会ったサラリーマン

2011/11/14 19:06 登録: 西風

今から数年前の話ですが、当時私は左足を骨折していたのですが
どうしても電車に乗らないと行けない用事が出来てしまい
夕方、仕事帰りの人達でごった返すラッシュ時の電車に乗りました。
電車に乗ってすぐに、座っていた細身のサラリーマンが方も席を立って

「僕はちょうど次の駅で降りるので、どうぞ席に座って下さい」

と言って下さったので、私は一言お礼を言ってそのサラリーマンの方の席に座らせて頂きました。

次のホームで、そのサラリーマンの方は会釈をして降りて行きました。
私は感謝の気持ちで会釈をして、自分の降りる駅(残り6駅、終点駅です)まで疲れを癒して座っていました。
そして、自分の降りる駅に到着したので私はゆっくり歩きながら改札を出ました。
改札を出てすぐにコンビニがあるので、私は夕食をついでに買って行こうと思いそのコンビニに立ち寄りました。



すると、「次の駅で降りるから」と言って下さったサラリーマンの方がいたんです。
一瞬「何で?!」とか思ったのですが、私に気を使わせないために

「次の駅で降りるから」

と言ってわざわざ車両を変えて下さったんだと気付きました。
本当にあの時は嬉しかったと同時に、気を使わせてしまって申し訳ない事をしたと
思いました。
でも心はポッカポカになりました。

今じゃその細身なサラリーマンは、お腹が少しポッコリ出てきている事にショックを隠せない私の旦那になっております。(笑)

結婚のきっかけはまさにコンビニですね(笑)
私の方から発見して、このまま声をかけないのも悪い気がしたので思い切って声をかけました。
(お礼もちゃんと言っておきたかったので)
すると現旦那は、今度は私の荷物(コンビニで買ったご飯含む)を昔住んでいた家の近所まで運んでくれました。
帰り道に少し話したら、家がかなり近くだったのと中学校が一緒(学年は違いますが)だったのもあってすぐに友人レベルまで上がって、数年後にはゴールインと言った感じです。

これが俗に言う「運命」っていうやつなんでしょうね(笑)

出典:** 良いはなしだなー
リンク:http://kamibakusho.com/archives/51412814.html

(・∀・): 352 | (・A・): 95

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