エレベーターの女

これはある日デパートでエレベーターに乗っていたときのこと。

エレベーター内には、４名ほどのっていて、みな目的の階は最上階でした。

しばらくして最上階に到達し、ドアが開きました。「開」と書かれたボタンに近かった女性がボタンを押してくれ、みんなが降りるのを待ってくれていました。私は感謝の意をこめて、軽く会釈をして降りました。すると、女性は私の行為に不快感を感じたのでしょう。小声で、「別にあなたのために開けたわけじゃないし。」といったのです。私はその言葉を聞きびっくりとともに恐怖を感じ、後ろを振り返らずに、すぐに目的の売り場に急ぎました。そして家に帰ってきて、私の行為は非常識なのかどうかすごく悩みました。そしてこれからは、エレベーターには乗らないことにしました。


出典：爆笑問題カーボーイ
リンク：２０１０年１１月２３日分ポッドキャストより