とある自衛官のぼやき

全く最近の受験者見てると情けなくって涙が出てくる。
ヒョロヒョロのガタイした頭でっかちが「不景気で仕事がないから〜」とか言って軟弱な体で地本(地方協力本部)の門を叩いて来やがる。
アホかおめえら！
そんなコミュ力も体力もない死体みてぇな体でに自衛隊入って何が気持ち良いんだ？
男ならもっとビシッ！と心身を引き締めやがれってんだ！
俺はその為に毎日ベッドメイクと裁縫と靴磨きの練習を欠かさない。
「オスッ！オスッ！」と気合を入れながら血税で買われた官品にギュッ、と感謝と愛情を込める。　
こうして鍛え抜かれた俺の心身は「滑り止め受験者」なんて軟弱なシロモンとは対極を成す、まさに「国防を担う男」だ。
そのあまりの締まりに隊内じゃあ“万力のイチ”って呼ばれてる。


そんな俺だが、俺でさえ惚れ込めさせる程の逞しい志願者を心待ちにしている。
勿論、自衛隊の演奏会や護衛艦に航空機の体験搭乗も受付中だ！
毎週平日９〜18時頃はだいたい最寄の地本の事務所にいる。178*74*30角刈りにねじり鉢巻がユニフォームだ。


俺の鍛え抜かれた金鉱脈！掘れるもんならホッてみやがれ！！


出典：元ネタは
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