『YOU ARE THE ONE』に思う。
2011/12/18 13:55 登録: えっちな名無しさん
本当に久々にTK presents こねっとの『YOU ARE THE ONE』を聴いた。
1997年1月1日発売だから、もう15年も前の曲になる。
参加しているメンバーは、今でも声で分かる。
「あぁ安室だ、朋ちゃんだ、TRFのYUKIだ…おぉ、浜ちゃんまで…。」
あの頃、まさに小室哲哉とそのファミリーは絶頂期だった。
時は流れ、ファミリーも、ある者は芸能界から去り、ある者は残り、まさに栄枯盛衰である。
彼の曲は、当時も好き嫌いはあったろう。
今でも「好きか?」と問われれば、微妙な気もする。
しかし、小室哲哉とその音楽は、間違いなく一時代を築いた。
当時の中高生あたりは、ほとんどのシングル曲を覚えているに違いない。
そして、ブームから15年以上が過ぎた今聴いてみると、何とも懐かしいのに、未だに鮮度を保っている部分もある。
これは驚きである。
小室本人の人生も激動だった。
超売れっ子プロデューサーから転落し、詐欺の容疑で逮捕である。
まさに天国と地獄と表現するに相応しい。
様々な経験をして…恐らく平凡な人生を送る他人の何倍もの幸せと、苦しみを味わって…人生の深みを身を以て知っただろう。
倒れた妻KEIKOに寄り添う彼は、美しかった。
そして今、である。
小室哲哉の曲は、日本が元気だった頃の象徴のように感じられる。
閉塞感が漂う現在だが、あの頃は…何かもう、とにかく元気に弾けていたのだろう、日本という国も。
これからも時々、TKの曲を聴いてみようと思う。
出典:どこかの
リンク:コラム?
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