ひとりじゃなかった

191 Mr.名無しさん sage 2011/12/24(土) 13:12:06.57

姉2「今日すき焼きだっけ？」
母「そう」

姉2「あたしも食べていい？」
母「え？デートじゃなかったの？」
姉2「うん、中止になった」

母「あらー、じゃあお肉足りるかしら」
姉2「あー、足りないならいいよ。あたし外で食べるから」
姉1「何あんたもすき焼き参加すんの？」

姉2「んー、足りないみたいだしあたしはいいや」
母「お肉はスーパーから買ってくれば大丈夫だけど」
姉2「ああ、じゃああたしスーパーのお肉でいいよ」

姉1「良い肉の分が足りないから弟食べる量少し減らしてよ」
俺「ああ、俺スーパーの肉でもいいよ。肉ならなんでもいい」

姉2「いやあたしがスーパーのお肉食べるから気にしなくていいよ」
母「とにかくスーパーに行ってくるね」
姉2「あたし行ってこようか？」
母「いいよ、他にも買う物あるから」

姉2「うん」

姉2「弟、あたし安いのでいいからあんた気にしなくていいからね」
俺「いや、いいって。何気使ってんの？」

姉2「いや使ってないけどすき焼き食べたいってあんたが言ったしさ」
姉1「先に良い方食べてから足りなかったら安いのでいいじゃん」

姉2「だってあたし後から参加だし」

姉1「いいから美味しいの食べて元気出しなって。彼氏と喧嘩したんでしょ？」

姉2「････うん････」


姉2はいつも強気な癖に何かあるとすぐこうなる。
そして姉1に慰められるのがいつもの流れ。

だが一番は、それを見通してスーパーではなく、
わざわざ肉屋に行って高い肉を買ってきた母親。




出典：２
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