列車の中での出会いと別れ
2012/01/17 08:11 登録: えっちな名無しさん
俺は小学3年のごろから持病の関係で定期的に列車に乗って通院しているが、小学4年の時の通院中に列車が急に揺れたために転倒しそうになって近くにいた女子高生にぶつかってしまった。
俺が「ごめんなさい」と言いながら少し離れると女子高生は「大丈夫よ。ちょっとおいで」と言って俺を呼び、近づくと女子高生は俺を抱きしめて「たまに会うよね…またこけそうになったらいけないからこうしててあげる」と言いながら俺の頭をなでた。
急なことだったので俺は動けず、少しして俺が「ア…あの…」と言うと「少し前から気になってたんだけど…こうしてみたかったの。今だけ弟になって」と言い、俺が列車から降りる駅まで女子高生に抱きしめられた状態で行くことになった。
その後、その女子高生と俺がたまに列車内で会うようになってその度に俺は抱きしめられるようになり、いろいろ話をすると俺は亡くなった女子高生の弟に似ているらしく、俺を始めて見かけた時から気になっていたらしい。
俺と女子高生が会うようになって2年後、その女子高生から「今までありがとう…学校を卒業したら引っ越すことになったの…今日で最後だから…」と言いながら俺の頭をなでて、俺が降りる駅に到着すると泣きながら別れることになった。
出典:列車の中での出会いと別れ
リンク:会えなくなったら無性に悲しかった
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