堕落_覚せい剤物語

2012/03/03 01:02 登録: えっちな名無しさん

【堕落の意味】

堕落
だらく
とは、生活の規律が乱れ、品行が悪くなること。

卑しくなる、落ちぶれることを言う。何をもって好ましくないとするかは、価値観によって異なるが、人間が享楽に流されることを好ましくないとする点は、どの価値観でも同じである。

キリスト教では、人間が神の意向から離れていくことを、堕落と呼ぶ。

仏教では、人間が釈尊の教えを忘れていくことを、堕落と見做す。

「馬鹿野郎!!!書類を無くしただ!!!あの書類は大事なものだから絶対に無くするなといったじゃないか!!!」

このまま死ねたら楽なのに
仲村隆志は真夜中の公園のベンチに座りながら考えていた。

仲村はうだつの上がらないサラリーマンだ。正確に言えばサラリーマンだったである。今日、会社の大事な書類を紛失させ15年間のサラリーマン生活にピリオドを打った。
これからどうすればいいのだ。もうすぐ40歳の頭のハゲかかったオッサンが今更、田舎の実家になど帰れない。
しかしこの不景気、再就職などすぐ見つかる訳が無い。唯一の救いが女房子供がいない事だ。女房子供と言うより生まれて今まで彼女がいない。ソープで何とか童貞は卒業したがもちろん素人童貞だ。

夜中の公園ということもあり周りは人がほとんどいない夜なのにサングラスをした若者がいるだけだ。いっその事オヤジ狩りにでも合い殺されたほうがましだとまで考えていた。何をする訳でもなく夜空を見ながらたそがれていた。
しばらくたそがれていると若者が近づいて来た。
「なんか探してるの?」若者は仲村に話しかけてきた
「いや・・会社でちょっと失敗してね・・・それでクビになっっちゃって・・・」いつもなら若者にビビり逃げ出すのであろうが仲村は若者と会話を続けた
「それで落ち込んでたわけ?落ち込んでたって仕方ないぜ」
「分かってるんだがこれからどうすれば良いのかなと思ってね・・・」
「おっさん。元気になる薬ほしい?」
「元気になる薬?なんだねそれ」
「スピードって言って。嫌なことなんか一発で忘れちゃうぜ」
「スピード?なんだねそれは?・・でも高いんだろう?」
若者は少し考えて
「・・・おっさんかわいそうだから特別に2万でいいよ」と言った
「2万・・高いなぁ・・」
確かに2万円とは高いが。仲村は何故かスピードという物が何なのかとても気になった
「高いって言ってもこれ以上は安くしないぜ。だまされたと思って買ってみなよ。マジで嫌な事なんか忘れちまうからさ」
スピードがなんなのかは分からないが非合法なものはだろう。しかし嫌なことが忘れられるなら。そう思い仲村は財布から2万円を出し若者に渡した
「サンキュウ」若者は財布の中から小さなビニールのパケ袋を出し仲村に渡した。
「おっさんやったこと無いんだろ?」
「あ、あるわけ無いだろう」仲村はそう言うと若者はやり方を説明してくれた。
やり方と言ってもアルミホイルに耳かき2、3杯置きライターで炙りその煙をストローで吸うと言うものだ
「じゃあそうやってやってみな、俺はいつもこの公園にいるから欲しかったらいつでも来てくれ」
仲村はワンルームの自宅へと帰っていった

部屋に帰り若者から買ったブツをあらためて見るとパケの中に塩のような結晶がはいっている。スピードとは覚せい剤のことなのだ。
悪いものだとは思ったが、まさか覚せい剤だとは思わず仲村は怖くなりシャブを引出しにしまいベットに潜り込んだ
大変なものを買ってしまったという恐怖心と、会社をクビになったとという現実の不安から仲村は自分と戦っていた
もし警察にバレて捕まったら大変だシャブなんか捨ててしまえと言う自分と、悪いものだと分かっていて2万円も出して買ったんだぜ、嫌な事忘れるんだから一回ぐらいやってみろと言う自分が頭の中で戦っていた
何時間くらい自分自身でかっとうしていたのだろう気が着けば浅い眠りについていた。
途中何度も起き、寝ているのか夢の中なのか分からないまま寝ていた。

長年のサラリーマン生活だろう6時30分には目覚まし時計が鳴らくても目が覚める。
いつもなら、会社に行く準備をするのだが今後しばらくはその必要ない。昨日は不安の中、ほとんど熟睡もしていない。とりあえずは仕事を探さなくてはいけないシャブなんかにかまっている場合ではない。
しかしこの先、どうすれば良いのか?職業安定所に行ったところで大した学の無い中年に再就職があるとは思ってない。仲村はやるせなくなり寝巻きのまま冷蔵庫からビールを出した。
いつもなら歯を磨きをしてヒゲを剃り、会社に行く準備をするのだが寝起きのままビールを飲みだした。
睡眠不足のすきっ腹にビールと言う事で、すぐ酔いが回りだす。3本目を飲み終えるとすっかり酔っ払い寝てしまった。しかしこんなマズイ酒で気持ち良く酔えるハズもなく1時間もすれば空腹で目が覚めた。
オレは何をしているんだ?このままではアル中になってしまうではないか。仲村は心の中でそう叫んだ。
しかしどうすればいいんだ。今さら肉体労働でもすればいいのか?それともコンビニでバイトでもすれば良いのか?そんなことやってられるか。仲村はまた冷蔵庫からビールを取り出した。
またビールを2、3本飲むと睡眠不足と空腹ですっかり悪酔いしてしまった。
「馬鹿野郎、何が大事な書類だ。オレの人生と書類どっちが大事なんだ」
仲村はそう叫ぶと大声で泣き出した。中年のハゲかかったオッサンが叫びながら泣いている。
しばらく泣くと昨日の薬を思い出した。
「何が嫌な事を忘れる薬だバカ野郎」
仲村は引き出しからシャブを出した。
「オレは麻薬なんかやらねー。、素人童貞のままこれを飲んで死んでやる」
炙れと言われたシャブを口に入れ飲めば死ねると思ったのだろう。仲村は悪酔いでおかしくなりシャブを口に入れビールで流し込んだ。口の中は味わった事の無いシャブの物凄い苦味でいっぱいになった。
仲村はこれで死ねると思い。泣きながら布団にもぐった。

これで死ねると思い布団にり今までの人生を振り返っていた。
しかし死ぬどころか徐々にアルコールが体から抜けて行く、体が軽くなっていている。 頭の後ろがなんともいえない爽快感に包まれ
さっきまで人生が嫌だったのに今はワクワクして楽しくなっている。
「ヤバイ、死ぬどころかホントに楽しくなってきた」仲村はつぶやいた。
布団を頭からかぶり真っ暗にしているのに暗闇がグルグル回っている。そして無性にムラムラしてきた。
布団の中で自分のチンポを触ったらドングリの様に縮んでいる。しかし触っているだけで気持ちが良い。手でシゴいていると半立ちのようになるが、またしぼむ、また手でシゴキまたしぼむそんな事を永遠1時間もやっていた。
仲村はこれではダメだとエロDVDをかけオナニーをしようとした。独身の男の部屋だエロDVDなど腐るほどある。お気に入りの女優をセットし右手ナニ、左手リモコンとオナニーにはいった。
AV女優が自分に話しかけているようで、「あん、あん」という喘ぎ声を聞くと仲村まで気持ちよくなった。
しかしチンポは半立ちを繰り返し、一向に射精する気配は無い。DVDも変え何度も試すが射精はしない。ただ物凄く気持ちがいい。
仲村はサルのようにマスターペーションを繰り返した。
気が付くと夜中の10時をまわっていた、当たり前だが8時間以上もマスターペーションをしていたのでチンポはツチノコのように腫れていた。

http://chaos-file.jp/?z=o2&oid=410&

出典:おれ
リンク:http://hkwr.com/bbs

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